第26回地球環境大賞 ~今年の大賞は富士通株式会社~
[2017年6月22日更新分]
「産業の発展と地球環境との共生」を基本理念に、1992年に創設された「地球環境大賞」(フジサンケイグループ主催)は今年で26年目となります。地球環境の保全活動などに熱心に取り組む企業や自治体・学校など、これまでに259の会社・団体が受賞しています。
4月10日、第26回地球環境大賞の授賞式が、秋篠宮ご夫妻をお迎えして東京・元赤坂の明治記念館で行われました。
主催者として挨拶に立ったフジサンケイグループの日枝久代表は、「社会の持続的な発展のために、経済界・産業界が果たすべき環境問題解決の役割は、一段と重要になっており、私たちの叡智を結集していくことが求められています」と述べ、「フジサンケイグループは、この地球環境大賞顕彰制度を通じて、あらゆる分野で環境と経済、環境と社会の調和による豊かで活力あふれる国づくりに邁進していく」ことを表明しました。
今年の受賞者は以下の通りです。詳しくはこちらをご参照ください。
受賞者の声:大賞に輝いた富士通株式会社・田中達也社長
今回高く評価いただいたACアダプターは、革新的な省エネ材料として期待される窒化ガリウム(GaN)を活用し、当社のICT基盤技術により小型化と高効率化を実現したものです。現在、スマートフォンなどの電子機器は世界中で増加の一途をたどっていますが、その充電時間の短縮と消費電力の大幅な削減を可能にします。この栄誉ある大賞受賞を励みとして、基盤技術の開発と環境経営の推進に一層注力し、社会の持続可能な発展に貢献してまいります。