第10回 2010年1月18日(月)放送 あらすじ

歪んだ絆

 別居中でホテルにいるドンのところにベティから電話がかかる。父親のジーンが脳卒中で倒れたというのだ。仮面夫婦を演じ、ベティと共に実家に駆けつけるドン。実家では、グロリアがふたりを迎え入れ、ウィリアム夫婦も現れる。
 ジーンは、一見普通の立ち居振る舞いを見せるが、すぐに認知症の顕著な症状を発現、ベティを悲しませる。しかも、グロリアやウィリアムの妻ジュディが、亡き母の思い出を冒涜しているとの憤りも加わり、ベティ自身の精神状態も不安定さを増す。その夜、ベティは自ら求めてドンと衝動的な交わりを持つ。
 家族問題と云えば、ピートの家も負けてはいない。子供にこだわるトゥルーディは、今度は養子縁組を思いつき、ピートを困惑させる。その話が兄のバドから母のドロシーに伝わり、母から嫌みを言われて日頃からの憎悪が高まったピートは、実家の経済状態がどん底だという事実を、彼女に告げるのだった。
 我が家に一旦戻ったドンは、再びベティから家を出て行くよう責められ、渋々と会社へ。
 会社では、ハリーの子供誕生を祝うサプライズ・パーティーが行われていた。そこに現れたドンは、ピートとポールが出掛けるはずだった翌日からのロサンゼルス出張に自ら赴くと宣言、割を食ったポールは、やむなく黒人のガールフレンド、シーラと共に、公民権運動支援グループのバスに乗って南部へと向かう羽目となる。
 自宅で孤独を噛みしめていたベティは、彼女に思いを寄せ家出した少年グレンの来訪を驚きつつも歓待するが、結局母親のヘレンに電話して彼を引き渡す。ベティが憎いと云って去るグレン。後刻、話し合いのため再来訪したヘレンに、ドンとの別居を打ち明けるベティだった。

キャスト

ジョン・ハム
エリザベス・モス
ジャニュアリー・ジョーンズ
クリスティーナ・ヘンドリックス
ジョン・スラッテリー

ほか

スタッフ

【製作総指揮】
マシュー・ワイナー

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