フジテレビのCSR活動 2013年度~2020年度

2007年度活動報告

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2007年度 社会貢献活動報告

(1)芸術・文化活動

高松宮殿下記念世界文化賞

高松宮殿下記念世界文化賞は、財団法人 日本美術協会(総裁 常陸宮殿下)が前総裁高松宮殿下の「世界の文化芸術の普及向上に広く寄与したい」というご遺志を継ぎ、協会設立100年を記念して1988年に創設されました。国際理解の礎となる文化芸術の発展に貢献した芸術家に感謝と敬意を捧げ、その業績を称えるもので世界の芸術家を対象に毎年、絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門、5人に感謝状、メダル、賞金を贈っています。
また、次代を担う若手芸術家の育成を目的に、1997年、「若手芸術家奨励制度」が創設されました。
フジテレビでは、世界文化賞の趣旨に賛同し、賞の創設以来、協力をしています。

世界文化賞 2007年受賞者発表
世界文化賞 2007年授与式
世界文化賞ホームページ
日本美術協会ホームページ

『美術館等の支援

フジテレビでは、フジサンケイグループと協力してわが国の芸術文化活動の普及等に寄与するため「彫刻の森美術館」「美ヶ原高原美術館」「上野の森美術館」の運営を支援しています。
2007年には、上野の森美術館で「生誕120年記念 色彩のファンタジー シャガール展」を開催し、多くの評価を得ました。また、芸能人・文化人による華やかなアートの共演「百華繚乱展」も開催し、テレビや映画、舞台などで活躍する25名の著名人の絵画・写真などを展示しました。フジサンケイグループのチャリティキャンペーン活動の一環として開催しました。

ロン・ティボー国際音楽コンクール

半世紀を越える歴史の中で、ショパン、チャイコフスキー、エリザベート王妃国際コンクールとならぶ若き音楽家の登竜門として、数々の国際的名演奏家を輩出してきました。フジテレビでは、国際的な若手音楽家の育成に協力するためコンクールの運営を支援しているほか、上位入賞者を日本に招いて「ロン・ティボー国際音楽コンクール ガラコンサート」を実施しています。

2007年ロン・ティボー国際音楽コンクール

国際文化交換協会

国際文化交換協会は、日本と諸外国との間の交流と協力を図り、友好関係と相互理解の増進を目的として、1957年に設立されました。これまで大相撲のニューヨーク、パリ公演の主催をはじめ、ロン・ティボー国際音楽コンクール、日中学生会議の後援や仏・コルトー音楽学校への奨学金助成、2005年日本国際博覧会(愛知万博)への協賛など多様な活動を続けてきました。フジテレビでは、同協会の趣旨に賛同し、理事を派遣して活動への支援を行っています。

フジサンケイグループ広告大賞

日本の広告の向上と広告界の発展に寄与する事を願い、1971年に創設されました。フジテレビでは、フジサンケイグループと協力して賞の運営を支援しています。

フジテレビヤングシナリオ大賞

フジテレビでは、シナリオライターの発掘と育成を目指して「フジテレビヤングシナリオ大賞」を主催しています。

琉球古楽器復元プロジェクト

フジテレビでは、(財)海洋博覧会記念公園管理財団首里城公園管理センターの文化事業である「琉球古楽器復元プロジェクト」の記録映像制作に協力しています。

「AURA(アウラ)」の発行

フジテレビでは、メディアを取り巻く、あらゆる状況を様々な視点から考察するメディア雑誌「AURA(アウラ)」を年6回(偶数月)発行し、無料で各マスコミ、研究者、スポンサー、広告代理店、大学図書館などに送付しています。

