紅の紋章
伝えられた真実
純子が作り続けている天使の像を綾子が壊し、像を作ることに何の意味があるのか、と冷ややかな目を向ける。純子は天使の像にこめられた生徒への思いを告白。心を動かされた綾子は、翌日から京子と一緒に純子の授業に出る。純子は、精太郎が回復するまで、学校を休んで看病したい、と精太郎に申し出る。精太郎は断り、見舞いも必要なときだけでいい、と突き放す。精太郎に離婚の意思がないのを知った邦代は、純子に辻家の嫁としての役目を果たしてもらおうと、パーティーや年末の挨拶回りなど、次つぎと用事を言いつける。純子は過労から肺炎を起こしてダウン。精太郎の隣の病室に入院する。