若い才能を応援!『お台場合衆国2010』で2回目の“学生映画祭”を実施
[2010年8月30日更新分]
夏のイベント『お台場合衆国2010』期間中の7月25日(日)、サテライトイベントの一つである学生さんの映画際「2010 Student Films 7 in ODAIBA」がフジテレビ1階のマルチシアターで開催されました。
(映画祭詳細はこちら)
このイベントは、
<映画を専攻した学生たちに「卒業作品発表の場」を提供したい>
<第一線で映画作りをしている業界の先輩たちと「直接交流する場」を提供したい>
そしてなにより、
<人材育成を通じて日本の映像産業の発展に貢献したい!若い才能を応援したい!>
そんな思いで、映画評論家の佐藤忠男さんと映画制作専攻がある学校の先生方とフジテレビが一緒に企画した、『学生さんの映画祭』です。
2回目となる今年の参加校は、昨年の多摩美術大学・東京工芸大学・日本大学・武蔵野美術大学・早稲田大学・日本映画学校に、立教大学が加わり在京7校となりました。
優劣を決める学生映画祭ではなく、各作品上映後に、第一線で映画作りをしている業界の先輩たちに直接映画の感想を聞き、実践的な映画作りのレッスンを観客の皆さんと共有するイベントです。
(上映作品タイムスケジュール[PDF])
左:阪本順治監督 中:佐藤忠男さん
右:立教大学 Lena Hashimotoさん
朝10時の立教大学から、最終上映の武蔵野美術大学まで、8時間以上に及ぶ大上映会でしたが、会場のマルチシアターは、学生さんと学校関係者、『お台場合衆国2010』の来場者の皆さんで、各回、ほぼ満席の盛況でした。一作品ごとに監督を交えて、映画評論家・佐藤忠男さんと、第一線で活躍中の映画関係者、フジテレビの映画プロデューサーのトークセッションを実施。
今年トークセッションに参加してくださった映画関係者は、「座頭市 THE LAST」の監督であり、これまで数々の映画賞を受賞している阪本順治さん、「踊る大捜査線THE MOVIE」シリーズの監督・本広克行さん、「海猿」シリーズの監督・羽住英一郎さんとそうそうたるメンバー。
小栗旬監督最終上映後のトークセッションには、特別ゲストとして「シュアリー・サムデイ」を初監督した小栗旬さんが参加。俳優としてではなく、同世代の映画監督としてのコメントが、若い監督たちの共感を得ていました。
フジテレビはこの“学生映画祭”の実行委員会の一員として、今後も若い才能を応援する社会貢献を続けたいと思っています。なお、当日の模様は、7月26日(月)の「めざましテレビ」と「とくダネ!」でも紹介されました。
当日の運営には、各校からボランティアスタッフの学生さんたちが参加。チラシ配布から入場者の誘導など、夏休み返上で頑張ってくれました。
イベントの模様を余すところなく撮影してくれたのも、立教大学の撮影ボランティアスタッフです。夏休み返上のボランティアスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
![]() |
学校関係者一同 |