紅の紋章
愛ゆえの離婚
精太郎から離婚をきりだされた純子は、自分は一生精太郎と添い遂げたい、と言って、きっぱりと拒絶する。が、精太郎は、男のプライドの問題だ、と言って、見舞いにも来ないよう純子に言い渡す。
綾子は純子のせいで道也との縁談が壊れるのを心配する。邦代は道也の気持ちを確かめにいくが、道也は、今は精太郎の病気を治すことに精一杯で、他のことを考える余裕はないと。離婚問題で落ちこむ純子を不憫に思った玲子が、精太郎に抗議にいく。すると、精太郎は自分の本音をぽつりともらす。離れに閉じこもり、純子が一心不乱に作った天使の像が何者かに潰される。
綾子は純子のせいで道也との縁談が壊れるのを心配する。邦代は道也の気持ちを確かめにいくが、道也は、今は精太郎の病気を治すことに精一杯で、他のことを考える余裕はないと。離婚問題で落ちこむ純子を不憫に思った玲子が、精太郎に抗議にいく。すると、精太郎は自分の本音をぽつりともらす。離れに閉じこもり、純子が一心不乱に作った天使の像が何者かに潰される。