(2)チャリティ活動

FNSチャリティキャンペーン

ⅰ)主な活動報告
FNSチャリティキャンペーンの2008年度の支援国決定
■佐々木恭子アナウンサー現地取材報告講演会

佐々木アナのパプアニューギニア報告

ⅱ)新潟県中越沖地震でフジネットワーク募金
平成20年3月17日月曜日、都内のホテルにて新潟県中越沖地震の感謝状贈呈式が行われました。昨年の7月16日に発生したこの地震で被災された方々の為に、フジネットワーク募金として7月17日より8月31日までの46日間に渡って全国の皆さまより募金を募り、最終的に28,546,576円を日本赤十字社に対し寄付したことによるものです。
贈呈式の冒頭では泉田裕彦新潟県知事からご挨拶と現在の復興状況のご説明がありました。まだ完全に復興したとは言い切れる状況ではないようですが、多数の募金により確実に完全復興に近づいているとおっしゃっていました。
FNSチャリティキャンペーンではこのような突発的災害に対しても積極的に緊急募金体制を組んでいきます。

ⅲ)グローバルフェスタ

ⅳ)百華繚乱展

ⅴ)ペルー地震緊急支援
8月15日にペルー共和国で発生した地震で死者500人以上となりました。HPを通じ支援を呼びかけました。

ⅵ)バングラデシュサイクロン支援
11月15日バングラデシュを襲ったサイクロン『シドル』被災者680万人となりました。HPで支援を呼びかけました。

映画収益寄付事業

デジタルコンテンツ寄付事業

「とくダネ!特捜部DX」特別編のフジテレビOn Demand視聴料全額をユニセフに寄付。
佐々木恭子アナウンサーがパプアニューギニアのHIVに感染した子どもたちを取材した『とくダネ!特捜部DX』特別編(地上波『とくダネ!』で5/28,29に放送。子どもたちの窮状を伝えることにより、ユニセフへの募金を呼びかけた)を「フジテレビOn Demand」で配信(6/18~8/12の56日間)しました。
フジテレビでは、FNSチャリティキャンペーン事務局を通じて、その視聴料(単価210円×86件=18.060円)を全額ユニセフに寄付しました。

ヤクルトファン感謝デーのチャリティオークション

フジテレビ主催のヤクルトファン感謝デーのチャリティオークションの売上全額(124,500円)をFNSチャリティ基金に寄付しました。

(3)フジテレビ社員による社会貢献活動

あなせんプロジェクト

フジテレビアナウンサーが、東京都港区・品川区にある公立の小学校に出向いて、児童を対象とした話し方教室を開いています。先生として「言葉で自己表現することの楽しさ」を伝える授業を行っています。
2005年9月からスタートしたこのプロジェクトは、これまでに、延べ160クラス、4,500人の子どもたちに授業を行なってきました。出動したアナウンサーは、約30人以上です。そのほかザ・お台場冒険王2007では『あなせん』 の授業を公開イベントとして実施しました。

松尾紀子アナウンサーの『あなせん』 スペシャルリポート
梅津弥英子アナウンサーの『あなせん』 スペシャルリポート

「めざましムービー」無料上映会+アナウンサーによる絵本読み聞かせ

めざましテレビは、「にゃんこ THE MOVIE」「アイランドタイムズ」など、「めざましムービー」シリーズを上映して欲しい場所を番組で公募し、映画館が無い街や、離島、被災地など全国で出張無料上映会を行っています。
映画上映だけでなく、アナウンサーによる、子どものための絵本読み聞かせも実施しました。
めざましテレビ発『わんこTHE MOVIE2』無料上映会&子どもたちのための絵本朗読会

社外との交流(見学・研修受け入れなど)

■放送技術の発展に貢献するため、デジタル放送技術やフジテレビの取り組みを、総務省をはじめ、
国内外の放送局、関係機関、企業などに紹介。
■文化交流のために、年間300人を超える外国からの来訪者を受け入れました。

