紅の紋章
隠し続ける真実
沢村が純子の店に来る。孝行の父親は道也ではないかと疑う沢村は、玲子と道也が恋人同士だったかどうか、純子に尋ねる。道也と愛し合っていたのは自分だ、と答える純子。「必ず孝行をこの手に取り戻すからな」と威嚇するように言って、沢村は出て行く。沢村は道也に、純子とは今でも愛し合っているのか、と聞く。道也は自分と純子が異母兄妹であることを告げ、純子もそれを知っていることを語る。翌日、道也が孝行に会いにくる。道也の顔を見るなり、嬉しそうに道也に飛びついていく孝行。道也は純子に、自分と純子、そして孝行、3人一緒に暮らさないか、ときりだす。