フジテレビは、企業活動を通じた社会への貢献を常に意識し、メディア企業としての特質を生かして様々な分野での社会貢献活動を推進しています。
(1) CSR推進会議プロジェクトの活動
フジテレビの社内横断的組織「CSR推進会議プロジェクトチーム」のメンバーは、現在、46名。うちCSR推進室兼務者33名。毎月1回、CSR推進会議実行委員長の参加するプロジェクト活動報告会議を開催しているほか、分科会を作って定期的な企画会議を行っています。その分科会メンバーたちの発案で、2010年度も新しい社会貢献企画が生まれました。
<社会貢献プロジェクトチームの活動>
東京マラソンのチャリティランの支援先に選ばれたことを受けて、その事務局員と医療ボランティアのみなさんが「そらぷちランナー」として参加。難病の子どもたちやその家族約30名が沿道で熱い声援をおくり、番組の中でも彼らの頑張る姿を放送。そらぷちランナーだけでなく多くの市民ランナーたちにも元気を与え、難病の子どもたちにとってもよい思い出となった。
現・日本映画大学学長でもある映画評論家・佐藤忠男氏の発案で2009年に開催され、今回2回目の開催となった。参加校は昨年より1校増えて在京7校。
<参加校>
多摩美術大学、東京工芸大学、日本大学、武蔵野美術大学、早稲田大学、立教大学、日本映画学校
<実施日>
2010年7月25日(日)マルチシアター
7月25日(日)10~18時「フジテレビマルチシアター」において、未来を担う学生たちに「作品発表の場」を提供し、第一線で活躍する映画製作者たちとの交流の場を設け、人材育成を通じて日本の映像産業の発展に貢献することが目的のイベント。2回目となる今回は、7校の作品を上映。ゲストに映画事業局のプロデューサー陣他、本広監督や羽住監督をはじめ「シュアリー・サムデイ」を初監督した小栗旬さんも登壇。各作品に対して意見交換を行い、今後の映画界を盛り上げるという意味でも非常に貴重なイベントとなった。
色弱や加齢などで、色の見え方が異なる人が300万人以上いる。すべての人にとって見やすい色とはどんな色なのかを体験しながら学ぶ勉強会を開催。放送されたCGやテロップを例に講師が改善点や工夫すべきポイントを解説。番組だけでなくイベントや広報書類など多方面に応用が可能。この勉強会には、社内参加者の他にFMH、フジサンケイグループ各社からも参加があった。
2006年~2009年12月まで配信されていた「フジポッド文庫」のコンテンツであるアナウンサーの朗読CDを社会貢献として役立てる企画。CSRのホームページにおいて随時申し込みを受付、日本の名作文学のCDを盲人図書館、盲学校、老人福祉施設、小学校、児童館などの団体に寄贈。
にゃんこ・ザ・ムービー無料上映会&朗読会
上映会と絵本朗読を大田区・宇都宮市・鳥取県米子市・佐賀県多久市で開催。
『日本点字図書館』にて、CSR推進室のアナウンサーたちが蔵書朗読録音ボランティア活動を行った。
2012年、北海道滝川市に専用の施設がオープンする『そらぷちキッズキャンプ』(公益財団法人)主催の「ウィンター・プレ・キャンプ2011」で、フジテレビアナウンサーの朗読会を行った。
フジテレビの社会貢献活動の一環として、昨年に続き3回目の朗読会開催となった。
日本の子どもたちのシューズ(運動靴)回収を通じて、アフリカへの社会貢献と、ウォーキング・イベントを通じた環境貢献を展開している「スマイルアフリカプロジェクト2010」の趣旨に賛同して、情報番組『めざましテレビ』での参加呼びかけのほか、無料シューズ回収を開催。
<開催>
10月13日(水)~15日(金)フジテレビ社屋正面に、特別無料シューズ回収のためのステージトラック(コンテナ付)を設置。集まったシューズは876足、寄付金額は27,931円。
<食育活動>
FCG総合研究所をはじめとするフジ・メディア・ホールディングス各社が協働で行う「食育プロジェクト」。
子どもたちに食と運動、排泄"いいうんち"を出すことの大切さを教えることを目的とした"いいうんち"のキャラクター、『どっこくん』。2010年度は、リビング新聞の「あんふぁん」と協力し、私立幼稚園への出張授業やその他の幼稚園、保育園での出前授業、ママトコでのイベント活動を展開しました。3月には『ハロー!どっこくん。』のホームページが完成。
<出前授業実施園>
楽曲無料配信
2009年に「食育プロジェクトチーム」の活動として制作された、オリジナルソング『ハロー!どっこくん。』
<作詞・作曲:鈴木文太郎氏(広告宣伝部)、歌唱:石本沙織アナウンサー(エコアナ)・CSR推進プロジェクトメンバー>の着うた・着うたフルを携帯音楽配信サイト『フジテレビ♪フジメロ』にて
食育キャンペーンでの「良いウンチを出すための歌」の作詞・作曲と、2010年9月3日より無料配信継続中。DVD化(非売品)。
<エコアナの社会貢献活動>
フジテレビのCSR活動を支えるために結成されて4年、26人となったアナウンサー集団『エコアナ』は、2010年度も社会貢献活動を積極的に展開しました。
(2)チャリティ活動
FNSチャリティキャンペーン:第37回支援プロジェクト『ハイチ共和国』
海外における恵まれない子どもたちの支援を目的に、フジテレビをはじめとするFNS28局とユニセフとの共同チャリティプロジェクトを36年間にわたって実施しています。
2010年度は、中央アメリカ『ハイチ共和国』の子どもたちを貧困と災害被害から救おうという募金活動でした。
【1】年間支援キャンペーン
中央アメリカ『ハイチ共和国』の子どもたちの心の傷をいやすための支援。
【2】「ハイチ大地震」を取材
中野美奈子アナウンサーが現地を取材。
【3】募金箱の設置
フジテレビ局内各所及びアクアシティお台場、デックス東京ビーチや東京駅の複数店舗等100箇所以上に設置。
【4】ダイヤルQ2
ダイヤルQ2による募金。(1通話315円が寄付)
【5】ポスターやVTRの無料貸出し
年度支援国ポスターを制作し、学校等からの希望があった場合は、現地の模様を撮影したVTRを無料で貸出し、募金活動を啓発した。
【6】チャリティダンスパーティ
FNSチャリティキャンペーン主催のチャリティダンスパーティを企画し入場料の一部を寄付。
【7】朗読会
マルチシアターにてフジテレビアナウンサーのチャリティ朗読会を開催。