(4)フジ厚生年金基金をSRI運用

フジ厚生年金基金にて、CSRに積極的に取り組んでいる企業の株式に投資する「SRI(社会的責任投資)ファンド」での運用を実施しています。

(5)放送番組における社会貢献

【文化・教育・医療・社会・時事

『千の風になって』プロジェクト

"千の風"の感動を皆様にお伝えしようと企画されたのが、「千の風になって」プロジェクトです。『千の風になって』(日本語訳と作曲、新井満)の世界観に共鳴する各番組と連携をし、"ドキュメンタリー・ドラマ"、"ドキュメンタリー"、"情報番組"など様々な形で「千の風」を人々の心へ届けました。プロジェクトの目玉となるのは、スペシャルドラマで、4日間に渡り3つのスペシャルドラマを放送しました。各々のドラマは、すべて実際のエピソードをもとに制作され、『千の風になって』の精神を共有するそのエピソードは、「死者を悼む想い」だけでなく、「残された人間と故人との生前の出来事」、「そこにあった背景」、「亡くなられた後の出来事」、そして『千の風になって』に出会った後の「残された人々の想い」を描いています。

ⅰ)ドキュメンタリードラマ『家族へのラブレター』(8/3)

公募で寄せられたエピソードをもとに映像化されたドラマ。突然母親が余命3ヵ月のガン告知をされた平凡な家族の"強いきずな"を描きました。余命3ヵ月のガンを宣告された母親が、ノートにつづった家族への想い(家族へのラブレター)とは。先に逝く者が伝えたかったこと、そして残された者の想いとは…。お互いを支え合い、残された時間を大切に過ごした家族の姿を描きました。

ⅱ)『ゾウのはな子』(8/4)

戦後日本に初めて来て、現在、東京・井の頭公園にある小さな動物園にいる60歳のゾウの「はな子」。戦渦において餓死させられた上野動物園のゾウ「花子」。二頭のゾウ「花子」と「はな子」の運命、そこには日本人が歩んできた戦前、戦中、そして戦後の時代を背負った壮絶で感動的な物語があります。今の時代にこそ伝えたい、「人間の優しさ」「命の重さ」「生きるものを愛する魂」など、このドラマは次世代の子どもにも伝えていかなければならない大切なメッセージがふんだんに盛り込まれています。

ⅲ)『はだしのゲン』(8/5・6)

この作品は、漫画家、中沢啓治氏(68)が自身の被爆体験をもとに戦争への怒りと悲しみ、そして命の大切さを、広島のある一家族の物語として描いた自伝的物語です。約650万部のベストセラーで、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、タイ語、タガログ語、エスペラント語に翻訳され全世界で読まれていますが、テレビドラマ化は今回が初めて。戦争を舞台に"親子の愛"という普遍的なテーマを重厚につづった、まさに戦争物語の古典とも言えるこの名作を、2夜連続、計4時間の大スケールで描きました。"反戦の叫び"を伝えるために、戦争の痛みを真っ向から描き、"戦争への怒り"、"不条理な死"、そしてそれに負けない"人間の持つたくましい生命力"。ともすれば重苦しくとらわれがちなこれらの主張を、"親子の愛"という普遍的なテーマでくくり、幅広い年令層の方々に家族そろって観ていただけるドラマにしました。

ⅳ)『NONFIX』 千の風プロジェクト『大阪大空襲の夜地下鉄は走ったか』(7/25)

1945年3月13日~14日、274機のB29が大阪の町を焼夷弾で焼き尽くした第1次大阪大空襲。その夜に、地下鉄を走らせ、多くの人を助けた少年たちがいた…。

ⅴ)『NONFIX』 千の風プロジェクト『風になったあなたに包まれて』(8/1)

千の風プロジェクトとして、視聴者から応募のあった約4000通のエピソードの中から2~3つをオムニバス形式で紹介しました。「継父の愛に包まれて」「息子が愛した路上の歌」「難病の子に寄り添って」

ⅵ)『金曜プレステージ』千の風になってドラマスペシャル『死ぬんじゃない!~実録ドラマ・宮本警部が遺したもの~』(2/15)

