出社してきたナイト（速水もこみち）と梨衣子（相武紗季）は、一緒に歩く創志（水嶋ヒロ）と夏美（酒井彩名）と遭遇。無理して明るく振る舞った梨衣子だが、給湯室で美加（上野なつひ）から無視をされ、夏美の作ったスイーツ試食で力を見せつけられ、さらに夏美のスイーツ開発に創志が協力することが決まり気持ちは落ち込む一方だ。その頃、クロノスヘヴン社では、岳（佐々木蔵之介）とは別チームが作った、より高性能になった恋人型ロボット02・トシキ（阿部力）が完成していた。白鷺（篠井英介）は梨衣子の元へトシキを送り込み、ナイトと性能を比較するという。劣っていると判断された方が処分となると聞き焦る岳。
　動き出したトシキは自分がロボットであることを隠し、偶然を装い梨衣子に近づくことに成功。ASAMOTOの清掃員になったトシキは、ナイトと梨衣子の様子を観察すると同時に周りの女性たちをとりこにしていく。そんな中、梨衣子はふじ子（真矢みき）からナイトがロボットだと知っていると告げられ慌てて口止めをする。ますます悩みは尽きない梨衣子に、さりげない優しさと気遣いをみせるトシキのブレスレットはほのかにピンク色を示していた。そして、創志はキャバクラ嬢からの電話に「もう店には行かない」と告げていた。
　ある日、思いを断ち切るように部屋にある製菓道具をダンボールに積めこむ梨衣子。そこへやってきたトシキは、お菓子作りをやめようかと話す梨衣子の言葉を受けダンボールを部屋の隅に押しやってしまう。翌日、部屋のダンボールを見たナイトはパティシエになる夢を諦めないように説得するが、梨衣子の気持ちを変えられない。2人の会話を偶然聞いてしまった創志は何か考え込みはじめ…。ナイトは資料室にいた美加に、梨衣子を説得して欲しいとお願いするが冷たく断られてしまった。その時、美加が立ち去ると同時にやってきたトシキが、ナイトを資料室に閉じ込め鍵をかけてしまう。ドアを破ろうにも服務規程違反の警告が出てただ叩くしかできないナイトにトシキは「オレの方が梨衣子を幸せにできる」と言い残して去っていく。梨衣子の元へやってきたトシキは星を見に行こうと、腕を取って半ば強引に連れ出し…。