【8】グローバルフェスタ
日比谷公園で行なわれるグローバルフェスJAPAN2010へブース出展。
【9】イベントとの連携
パパイヤ鈴木氏のイベントの後援と同時に、募金への啓発も行った。
事業収益の寄付
国連対地球温暖化対策活動への寄付
「LOVE THE EARTH PROJECT21」キャンペーン実施による啓発活動およびキャンペーン参加企業からフジテレビへの収益の一部を寄付。
(3)企業活動の一環として行っている社会貢献
芸術・文化・スポーツ・技術活動における支援
フジサンケイグループと協力してわが国の芸術・文化活動の普及等に寄与するため、「彫刻の森美術館」「美ヶ原高原美術館」「上野の森美術館」の運営をはじめ様々な支援を行っている。
また、国際的な若手音楽家の育成に協力するロン・ティボー国際コンクールを主催する「ジャック・ティボー財団」をはじめ、「財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団」「2018/2022年FIFAワールドカップTM日本招致委員会」「日本経団連自然保護協議会」「財団法人日本ユニセフ協会」など様々な分野への活動支援のための寄付を行っている。
【1】高松宮殿下記念世界文化賞
世界文化賞の趣旨に賛同し、賞の創設以来協力をしている。
高松宮殿下記念世界文化賞は、財団法人日本美術協会(総裁常陸宮殿下)が前総裁高松宮殿下の「世界の文化芸術の普及向上に広く寄与したい」というご遺志を継ぎ、協会設立100年を記念して1988年に創設されました。
国際理解の礎となる文化芸術の発展に貢献した芸術家に感謝と敬意を捧げ、その業績を称えるもので世界の芸術家を対象に、1989年以来毎年、絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門、5人に感謝状、メダル、賞金を贈っています。また、次代を担う若手芸術家の育成を目的に1997年「若手芸術家奨励制度」が創設された。
【2】国際文化交換協会
同協会の趣旨に賛同し、理事を派遣して活動への支援を行っている。
国際文化交換協会は、日本と諸外国との間の交流と協力を図り、友好関係と相互理解の増進を目的として1957年に設立されました。
これまで大相撲のニューヨーク、パリ公演の主催をはじめ、ロン・ティボー国際音楽コンクール、日中学生会議の後援や、仏・コルトー音楽学校への奨学金助成2005年日本国際博覧会(愛知万博)への協賛など多様な活動を続けています。
また、ウェズリー女子大学インターンシップ支援などを中心にした寄付の橋渡しや協力関係を樹立している。
【3】フジサンケイグループ広告大賞
「フジサンケイグループ広告大賞」は、日本の広告の向上と広告界の発展に寄与する事を願い、1971年に創設されました。
フジテレビでは、フジサンケイグループと協力して賞の運営を行っている。
スポーツ事業
【1】春の高校バレー(第63回全日本バレーボール高等学校選手権大会)
41年にわたって、「春の高校バレー・全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」を日本バレーボール協会、全国高等学校体育連盟と共に主催し、全試合をテレビ中継・制作しながら全国に向けて放送を行ってきた。
これまで、国内におけるバレーボールの普及発展に大きな影響を与えると共に、全国の高校生バレーボーラー及び関係者に大きな夢と感動の場を提供してきた。また、バレーボールを通じ全国の青少年に対し健康増進と情操教育に大きく寄与してきた。
2010年度は、この「春高バレー」の開催を1月に移し「全国高等学校バレーボール選手権大会」としてグレードアップ。この結果、高校生バレーボーラーの夢を更に大きく育てることができた。
【2】春高バレーコーチングキャラバン
「春高バレー」への出場をめざして頑張っている高校生バレーボーラー達を応援するため、2001年からスタートしたプロジェクト。
FNS系列各局+山梨放送の29局の地域から学校を選出、元全日本のバレーボール選手たちを臨時コーチとして派遣し、約半年間のコーチングを実施している。そして、その模様を各局が取材しながらドキュメンタリー番組として放送するというもの。バレーボールの人気活性化を図る目的で始めたこのプロジェクトは、高校バレーの強化・普及の「広報PR活動」として、日本バレーボール協会や全国高校体育連盟からも高く評価されている。
【3】日本サッカー協会「こころのプロジェクト」支援
サッカー日本代表選手や現役のJリーガー、なでしこリーグの選手たちが、「夢先生」として学校の授業を受け持ち、夢や目標を持つことの素晴らしさやそれに向かって努力することの大切さと、フェアプレーや助け合いの精神などを子どもたちと語り合い、触れ合いながら伝えているJFA「こころのプロジェクト」の活動を支援している。
サンケイスポーツ・産経新聞と共に、40年以上にわたってリトルリーグ委員会を支援。同委員会は、
(1) 野球という種目を通じて男女問わず子どもたちのスポーツ環境を整備する。
(2) スポーツを通じ子どもたちの健全なコミュニティ作りを支援する。
(3) 海外チームとの試合を通じて国際的友好の輪をひろげる。
という理念の下に運営されている。
2010年は全日本選手権の日本代表チーム「江戸川南リーグ」が、毎年8月にアメリカで開催されるリトルリーグ野球ワールドシリーズで、栄えある世界一に輝いた。微力ながら継続してきた私たちのCSR活動が今回、久々の「日本代表の世界一」という吉報をもたらし、ますますプロジェクトの重要性を実感した。
【5】すぽると!ジョージア魂ブース
夏休みイベント「お台場合衆国」では、「すぽると!ジョージア魂ブース」を開催。来場した子どもが楽しめる野球にちなんだ体験型アトラクションを展開した。また、柔道やバレーボールの大会記者発表を開き、子どもたちが憧れのアスリートたちに会えるチャンスを提供した。
【6】スワローズキッズアカデミー
毎週日曜日(早朝)「スワローズキッズアカデミー」を放送し、野球界やプロ野球選手に憧れる少年たちをサポートしている。番組内では、スワローズの選手たちが講師となって野球技術のワンポイントレッスンを務めたり、トレーニング方法や食生活も指導している。
【7】CSプロ野球2011
