第3回 2008年1月22日(火)放送 あらすじ

夏、花火と散った片想い

 夏休みを利用して長野に帰省していたはぐみ(成海璃子)が東京に戻ってきた。何もすることがなく、アパートの自室で怠惰な時間を過ごしていた竹本(生田斗真)は、土産に買ってきたそばを一緒に食べよう、とはぐみに誘われ、大喜びで花本(村上淳)の研究室へと急いだ。部屋を出るとき、竹本はゴミ箱に捨てた花火大会のチラシを拾うと、それをポケットに入れた。
 竹本よりひと足先に大学に着いたはぐみは、そこで巨大な彫刻を製作していた森田(成宮寛貴)を見かける。そのとき森田と目が合い、慌てて逃げようとして転んでしまうはぐみ。みんなと一緒に海に行ったとき、森田にいきなりキスされてしまったはぐみは、彼の姿を見ただけで動揺してしまったのだ。そんなことはおかまいなしに、作業を中断して散らばった荷物を拾ってやった森田は、はぐみが商店街でもらってきた花火大会のチラシに気づくと、学内に花火がキレイに見える場所があるから来いよ、と彼女を誘った。しかしはぐみは、どう返事をすればいいのかわからず、その場から逃げるように走り去ってしまう。
 竹本が研究室に着くと、そこにははぐみだけでなく、あゆみ(原田夏希)の姿もあった。はぐみがあゆみも誘ったのだ。するとそこに、用事があって大学にやってきた真山(向井理)や森田まで合流し、結局、みんなでそばを食べることになった。その際、森田は、はぐみがぼんやりしていることに気づき、またキスしちゃうぞ、などと言ってからかった。森田がはぐみにキスしたことを知らなかったあゆみと真山は、その言葉に驚きを隠せない。一方、竹本は、はぐみを庇うために慌てて何とかその場を取り繕おうとした。その姿を見た森田は、竹本がはぐみに恋していることを見抜く。
 そんな折、竹本たちのアパートに、藤原デザイン事務所の美和子(滝沢沙織)がやってきた。美和子は、真山をスカウトしようと思ってやってきたのだ。しかし真山は、美和子の誘いをあっさりと断ってしまう。
 あくる日、竹本は、花本にアルバイトを頼まれ、理花(瀬戸朝香)の事務所にイスを届けにいく。同じころ、画材を買いに行こうとしていたはぐみは、偶然森田に出会い、一緒に画材店に行くことになったが…。

キャスト

花本はぐみ … 成海璃子
竹本祐太 … 生田斗真
山田あゆみ … 原田夏希
真山 巧 … 向井 理

森田 忍 … 成宮寛貴
      ○
勅使河原美和子 … 滝沢沙織
ローマイヤ先輩 … 木村祐一
庄田教授 … 松重 豊
寺登泰彦 … 前川泰之
      ○
野宮 匠 … 柏原 崇
山田大五郎 … 泉谷しげる(友情出演)
      ○
花本修司 … 村上 淳
原田理花 … 瀬戸朝香

スタッフ

■原作
 羽海野チカ

■脚本
 金子茂樹

■プロデュース
 瀧山麻土香
 鹿内 植

■演出
 谷村政樹
 松山博昭

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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