第7回 2006年5月23日(火)放送 あらすじ

愛と夢を失う日

 おさむ(稲垣吾郎)と美也子(井川遥)が抱き合う姿を目撃した美幸(村上知子)は、おさむに声をかけることなくその場を去った。サマーニット作りを手伝ってくれた翔子(MEGUMI)や弥生(滝沢沙織)にプレゼントを渡せなかったことが言えず、うまくいったとウソをつき1人落ち込む美幸。後日、井之頭(佐藤二朗)に呼び出された美幸は、先々真っ白なスケジュール表を見せられ、引退を勧められた。事実上のクビだ。25歳を過ぎても芽が出ない人には引退を勧めるのが事務所の方針だと告げる井之頭に、美幸はただ素直にうなずくことしかできず、事務所を後にした。
 一方、7年前の誤解の解けたおさむと美也子は順調で、脚本家としてドラマを書き始めた美也子がおさむに相談を持ち掛けるなど、着実に距離が縮まっていく2人。そんなある日、「どすこいラーメン」に美也子がやってきた。美也子がおさむと抱き合っていた相手だとすぐにわかった美幸は激しく動揺するが、事情を知らない里中(室井滋)は美幸の様子に首をひねるばかり。
 そんな中、プロデューサー会議で斎藤(相島一之)や上島(松重豊)から『ズバット×ズバット』の不調続きを指摘された竹田(大森南朋)は、焦りとイライラからついADらに言葉を荒げてしまう。怒られて落ち込むADを「どすこいラーメン」に連れてきて励ます松本(忍成修吾)に「そんなことで落ち込んでたら、私なんてどん底だよ」と笑いながら話し、さらにプレゼントのことを聞かれても「渡さなかった」と明るく話す美幸。その空元気を心配する清水(加藤成亮)だか、里中から本人から話すまでは放っておくのがいいと言われてしまう。同じく、翔子と弥生も何も言わない美幸に心配を募らせていた。
 美幸の状況や、会えないまま返信の来ないメールを送り寂しい思いをしている友美(蛯原友里)の気持ちにまったく気付かないおさむ。仕事の相談ではあるものの美也子とメールを交換したり、深夜のファミレスで一緒に仕事をするなど、すっかり以前のような関係に戻りつつあった。そんな2人の関係に気付いた竹田は、おさむに、美幸に2人のことを告げるべきだと助言。心のどこかで美幸のことを気にしていたおさむは、うなずき「どすこいラーメン」へ向かった。話したいことがあると、おさむは美幸を外に連れ出した。

キャスト

山口おさむ … 稲垣吾郎
太田美幸 … 村上知子
蛯原友美 … 蛯原友里
竹田 武 … 大森南朋
佐々木翔子 … MEGUMI
松本良二 … 忍成修吾
寺島弥生 … 滝沢沙織
清水浩太 … 加藤成亮
佐藤一恵 … 矢松亜由美
太田絵里 … 大沢あかね
      ●
藤原美也子 … 井川 遥
      ●
太田義男 … 渡辺 哲
井之頭 宏 … 佐藤二朗
上島 聡 … 松重 豊
斎藤三郎 … 相島一之
太田さと子 … 高橋ひとみ
里中花子 … 室井 滋

スタッフ

■原作
 鈴木おさむ
 『ブスの瞳に恋してる』(マガジンハウス)

■脚本
 マギー

■演出
 阿部雄一

■プロデューサー
 重松圭一(関西テレビ)
 平部隆明(ホリプロ)

■音楽
 住友紀人

■制作
 関西テレビ

■制作協力
 ホリプロ

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