「CSプロ野球ニュース2011」では、フジテレビ野球解説者の谷沢健一氏、平松政次氏、大矢明彦氏が全国の少年たちへ野球の指導を通じスポーツの素晴らしさを伝える特番を全3回にわたり放送。参加した多くの子どもたちに夢を与えた。
【8】リトルシニア東北連盟・リトルリーグ東北連盟への野球道具支援
「CSプロ野球ニュース2011」では、東日本大震災の被災地域となっている少年野球チームの子どもたちに野球道具を送る支援を行っている。
【9】スポーツサイエンステクノロジー
スポーツの魅力と健康なからだづくりを科学的に提言していくイベント「スポーツサイエンステクノロジー」を12月に開催。スポーツ界から集まったゲストたちのトーク・シンポジウムを通じて、競技力、指導力の向上、青少年の健全な肉体と精神の育成やスポーツを通した豊かな未来社会に向け、よりいっそうの発展を目指した。
【10】JR東日本との地域活性の取組
千葉県・館山にビーチバレー公式戦「ペボニアビーチバレーファミリーオ館山カップ」を誘致し、スポーツを通した地域活性化に貢献した。
イベント事業
【1】第19回奉納靖国神社夜桜能
東京最古の木造能楽堂で、重要無形文化財保持者が集う日本の古典芸能の最高峰のイベントの開催を継続支援。
【2】ウォーキング・ウィズ・ダイナソーライブ アリーナツアーインジャパン
イギリスBBC制作。世界の有名デザイナーや科学者が制作した実物大の恐竜が最新アニマトロニクスによりアリーナの中を動き回る体感科学エンターテインメントショー。生物の進化とその多様性をはじめとする科学的啓発に貢献。
【3】お台場合衆国2010
番組コンテンツを中心とした来場者参加型テーマパークとしてお台場地区の活性化に貢献。
【4】シャガール-ロシア・アヴァンギャルドとの出会い~交錯する夢と前衛~ supported by日本生命
パリのポンピドー・センターからシャガールの作品約70点を展観。シャガールの人生を追うと共に、同時代に活躍したロシア前衛芸術の巨匠たちの作品約40点と対比して紹介。文化芸術を通じての国際交流に貢献。
【5】エトワール・ガラ2010
パリ・オペラ座のエトワール達を中心としたバレエダンサーによるガラ公演。
実力、人気をともに誇る若手ダンサー達により、クラシック、モダン、コンテンポラリーと多岐にわたる演目を上演し、文化芸術を通じての国際交流に貢献。
【6】夏休みファミリーフェスティバル「大鉄道博2010」 supported by プラレール
昨年予想動員を上回る20万人弱の動員を達成した「大鉄道博」が装いも新たに再び登場。見て、触って、体験しつつ、日本の鉄道の歴史も学習出来る。親しみやすい教育の場を提供。
【7】錦秋特別公演中村勘太郎・七之助公演
中村勘太郎・七之助兄弟による歌舞伎公演。日本の伝統文芸の普及と継承を支援。
【8】ENEX2010「第34回地球環境とエネルギーの調和展」
省エネルギー・新エネルギーを通じて未来のビジネス・ライフスタイルを創造する展示会。
【9】戦場カメラマン渡部陽一&紙の魔術師太田隆司展 ~写真とペーパークラフトが織りなす
「絆の情景」~ supported by NISSAN
写真とペーパークラフトという異なる表現を用いる二人の表現者による「人と人とのつながり、人を思い、命を大切にするこころ」をテーマとする展覧会。
そのテーマを「絆」ととらえ現代社会にもとめられている大切なメッセージとして構成した。
【10】ダイハツ KOOZA(クーザ)東京公演
2011年2月2日(水)~7月18日(月)東京他全国5箇所にて公演。
(東日本大震災に伴い一部公演中止あり)
「クーザ」は、ハートビル法に準じたバリアフリー措置(階段・手すり・スロープなど)を講ずるとともに、車イス席、介護席、授乳室、身体障害者用トイレ(2箇所)の設置を行い、ハンディキャップを持つ人にも安心して楽しめる会場作りをしている。
また、会場内のゴミ分別の徹底を図るほか、急病等に迅速に対応するため「AED」「簡易担架(10か所)」の設置を行っている。さらに、地震の発生に備え地震緊急通報装置を設置するなど会場の安全確保に努めている。その他にも、チャイルドシートの無料貸し出しも行っている。
会場内サインにカラーユニバーサルデザインを導入した。
【11】オーケストラコンサート クリーヴランド管弦楽団来日公演
アメリカの5大オーケストラの一つで、世界各地でのツアーやコミュニティ活動によってその至高の芸術性を知られる「クリーヴランド管弦楽団」と注目の指揮者フランツ・ウェルザー=メスト氏の来日公演。
2010年11月に来日した「クリーヴランド管弦楽団」の公演に際し、特別協賛社のTDKと共に、音楽を学ぶ学生を招待した「公開リハーサル」を開催。
また、楽団の主席奏者を含む金管奏者4名を市川市第五中学校に派遣し、ブラスバンド部の指導を行なう「アウトリーチ」を実施。音楽を学ぶ中、高、大学生に対する社会貢献を行なった。
【12】第2回パナソニックキッズスクールCUP ロープジャンプ小学生大なわとびNo.1決定戦
子どもたちの健やかな発育及び体力向上に貢献するべく「大なわとび」という競技を学校で出来る遊びの一つとして、より広く普及させることを目的としたイベント。
2010年1月開催に続く2回目の実施。
「こどもがかがやけば、未来がかがやく」というパナソニックキッズスクールのCSR活動を主催、運営。
9月より全国から参加チームを募集し、北海道、東北、関東・甲信越、東海・北陸、近畿、四国、中国、九州、沖縄の全国9地区での予選大会を1~2月に実施した。
3月21日には全国大会を東京で開催し、4月2日にこどもたちのかがやく姿を全国放送する予定だったが、東日本大震災の影響により全国大会と放送は中止となった。
かわりに、全国大会への出場権を獲得し練習を重ねていた各チームの記録を残すため、各地を訪問して記録会を実施。
東北代表チームだった「塩竃第一小学校」も被災してしまい、無事が確認されたものの記録会の実施は困難だったため、卒業式で練習の成果を表彰することになった。
【13】東芝グランドコンサート2011 チョン・ミョンフン指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