2007年2月6日、東武東上線ときわ台駅の踏切で、踏切自殺を図った女性を救うため線路に飛び込み殉職した宮本警部の生涯をつづったドキュメンタリードラマ。宮本警部の半生を知る人々にあらためて取材、検証するとともに、事故後、撮影された映像によるドキュメンタリー部分と、取材をもとにしたドラマをあわせて構成しました。

2005年秋、2006年秋に放送された「たけしの日本教育白書」。教育現場の荒廃や日本人の「品格」の問題など、教育に関する様々な問題提起をしてきました!
そして2007年、迎える第3弾のテーマはずばり「責任」!!司会のビートたけし&爆笑問題がゲストパネラーとともに、今問われる日本人の「責任」について大激論しました。5時間生放送の秋の定番番組です。
教師の指導力・モンスターペアレントを取り上げ、「学校の責任」「親の責任」を議論。森永ヒ素ミルク事件とその後を取り上げ、相次ぐ企業不祥事とその「経営者たちの責任」を議論。そして、公共性・公益性が問われる「メディアの責任・テレビの責任」を議論しました。

熱血教師SP

3月7日(金)、8日(土)の二夜にわたり「熱血教師SP」と題して、大型単発番組を二本放送しました。

ⅰ)『居場所を下さい…~2008年春~』(3/7)

熱血教師と傷だらけの子どもたち…愛と涙のドキュメンタリー第3弾。学校に行けなくなった子どもたちをひきとる全寮制学校の教師、問題を抱えた子どもたちと家族のように暮らす元暴走族総長の非行カウンセラー、孤独な子どもたちに寺を解放する住職…。行き場を失った子どもたちと、彼らと真正面から向き合う大人たちの懸命で温かいふれあいを長期間にわたり密着取材。

ⅱ)『夢の見つけ方教えたる!』(3/8)

実在の先生の実体験をモチーフに描くスペシャルドラマ。初の教師役で主役は6年ぶりとなる濵田雅功が型破りな熱血先生を文字通り"熱演"。

土曜プレミアム特別企画
『大韓航空機爆破事件から20年 金賢姫を捕らえた男たち~封印された3日間~』(12/15)

1987年11月29日―北朝鮮工作員・金賢姫らによって大韓航空機が爆破され、115名の命が犠牲になった事件から20年―。大韓航空機が爆破されてから金賢姫の身柄が拘束されるまでの3日間に、実は、日本人のノンキャリア外交官の活躍があったという新事実を、彼らをはじめとする関係者の証言をもとにドラマとドキュメンタリーで描く。
ドラマ部分では、3人のノンキャリアの外交官が、「日本を守る」という正義感からたった3日間という短い時間の中で金賢姫を追い詰めていく過程と、緊迫した中で正義感と組織の間で揺れるそれぞれの思いを。ドキュメンタリー部分では、外交官のインタビューをはじめ事件を知る関係者の証言をもとに、ニュース映像を織り交ぜ、当時をふり返る。真相に迫る骨太なノンフィクションドラマ。

『介護犬ムサシ~学校へ行こう!~』(4/20)

「脊髄性筋萎縮症」という重い病気を抱えて自分で動くことさえままならない状態となった少女を救ったのは介助犬「ムサシ」の存在。人と動物、愛のドラマスペシャル

『松本喜三郎一家物語~おじいさんの台所~』(5/4)

「老後を一人でどう生きるか」をテーマに、現代の老人が置かれた環境や、高齢化社会の抱えた問題点などをコメディータッチで描くホームドラマ。

『TOYOTA"tomorrow"Special 笑顔をくれた君へ~女医と道化師の挑戦~』

経営危機に立たされた古い小児病院。その小児病院をもっと改革したい、子どもたちの心のケアを充実させたい、そんな志を高く持った小児科医で病院長も務める女性が、道化師(クラウン)を呼び、病気の子どもたちに普通の子どもらしい笑顔を取り戻そうと奮闘する、涙あり笑いありの心温まる医療ドラマ。

