ブスの瞳に恋してる
運命の愛と顔!?
山口おさむ(稲垣吾郎)は、『ズバット×ズバット』や『むちゃデス!』など人気バラエティーを数多く手掛ける売れっ子構成作家。今日も『むちゃデス!』のプロデューサー・斎藤(相島一之)や若手構成作家・松本(忍成修吾)らと企画会議をしていた。「ブスを使ったオモシロ企画」を熱心にプレゼンする松本だが、ピンとこないおさむは手堅い占い企画を提案し、モデルで恋人の蛯原友美(蛯原友里)とのデートへ向かった。おさむの持っていた雑誌の占いには「今週、あたなの運命を変える天使が舞い降りる予感あり!」の文字が書かれていたが、そんなことは気にも留めていなかった…。
同じ頃、女優志望の太田美幸(村上知子)は「どすこいラーメン」でバイト中だった。容姿端麗とは程遠く体格のいい美幸は、いわゆるブス。母・さと子(高橋ひとみ)に似て、街を歩けばスカウトされる妹・絵里(大沢あかね)とは反対に、美幸は父・義男(渡辺哲)に似てしまったようだ。その見た目のせいか、本業である女優の仕事はあってもちょい役ばかりで、バイトとレッスンに精を出す日々。そんなある日、所属事務所「テアトル・ワールド」の社長・井之頭(佐藤二朗)からオーディションの話が舞い込んだ。張り切る美幸だが、それが『むちゃデス!』のブサイク企画と知るやいなや「笑われるのは嫌です」ときっぱり断り、ちょい役の映画を優先させると宣言したのだった。
『むちゃデス!』のオーディションを終え、疲れきったおさむの目の前に、なんと“天使”が現れた。それは映画の撮影で天使の格好をしていた美幸だった。アンバランスな見た目、なおかつ転ぶ姿を見たおさむは、美幸に「オモシロ」の素質を感じたのだ。売れっ子になってからというもの、様々なしがらみが多い世界で「オモシロ」への情熱が薄れていたおさむだが、美幸を一目見て何かが弾けたようだ。
数日後、バラエティーからドラマに転向し、いまや映画も手掛ける人気脚本家となった小田島(船越英一郎)のエッセー本出版パーティーを翌日に控えたおさむは、同伴予定だった友美に断りの電話を入れ、美幸の元へ向かった。おさむの職業を知り、いぶかしげに近づいてきた美幸に、おさむは「僕の彼女になってほしい」と告げパーティーに誘う。戸惑いながらもOKした美幸は、当日、めいっぱいのオシャレをしておさむと会場へ行くが…。
同じ頃、女優志望の太田美幸(村上知子)は「どすこいラーメン」でバイト中だった。容姿端麗とは程遠く体格のいい美幸は、いわゆるブス。母・さと子(高橋ひとみ)に似て、街を歩けばスカウトされる妹・絵里(大沢あかね)とは反対に、美幸は父・義男(渡辺哲)に似てしまったようだ。その見た目のせいか、本業である女優の仕事はあってもちょい役ばかりで、バイトとレッスンに精を出す日々。そんなある日、所属事務所「テアトル・ワールド」の社長・井之頭(佐藤二朗)からオーディションの話が舞い込んだ。張り切る美幸だが、それが『むちゃデス!』のブサイク企画と知るやいなや「笑われるのは嫌です」ときっぱり断り、ちょい役の映画を優先させると宣言したのだった。
『むちゃデス!』のオーディションを終え、疲れきったおさむの目の前に、なんと“天使”が現れた。それは映画の撮影で天使の格好をしていた美幸だった。アンバランスな見た目、なおかつ転ぶ姿を見たおさむは、美幸に「オモシロ」の素質を感じたのだ。売れっ子になってからというもの、様々なしがらみが多い世界で「オモシロ」への情熱が薄れていたおさむだが、美幸を一目見て何かが弾けたようだ。
数日後、バラエティーからドラマに転向し、いまや映画も手掛ける人気脚本家となった小田島(船越英一郎)のエッセー本出版パーティーを翌日に控えたおさむは、同伴予定だった友美に断りの電話を入れ、美幸の元へ向かった。おさむの職業を知り、いぶかしげに近づいてきた美幸に、おさむは「僕の彼女になってほしい」と告げパーティーに誘う。戸惑いながらもOKした美幸は、当日、めいっぱいのオシャレをしておさむと会場へ行くが…。