東欧の情景を色彩豊かに奏でるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団、そして指揮者には、情熱的な演奏で圧倒的な人気を誇る巨匠チョン・ミョンフンを招いた公演。
【14】「めざましスーパーLIVE in沖縄」における協賛活動を通じた沖縄県の地域活性化
沖縄県からの地域活性化の依頼を受けて「めざましテレビ」が企画した『めざましスーパーLIVE in沖縄』において、協賛企業を募りイベントの実施と運営に貢献した。当日は、HISの企画で沖縄県外主要都市からの観光客誘致に成功。2日間の開催で延べ3万人を動員した。
【15】第46回国際公募亜細亜現代美術
アジアを中心に世界各国との美術交流、文化向上に寄与する国際公募展を後援した。
【16】平成22年度第64回「児童福祉週間
こどもの日から1週間を「児童福祉週間」と定め、国民各層に幅広く児童福祉の理念について普及、啓発を図った。
クリエーターズスクール
未来のドラマクリエーターの育成を目指した講義・実習を行った。
シナリオワークショップ
次代を担う新たなシナリオライターの発掘と育成を目指し体系的な授業を展開。
VIPO(映像産業振興機構)
若手映像作家育成プロジェクトの指導、育成のため、NPO法人VIPOに協力。
HPマガジン「少年タケシ」ワークショップコレクションに参加
NPO法人CANVASが主催する「こどものためのワークショップコレクション」にホームページコンテンツ「少年タケシ」が参加。子どもたちに、マンガ制作などを手ほどき。子どもの投票によるベストワークショップのアワードを受賞。
フジテレビ☆プラネッツ(ゲームサイト)で植樹ができるゲームを開発・運営
フジテレビHP内のゲームサイト「フジテレビ★プラネッツ」で展開した「ネットでマングローブ」は、㈱ベネッセコーポレーションとのタイアップ企画にて実施された環境CSR系コンテンツ。
オンライン上で仮想のマングローブを育て、一定のレベルに達すると実際に沖縄に本物のマングローブが植林されるしくみ。
裁判員休暇制度の実施
裁判員として従事する期間中、有給休暇を取得できるものとし、裁判員制度への参加を促した。
新入社員への教育
新入社員教育の一環としてごみ処理施設を見学させ、環境保全に対する意識の涵養を図った。
「フジテレビのお仕事」
学術・技術研究分野における社会貢献活動
【1】スタジオ・中継技術一般
高いクオリティのコンテンツ制作を実現するための機器を開発・改良し、放送文化の発展に貢献。
【2】ARIB参加
ARIB(電波産業会)の委員会、作業班に参加することで、放送業界の基準、規約作りに貢献。
【3】テレビ放送における音声信号レベル運用基準
民間放送連盟にはたらきかけ、テレビジョン放送における音声レベル運用基準を計画。
【4】アナログ終了に向けて
LB(レターボックス化)対応、常時告知スーパー対応、ムービングロゴスーパー、カウントダウン告知スーパー、アナログ放送終了ソフトテスト。
【5】緊急地震速報の高速化
デジタル放送での緊急地震速報の遅延を減らすための機器追加及び送出系信頼性の向上。
【6】CM字幕対応
CM字幕送出対応に関してトライアル開始。
【7】新回線センター設備の構築
ファイルと映像信号を同時に扱う最新技術に挑戦する事により、最新鋭の回線設備を構築し、効率化、省スペース、省資源化を実現。
また、放送・通信業界に、このコンセプトの普及を図り、伝送技術の進歩に貢献。
【8】旧回線センター撤去
旧回線センター撤去に伴い不要機材を廃棄とせず、リサイクルによる資源有効化を図った。
【9】番組制作機器・放送機器の開発
より高いクオリティのコンテンツ制作と上質で安定した放送を実現する機器を開発し、放送文化の発展に貢献。
【10】無線技術の研究開発
120GHzミリ波無線の共同研究に参加し、電波資源の有効利用に貢献。
【11】新しい電波利用技術の開発
総務省委託研究でヘリコプターからの衛星通信技術の開発研究を行っている組織に評議員として参加し開発方向や技術評価について貢献。
【12】放送技術標準化活動への参加
電波産業会(ARIB)、デジタル放送推進協会(Dpa)、日本ITU協会、AES日本支部賛助会、日本民間放送連盟、IPTVフォーラムなど国内外の機関に参加し、放送技術の標準化活動を実施。
【13】デジタル放送の普及・促進
全国地上デジタル放送推進協議会、デジタル放送推進協会(Dpa)に参加し、デジタル放送の普及・促進を推進。
【14】マルチメディア放送
日本におけるデジタル放送の発展のため、新しいマルチメディア放送・サービスの研究、開発を推進。
情報通信審議会へ技術方式提案、取りまとめ役として同放送の標準方式策定に貢献。
【15】技術フォーラムなどへの参加
新規技術の研究開発などに貢献するため、各種フォーラム・協議会に参加。
【16】ISDB-Tの国際普及活動
電波産業会(ARIB)内に組織されたデジタル放送普及活動作業班(DiBEG)に参加。
デモ、研究会の講師を務める等、南米、東南アジア、アフリカ等における、ISDB-Tの国際普及活動に対応。
【17】マルチメディア放送の国際普及活動
電波産業会(ARIB)内に組織されたデジタル放送普及活動作業班(DiBEG)に参加。
マルチメディア放送の方式提案者として、国際普及活動に対応。
【18】FNSテクニカルフェア
FNS系列の放送技術水準向上のため、「あんたが大賞」を選定し顕彰を実施。
(4)放送番組における社会貢献
ニュース番組における天気画面や情報番組で使用するCGやフリップを色弱者の方に配慮したカラーユニバーサルデザイン化(CUD)し、2010年7月に導入した。
フジテレビの報道番組で使われる気象ニュースの天気画面は「安全と生命に関わる情報」である。色弱者へ配慮するため、天気画面に使われる文字や図柄の色の組み合わせを一つ一つ、色弱組み合わせパターンと照らし合わせ、あらゆる色弱者にとって使用されている色がべつべつに見えるように色彩を調整した。また、同様に情報番組「とくダネ!」でも、放送内容を多くの方に見やすく正確に伝達することが社会的使命と考え番組内で使用するCGやフリップをCUD化した。
番組の企画
【1】「熱血!平成教育学院」「平成教育委員会」
トークショーとクイズ番組を交えた教育バラエティ番組。
