第8回 2006年5月30日(火)放送 あらすじ

私、芸人になる!

 おさむ(稲垣吾郎)と美也子(井川遥)の仲はすっかり以前のように戻っていた。そんな中、失恋と女優への夢が絶たれたことのダブルショックで実家に戻ってしまった美幸(村上知子)は、何をするわけでもなく、ただぼんやりとした毎日を過ごしていた。何も話さない美幸に、理由を聞けずに心配するさと子(高橋ひとみ)。同じ頃、東京では松本(忍成修吾)が里中(室井滋)から美幸が実家に帰ったことを聞く。松本から美幸が実家に戻った理由を聞かれて知らないと答えるも、心では責任を感じているおさむ。
 ある日、斎藤(相島一之)から呼び出された竹田(大森南朋)は、『ズバット×ズバット』に美也子をゲストとして出演させて欲しいと頼まれる。おさむと美也子の関係を知っている竹田は乗り気ではなかったが、視聴率が低迷し強気に出れず渋々ながら受け入れることに。そして、乗り気でないのは美也子も同じだった。女優であった過去は捨て脚本家として作品を見て欲しいという美也子に、ドラマの宣伝だからとプロデューサーの柏木(林泰文)に無理やり頼まれたのだ。しかし、おさむが構成を担当すると聞き、少し安心する美也子。後日、番組の企画を話し合うために一堂に会したおさむらだが、そこで柏木から美也子の過去に触れることは一切NGで、ドラマの話を中心に進めてほしいとの一方的な希望を突きつけられる。あまり強気に出れないおさむらは、それを踏まえた企画を考えることにする。
 そんな折、美幸の実家にB2(黒沢かずこ、久保田磨希)が訪ねてきた。クビを言い渡したものの美幸を心配する井之頭(佐藤二朗)が、わざわざ美幸の実家の町で行われるお祭りの司会の仕事を入れたのだ。突然、訪ねてきた2人に驚きつつも「お笑いに転向するつもりはない」とキッパリ言い切る美幸に、ここへ来たのはコンビを組むことが目的ではなく美幸の様子が気になっていたからだと話すB2。
 一方、美也子出演の『ズバット×ズバット』の企画で頭を抱えているおさむの元へ清水(加藤成亮)が出前にやってきた。話したいことがあるという清水を廊下に連れ出すおさむ。清水に美幸が帰ったのはアナタのせいではないのかと責められたおさむは、美幸のことを思い、たたずんでしまう。

キャスト

山口おさむ … 稲垣吾郎
太田美幸 … 村上知子
蛯原友美 … 蛯原友里
竹田 武 … 大森南朋
佐々木翔子 … MEGUMI
松本良二 … 忍成修吾
寺島弥生 … 滝沢沙織
清水浩太 … 加藤成亮
佐藤一恵 … 矢松亜由美
太田絵里 … 大沢あかね
      ●
藤原美也子 … 井川 遥
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太田義男 … 渡辺 哲
井之頭 宏 … 佐藤二朗
上島 聡 … 松重 豊
斎藤三郎 … 相島一之
太田さと子 … 高橋ひとみ
里中花子 … 室井 滋

スタッフ

■原作
 鈴木おさむ
 『ブスの瞳に恋してる』(マガジンハウス)

■脚本
 マギー

■演出
 本橋圭太

■プロデューサー
 重松圭一(関西テレビ)
 平部隆明(ホリプロ)

■音楽
 住友紀人

■制作
 関西テレビ

■制作協力
 ホリプロ

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