第8回 2003年5月28日(水)放送 あらすじ

#8 コスプレ女は見た

 鍋島(岸谷五朗)は、知り合いの女子大生・白石有香子(浅見れいな)に、教授からセクハラがあったので訴えたいとの相談を受けた。教授室で無理やり押し倒され、暴行を受けそうになったところを何とか振り切って逃げ出したという有香子(浅見れいな)は、鍋島の行きつけの店でバイトしており、知り合いである鍋島を頼って相談してきた。詩織(原沙知絵)も鍋島と共に東都女子大におけるセクハラ訴訟を担当することに。
 法律事務所では、有香子がその時の状況を話し、同席して聞いていた麗香(観月ありさ)も、絶対そんな男は許せない!と息巻く。しかし、詩織も同性として気持ちは同じだが、この手のセクハラ裁判は、訴えた側の女性にとっては辛いことが待ちうけているとかなり慎重な姿勢で、しかも相手側の黒沢(浜田晃)という教授が弁護士をたてて示談を申し出てきたこともあり、それを受けた方が本人のためになるのではとも考えはじめていた。しかもその弁護士がいうには、その日教授は別の場所におり、証人も数名いるという。つまりセクハラは有香子のでっちあげ話だというのだ。しかし、有香子は、自分は嘘などついてないし、絶対訴えることをやめないという。どちらの言い分が正しいのか?
 近く学部長選挙を控えているという黒沢が、スキャンダル発覚を恐れて手を打ってきたことも考えられる・・・そう考えた鍋島は、麗香を大学に潜入させ、黒沢の評判や有香子の交友関係を調べさせることにした。そして、その結果、麗香は、黒沢の部屋のデスクなどが妙に入り組んで配置されていること、そして有香子の親友の小森治美(水川あさみ)までが、なぜか黒沢側についているなどの不審点に気がつく。また、急きょ留学先のオーストラリアから一時帰国した恭子(宝積有香)と久し振りに会い、互いの友情を確認しあったばかりだった麗香も、治美が無二の親友である有香子を裏切るのには何か事情があったはずと思い、治美に正面からぶつかっていく。そして鍋島も、治美が何か隠しているのではないかと、もう一度会いに向かうのだった。

キャスト

観月ありさ
岸谷五朗
原沙知絵
谷原章介
 ○
大島さと子
濱田マリ
 ○
勝村政信
白川由美
ほか

スタッフ

■脚 本
  川嶋澄乃
  山浦雅大
  田辺 満
■監 督
  小椋久雄
  村上正典
■音 楽
  本間勇輔
■企 画
  石原 隆
■プロデューサー
  稲田秀樹
  矢吹 東
■制 作
  フジテレビ/共同テレビ

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