【2】「夏休みスペシャルドラマ サザエさん2!!」(2010/8/8放送)
日本中の家族に愛されて40年。国民的アニメ『サザエさん』の実写版ドラマ第2弾。心温まる究極のホームドラマ。
【3】「ついていったらこうなった7 悪徳商法 緊急報告会」(2010/10/19放送)
「~したら○○なった」をキーワードに芸能人が体を張って悪徳商法に挑む。
最新の詐欺や悪徳商法の手口を紹介し騙されないよう啓発するドキュメントバラエティ第7弾。
【4】「からだの不思議ミラクルTV」(2011/2/1放送)
さまざまな体の不思議を、実証実験をとりいれ解明していくバラエティ教育番組。
字幕放送
聴覚障害者や高齢者に向け、テレビ音声を文字にして表示。ワンセグ受信機能付きの携帯電話でも字幕放送を見ることができるため、利用者が増えている。7時~24時のVTR番組とストレートニュースのほぼ全てに字幕を付与。主なスポーツ番組の生放送にも字幕を付与している。
2010年9月にリアルタイム字幕ルームを2部屋新設し、10月より月~金の「スーパーニュース」の字幕放送を開始。リアルタイム字幕の拡充を図った。3月の震災時には、日常のニュースにプラスして、字幕放送を延長した。
解説放送
視覚障害者向けに副音声を使って場面の解説を放送している。
2010年度の解説放送は、「金曜プレステージ」(2時間ドラマ)10本、アニメ「ちびまるこちゃん」1本。
ドラマにおける社会貢献
【1】「わがやの歴史」 [ オフィシャルサイト ]
国際ドラマフェスティバル作品賞グランプリ受賞
【2】「GOLD」
現代に於ける子育て、家族の在り方について斬新な角度から提言した。
【3】「医龍3」
臓器移植、手術技術など、現代の医療に対しての問題意識を高めた。
【4】「愛はみえる」
視覚障害者の夫婦の前向きな姿を描いた。
【5】「私たちの時代」
地震という辛い体験の中で明るく生きる女子高校生を描き、視聴者に勇気と希望を与えた。
【6】「任侠ヘルパーSP」
介護問題への若者の関心を間接的手法を以って高めた。
【7】「ドラマSP故郷~娘の旅立ち~」
故郷を離れて過ごす家族の深い絆を描いた。
【8】第22回大賞作品「ヤングシナリオ大賞」 [ オフィシャルサイト ]
シナリオライターの発掘と育成を目指して主催。
日本語放送
「日本の情報が得られない」という海外在留邦人の強い要望を受け、1982年に社会貢献を目的としスタート。「めざまし」「スピーク」「スーパーニュース」を伝送し、最新の日本の情報を伝えている。
また、娯楽番組としてほぼ同時期にドラマ・バラエティなど幅広く提供。
在留邦人のみならず、ハワイ在住の日系高齢者たちの拠り所でもあり高い評価を得ている。
フジテレビが大半の運営費用を負担し、ほぼ無償に近い状態でフジテレビコンテンツを提供する社会貢献事業。NHKに先駆け民放では唯一の実施事業社。
<放送エリア>(2011年3月現在)
■アメリカ
[地上波]ニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルス、ハワイ
[ケーブル・プレミアch]ロサンゼルス、ハワイ
[衛星]1波(教育番組SCOLA)
■ヨーロッパ
[衛星]日本人向け専用衛星チャンネルJSTV(Japan Satellite Television)
海外賞出品
国際エミー賞やアジアン・テレビジョン・アワードなど、世界で実施されている海外賞にフジテレビの番組を積極的に出品し、テレビ業界の活性化に貢献。2010年国際エミー賞で「逃走中」と「ハッピーバースデー」がノミネート、アジアン・テレビジョン・アワードでは、「逃走中」と「ザ・ノンフィクション」がノミネートされその他多数の評価を得た。
BSプライムニュース [ オフィシャルサイト ]
BSフジの「BSプライムニュース」はこの1年、防衛安保問題、生活安全問題、税と社会保障の問題、産業・科技振興問題を始めとして、日本の社会問題の現状を捉え将来像を提案する報道を続けた。そしてニュースの当事者や日本の最先端の有識者をスタジオに招き、直に話を聞くことに努めた。
【1】『地域活性化=無人島化をくい止めろ』 (2010/4/14/水 放送)
離島の小さな町・島根県海士町。高齢化と過疎化が進み財政破綻のピンチにあったこの町にいま若者が増え続けている。一体どんな秘密が?!"日本一安い給料で日本一働く"といわれる町職員と、町長そして"よそ者""バカ者""若者"が町ぐるみで取り組む地域活性化の戦略を通して地方行政のあり方を考える。
仕掛け人である山内道雄・隠岐郡海士町町長が実践を語り、渡辺周・総務省副大臣が全国の過疎地の活性化にこの実践を活かす道を探った。
【2】『日本の科学の将来を考える』 (2010/4/20/火 放送)
昨年の事業仕分けは国民の評価が高かった。しかし研究者達からは将来の日本の科学への不安が発せられた。
また従来も懸念されてきた子ども達の科学離れや若手研究者の高学歴ワーキングプア問題など、日本の科学の将来への課題は多い。そこでノーベル賞の益川敏英・京都産業大学教授とこの問題を考え提言した。
【3】『少子化の中で日本の家族を考える』 (2010/5/4/火 放送)
4月16日に発表された前年10月1日の人口推計。自然増減は約6万人減少で3年連続減少。
その原因が少子化。政府の検討会議は4月27日、幼保一元化など子育て施策一元化の指針をまとめた。
「子ども手当」など鳩山政権の少子化対策は効果を上げられるか?"こどもの日"を前に少子化と日本の家族のあり方を佐藤南樹・東京大学社会科学研究所教授、山田昌弘・中央大学教授、経済評論家の勝間和代氏と共にさぐった。
【4】『プラチナ社会構想』 (2010/5/19/水 放送)
小宮山宏・三菱総研理事長、秋山浩保・柏市長が出演し、少子高齢化が課題の先進国ととらえ、日本の進むべき道を模索した。柏市では、東大柏キャンパスとともに街作りを進めており、高齢者の活力を引き出す試みを行っている。
【5】『安心社会・日本への道(3夜連続)』 (2010/12/15(水)/16(木)/17(金) 放送)
【6】『プラチナ構想ネットワーク』 (2011/1/19放送)
「プラチナコミュニティー」の現状と未来。医療・交通・コミュニティー…高齢者向けのITを使った新しいサービス、高齢社会、過疎化…地方に雇用は生まれるのか?
本田敏秋・岩手県遠野市長、大田昌南・山梨県道志村村長が地域での実践などを語り、今後のありかたについて提言した。
【7】『安心社会・日本への道(3夜連続)』 (2011/2/2・3・4放送)
12月に続き、宮本太郎北海道大学教授を中心に3夜連続の提言を受けた。
【8】『寄付税制』 (2011/2/21放送)
トライアスロンに挑戦することでNPO法人への寄付を呼びかける古田敦也・プロ野球解説者の体験を軸に、寄付を増やすために、税制の改正を考える。
岸本周平・衆議院議員、駒崎弘樹・NPO法人フローレンス代表理事も議論に加わり、タイガーマスク現象なども論評しながら、提言を受けた。
新報道2001 [ オフィシャルサイト ]
【1】『子ども手当&高齢社会生きる施策・超高齢化列島SP』 (2010/5/2放送)
今年99歳医師・日野原氏VS長妻厚労大臣が生激論・日野原先生密着。
出演:長妻昭・日野原重明・清家篤・大久保恒夫・崔洋一
【2】『消費税&ムダ削減は…目指すは超福祉国家?』 (2010/6/27放送)
争点バトル・「上小阿仁村」の改革枝野氏ら与野党幹事長が集結。
出演:枝野幸由・石破茂・井上義久・市田忠義・重野安正・下地幹郎・江田憲司・井手英策
【3】『教育再生のヒントは』 (2010/7/11放送)
メガヒット連発の秘けつは学校教育の中にあり?安藤忠雄&乙武洋匡ら賢人大会議・教育
再生のヒント吉田松陰に学ぶ。
出演:安藤忠雄・清家篤・寺脇研・乙武洋匡・完文洲
【4】『将来不安をなくせ!介護の未来』 (2010/10/10放送)
激論長妻VS舛添元厚労大臣高齢化ニッポンの課題強い社会保障…理想の介護制度は…
出演:大塚耕平・鴨下一郎・舛添要一・長妻昭・増田寛也・高橋進・舘野晴彦
【5】『検証税制と日本の未来SP』 (2010/12/19放送)
個人増税・企業減税で生活どうなる…海江田大臣生出演・タクシー王子が業界を救う
出演:海江田万里・野田毅・岩瀬大輔・藤川太・森信茂樹
【6】『地方復活のための秘策論実生激論』 (2010/12/26放送)
午前7時から2時間拡大版さだまさしVS橋下知事「日本を元気にするSP」疲弊地域でお宝発見!・高齢化過疎村の王滝村は?
出演:渡辺周・橋下徹・溝畑宏・樋渡啓祐・木村俊昭・石黒不二代・さだまさし
【7】『消費税・子ども手当と介護の将来』 (2011/2/6放送)
激論社会保障と税の改革で年金いくらもらえる?消費税&子ども手当……介護の将来・増税と社会保障の具体策~イギリスに学べ
出演:大塚耕平・鴨下一郎・高木陽介・阿部知子・高橋進・岩瀬大輔
FNNスピーク [ オフィシャルサイト ]
スーパーニュース [ オフィシャルサイト ]
ニュースJAPAN [ オフィシャルサイト ]
スーパーニュース WEEKEND [ オフィシャルサイト ]
ニュース番組の文字放送
耳の不自由な人に対して報道内容が正確に伝わるように、社内各部署と連携し文字放送を実施した。
全国規模の防災対策
「防災会議」大規模災害発生時に緊急の災害特別番組をいちはやく正確に放送するため、8月20日神戸でFNN28局が集まり防災会議を行った。今後の防災対策協議の他、技術の新たな導入や運用について検討を行っている。報道センターにおいて随時災害放送訓練を繰り返している。東海地震など地震に関する勉強会を報道局内で開催。FNNネット局と共同で全国規模のFNN共同災害放送訓練を毎年開催しており、2010年は10月16日に東海地震を想定した災害放送訓練を行った。
めざましテレビ [ オフィシャルサイト ]
景気の低迷などで、旅行者数が減少傾向にある沖縄。観光を盛り上げるための企画を公募する「元気プロジェクト」と呼ばれる沖縄県の企画コンペで、めざましテレビが選抜、閑散期の2月に、めざましスーパーライブin沖縄を2日間に渡り開催、放送した。
めざましスーパーライブ出演の、かりゆし58が、故郷・沖縄をリポート。
ライブを見るため、他県から集った人が、沖縄フードや文化を知ることができる無料エリアを設置、
めざましファミリー総出でふれあいイベントを開催。
ライブ観賞だけでなく、無料イベントに参加する沖縄県民も大勢集まり、閑散期といわれる2月、
約4万人が宜野湾に集結した。
【1】NIPPON one de FOOD (2011/2/7・8・28放送)
食料自給率UPにつながる、玄米粉の普及を推進するべく、農林水産省と協力して、玄米粉のレシピを3回にわたり紹介。まだあまりなじみのない玄米粉を、身近な料理として普及させた。
【2】ヒト調
(1) 『口蹄疫被害最前線農家救済に奔走する組合職員』 (2010/5/20放送)
口蹄疫の感染拡大に揺れる宮崎県川南町で農家を支援しているJA尾鈴の河野康弘副組合長(55)に密着取材。口蹄疫発生から休日返上で被害の実態把握に努める。畜産業を守ろうと町が一丸となって立ち向かっている姿を取材。
(2) 『日本初の山岳ドクターに…救命救急医の切なる願い』 (2010/7/29放送)
中高年の登山ブームの中、山の遭難者数は増加の一途。その中、埼玉県秩父市で防災ヘリコプターが墜落。救命率を上げるため、救助隊員と共にいち早く現場に駆けつけて治療を行うことのできる『山岳ドクター』を養成しようと、今春日本で初めて研修制度がスタート。長野県松本市・相澤病院に勤務する上條剛志医師(52)に密着取材。山岳ドクターになるため、夏山での登山術を身につける為の研修を取材。
(3) 『三宅島大規模噴火から10年・再生にかけた島民の思い/平野祐康村長他多数出演』 (2010/8/12放送)
自然に溢れている三宅島で雄山が2000年に噴火。全島避難勧告が発令され、噴火から5年後に帰島が許された。再生にかける島民を取材。
夢だったカフェをオープンした大宜味詩野さん(23)。島の食材を練りこんだパンを販売。
牛乳煎餅を販売する平松勝憲さん(38)は島を元気にしたいと伝統の太鼓の練習。
名産を生み出そう高松純さん(79)夫婦は島で初めてパッションフルーツを栽培し今年出荷できるようになった。帰島して5年、夏祭りの会場には島民の笑顔が溢れていた。
(4) 『尖閣諸島沖中国漁船衝突事件・沖縄県与那国島の漁師の現実』 (2010/10/8放送)
尖閣諸島沖中国漁船衝突事件により日中の交流イベントが中止され、レアアース輸出停滞など日中関係に大きなひびが。日本は中国人船長の釈放で事態の沈静化を図ったが、関係修復にはいたらず。与那国島の漁師の現状を取材。尖閣諸島で26年に渡り漁師をしている玉城正太郎さん(46)に密着取材。取材中には台湾の船とみられる漁船と遭遇。排他的経済水域での航行は可能だが、漁は禁止されている。
(5) 『北方領土~奪われた故郷・家族につなぐ返還への願い』 (2010/11/19放送)
ロシア・メドベージェフ大統領の訪問で揺れた北方領土問題。北海道・根室市で水産加工業を営む得能宏さん(76)に密着取材。かつて北方領土に住んでいた元島民の得能さんは5年前に息子をなくしたため、中学生の孫に伝えようと、家族と島民の苦難の歴史を文章にまとめている。祖父から得能さん、そして孫へ、…受け継がれる故郷への思いを取材。
(6) 『つながり消えた社会・孤独と向き合う遺品整理人』(2011/1/14放送)
孤独死…誰にも看取られることなく放置される"死"が、高齢化や核家族化の進行に伴って社会問題となっている。こうした現実と真正面から向き合う横尾将臣さん(41)に密着取材。遺族に代わって遺品を整理して引き渡す仕事。通常遺族からの依頼で行うが、「孤独死」の場合は遺体が発見された部屋の大家や管理会社からの依頼で請け負う。
(7) 『高齢者の生活と命を支える・豪雪地帯を行く移動販売』 (2011/2/4放送)
記録的な大雪で多発した、雪下ろしなど、除雪作業中の死亡事故。犠牲者の大半は高齢者。豪雪が容赦なく住民の生活を脅かす。富山市内の過疎化が進む集落で肉や魚・野菜などの食料品を車に積み込み、移動販売している田保肇一さん(68)に密着取材。会話が生まれコミュニケーションの場になる移動販売車。豪雪地帯に咲く笑顔。厳しい現実があるからこそ人々は支えあって生きている姿を取材。
(8) 『霧島連山新燃岳噴火・酪農家への被害』 (2011/2/11放送)
宮崎・高原町、新燃岳から7キロほどのところにある農場で乳牛100頭を飼育している清水豊さん(37)に密着取材。去年、宮崎県で猛威をふるった口蹄疫の恐怖に続き、今度は噴火が清水さんに襲い掛かった。不安の日々を過ごし苦境に立ち向かう酪農家への被害状況を取材。
めざましどようび:「やったらどうなるこちタメラボ」 [ オフィシャルサイト ]
【1】『豪雪地帯で雪かき初心者には何ができる?』(2011/2/5放送)
今年は日本海側を中心に記録的な豪雪でどこも雪かきの人手が足りない状況。高齢化の進む町では、作業中のケガや雪の重みで家が倒壊するという被害がでる中、少しでもお役に立つべく雪かき初心者には何ができるのかをお試しした。初心者ボランティアを指南している方の指導のもと、実際に体験してみて、重労働というのはもちろんですが、屋根の雪を下ろすための場所の確保など危険をあまり伴わずとも初心者でも役にたてる作業があることがわかった。
【2】『新燃岳の火山灰を集めて再利用できるか?』(2011/2/19放送)
爆発的な噴火を続ける霧島山系新燃岳。断続的に降り続ける火山灰は、住民にとって大きな負担となるとともに、毎日100トン以上の火山灰が処理場に運ばれ、自治体もその処理に頭を悩ませています。そこで、新燃岳の火山灰を集め、再利用できるかをお試ししました。専門家のアドバイスのもと、火山灰を砂時計やガラス、レンガに再利用することに成功。特にレンガは火山灰が鉄分やガラス成分を含むため通常の砂などで作ったものより、強度の強いものが完成しました。
【3】めざましテレビ:その他
とくダネ! [ オフィシャルサイト ]
【1】FNSチャリティ取材
中野美奈子アナウンサーが、FNSチャリティキャンペーンの支援国取材のためハイチへ。2010年1月、M7.0の大地震に見舞われその後も貧困のため支援がいきわたらず、エイズ、略奪、人身売買が横行する現地を取材した。
【2】新常識ニッポンの医療
「腰痛がひどいんだけど、どこの病院へ行けばいいの?」「どうも寝付きが悪いんだけど、治療法ってあるの?」決して、ムズカシイ病名でない。身近で、それでいて厄介な体の悩み。いったい誰に相談すればよいのか?どんな医療機関を訪ねればよいのか分からず、諦めている視聴者は多いハズ。
一方で日々、進歩しつづける医療の現場。そこでは、これまでの常識では考えられないような画期的な検査法が編み出され、効果的な治療法が患者を救っている現実がある。もし、両者を取り持つことができたら…そんな願いからスタートしたのが『新常識ニッポンの医療』。
番組では、医療ジャーナリスト・伊藤隼也氏とともに医療現場を訪ね、これまでの医療の常識では「無かった」検査法や治療法を取材。病気やけがなどが治癒あるいは軽減する様子とともに伝えてきた。
【3】とくダネ!:その他
(1) 教育関連
(2) 医療関連
(3) 福祉関連
知りたがり!:イチバン知りたがり!
【1】待機児童問題
これまで待機児童が解消されてこなかった背景(公立保育所の統廃合が加速→国庫負担金が廃止→少子化による見込み違い→保育所新設にためらい)を解説。さらに、保育所新設にかかる費用を算出(1000箇所建てても1480億円)、これを2010年度の子ども手当て予算1兆4722億円と照らし合わせることで、国が取るべき本当の少子化対策を考えた。
【2】児童虐待問題
【3】教育・いじめ問題
【4】福祉・医療問題
放送告知システム
報道関連・気象関連等の情報(緊急地震速報など)を安定して放送できるよう必要な設備の導入を行い、災害発生や被害の軽減を図る。
災害報道の迅速な対応
災害時などライフラインとしてのテレビの役割を果たすため、災害特番送出の迅速化を図る。
(5)フジテレビ社員による社会貢献活動
あなせんプロジェクト [ アナマガ ]
2005年9月からスタートしたこのプロジェクトは、フジテレビアナウンサーが、東京都港区・品川区にある公立の小学校に出向いて、児童を対象とした話し方教室を開催。子どもたちに「言葉で自己表現することの楽しさ」を伝える授業を行っている。
内閣府:政府諮問機関の委員活動
木幡アナウンサーが、2010年10月より、子ども・子育て新システム検討会議の幼保一体化ワーキングチーム委員として活動。
夏の恒例イベント「お台場合衆国」の会場および、本社屋で行われる「フジテレビの日」にあわせ、社員が持ち寄った品物を展示即売する「チャリティ・フリーマーケット」を実施。売上げはFNSチャリティキャンペーンを通じ(ユニセフへ)寄付。
献血
血液が不足する冬季に社内で献血活動を実施し、日本赤十字社に協力。
教育機関において講義
【1】慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所の「フジテレビ寄付講座」で若松誠解説委員長、安倍宏行解説委員が取材・報道現場の実情に基づいたメディア論を講義した。
【2】慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所で平松剛社会部長が非常勤講師を務め「時事評論」をテーマに毎週1回講義した。
東京地方裁判所の「地方裁判所委員会」
報道局社会部の田村浩子統括担当部長が「地方裁判所委員」に選任されており、3ヶ月に1回、東京地方裁判所のあり方について委員会に出席し意見を述べる。「地方裁判所委員会」とは、地方裁判所の運営に広く国民の意見を反映させるため各地裁に設置されている委員会。委員は法曹界や学識経験者から選任され、その地方裁判所の諮問に応ずると共に、当該地方裁判所に対して意見を述べる。
雑誌への論評記事の寄稿
日本新聞協会が刊行する月刊誌「新聞研究3月号」に「米社会における銃規制や銃に対する日米意識の違い」と題した論評を寄稿。
防災・防犯・情報発信について公的団体で講演
【1】富山県内の防犯パトロール隊員に報道局長が講演
富山県射水市で7月24日、県内各地域の防犯パトロール隊員をはじめとする市民280人が集まり、住民講座「安全なまちづくりカレッジ」が開講、箕輪幸人報道局長が講演した。
「減らそう犯罪・住民と警察の相互理解」の演題で、犯罪の発生状況をよく知る警察と地域のことをよく知る住民が相互理解し協力することの重要性を、具体的事例を挙げて説明した。
【2】消防団幹部研修会で報道局長が講演
東京・千代田区で11月18日、千代田・港・中央3区の消防団幹部ら200人が集まり研修会が開かれ、箕輪幸人報道局長が講演し「防災、減災の担い手として高校生の活用」を提言した。
災害弱者の救援活動は消防団が中核となるが団員数が増えない現状下、箕輪局長は、「高校生が災害発生時に積極的に動けば地域の防災力を高めるうえで大きな戦力となる。」と説いた。
【3】大学で報道局長が講演
国立大学法人・愛媛大学で12月11日「大学広報トップセミナー」に箕輪幸人報道局長が講演した。
「情報社会において広報業務は公的機関にとって極めて重要な業務であり、伝えたいことの本質を理解して言葉を選ぶなど受け手が理解しやすいような工夫が必要だ」と説いた。
(6)地域社会との連携による社会貢献活動
港区タバコ吸殻箱設置
タバコポイ捨て防止用灰皿(1箇所)をフジテレビ構内へ港区が設置。
フジテレビは、場所を無償提供。(ゴミの処理及び管理は港区が行っている)
自衛消防隊の技術審査会参加
消防署の自衛消防技術審査会(防火管理と災害時の活動能力向上を目的として開催)への参加。
(1)本社ビル自衛消防隊は、芝消防署の審査会に毎年参加している。
(2)湾岸スタジオ自衛消防隊は、深川消防署の審査会に毎年参加している。
海浜パトロールへの参加
台場、青海地区の安全維持、防犯機能向上のために東京湾岸署と管内各企業によるパトロールが開催され、当社警備担当者が参加した。
勤務地消防団への参加
日中、管内地域を職場として働いている勤務者を対象とした制度で、消防団の活動計画により訓練・イベント等の警戒に参加。火災・大規模災害時には、地域住民の生命や財産を守るために活動。
地域貢献活動
芝法人会活動を通じて、本社地域住民に対する環境保全、緑化推進運動、租税教育、ボランティア活動を実施。
地域活性プロジェクト「クイズ!ヘキサゴンⅡ」
口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳噴火などで経済的に大きな被害を受けた宮崎県を元気づけるため、へキサゴンファミリーが無料コンサートを実施した。
出演者の出演料は無しで、つるの剛士、里田まい、矢口真里、崎本大海、サーターアンダギーが参加。
港区芝消防団員の派遣
社員3名を地域の消防団員として派遣。
地域医療への貢献
「湾岸スタジオ診療所」をサポートして台場地区の地域医療に貢献。
(7)その他の社会貢献活動
災害用屋外放送
大規模地震対策特別措置法に基づく、帰宅困難者に対する情報の提供及びその他一般見学者に情報提供が必要と判断した場合に使用。
非常用備品(AED)
(1)本社ビルには、AEDを合計8台配置。その内2台は一般のお実様対応として一般見学エリアに配置している。
また、2008年7月より、一般見学エリアにAED収容型の自動販売機を追加設置し、現在は合計9台のAEDを配置している。
(2)湾岸スタジオには、2台のAEDを設置している。
新型インフルエンザ
がん検診受診率アップ企業アクションプラン
「がん検診受診率50%を3年以内に目指す」という厚生労働省の委託事業である国家プロジェクトに参加。
早期発見・早期治療による人材損失の回避と、経営基盤の強化を目指し、推進パートナーとして検診受診を促進することで社会貢献に寄与している。
年金運用でSRIに投資
フジ厚生年金基金にて、CSRに積極的に取り組んでいる企業の株式に投資する「SRI(社会的責任投資)ファンド」での運用を実施。
フジ厚生年金基金がPRIに参加
フジ厚生年金基金では、国連環境計画・金融イニシアチブが提唱する「責任投資原則(PRI)」に2008年に署名し、投資活動を通じて地球環境や社会によりよい影響を及ぼすことで持続可能な社会の実現に貢献している。
技術セミナーなどでの講演活動
新規技術の研究開発や具体的な取り組みなどを紹介し、放送技術の発展に貢献するために、各種セミナー、セッションに講師やパネリストとして参加。
学会への参加
各種学会に参加し、学術分野での貢献を図る。
(社)映像情報メディア学会、(社)電子情報通信学会、(財)情報通信学会