事故や脳血管疾患で脳にダメージを受けたことによって、記憶、思考、注意力、言語といった知的な機能(高次脳機能)に支障をきたすこの障害は、まだ社会的な認知も低く、正確な数字の把握すら出来ていないのが現状。映画『ガチ☆ボーイ』は、事故でこの「高次脳機能障害」を負い、絶望して生きる望みを失いかけていた主人公の大学生が、学生プロレスと出会い、生きる喜びを取り戻していくというストーリーです。映画の主人公と同様の高次脳機能障害を持つ元競輪選手が、再び自転車に乗ることで、障害を克服して行ったことと、試写を訪れたときの様子を追うドキュメント。

『ザ・ノンフィクション』

ⅰ)『頑張れ能登半島 花嫁のれん物語 ~世界が認めた日本人のこころ~』(6/10、2/10)

2007年3月の能登半島地震で被害にあった能登和倉温泉。この地方には、花嫁が持参した「花嫁のれん」を嫁ぎ先の仏間の入口に掛け、花嫁がそののれんをくぐり、初めてその家の人間となる婚礼の風習があります。120年の歴史を誇る老舗旅館に、「花嫁のれん」をくぐって嫁入りした看護士さんの嫁いだ日から1年間、地震とそのてんまつまでを密着取材。日本の伝統文化、嫁入りすること、夫婦愛…といった日本人の心にある普遍的なテーマを取り上げた作品です。(6/10)
この番組が、31か国から約3000の作品数がエントリーされた「第48回ニューヨークフェスティバル2008」のテレビ番組部門ヒューマン・リレーションズのカテゴリーで、銅賞を受賞。そして能登半島地震から1年、最新の追加取材映像や授賞式の模様も含め改めて放送。(2/10)

ⅱ)『女二人・灼熱大陸を駆ける』(2/3)

内戦が長年続いたアフリカ・スーダン。地雷や不発弾による被害者が絶えず、大勢の人々が飢餓にあえぐこの国で、世界最大の食料配給機関であるWFP 国連世界食糧計画や、日本のNGO・難民を助ける会(AAR JAPAN)で井戸掘りを中心に活動している日本人女性を通して国際支援の最前線の現実を描いた。

情報番組

ⅰ)『めざましテレビ』

■画期的教育で日本の将来に…「まごの店」(6/22)
■車椅子バスケ 安直樹(10/19)
■飛び込み出産急増 産科医(11/2)
■技能五輪 高橋虜太(11/16)
■義足ジャンパー 佐藤真海(11/30)
■ドクターヘリ 空飛ぶ医師の思い(12/7)
■犯罪被害者の苦悩の生活(1/18)
■AED普及に託した夫婦の思い(2/22)
■盲目のランナー 安藤千明(3/21)
■難病と闘う少女臓器移植にかける両親(4/18)

ⅱ)『とくダネ!』

a)「医療ウィーク」(6/4~8)
『とくダネ!』で6/4(月)~8(金)の5日間、シリーズ企画「検証ニッポンの医療」を放送。また、6/8日(金)「金曜プレステージ」で『とくダネ!』医療プロジェクトから生まれた特別番組として、『最先端医療が奇跡を起こす!最強ドクターが救った命と家族の絆スペシャル3』と題し、最先端医療の現場を追ったドキュメンタリーを放送。

■『とくダネ!』医療プロジェクト「検証日本の医療」(6/4~8)
■手術が受けられなくなる!?麻酔科医療に潜む危険(6/4)
■赤ちゃんを安全に産みたい…"ハイリスク出産難民"(6/5)
■住む場所で命が…!?がん医療の格差問題(6/6)
■終の棲家はいずこ…増加する"介護難民"(6/7)
■未熟な手術で患者死亡…見えぬ医師の技量(6/8)
■がんと向き合う①「子宮頸がん」(12/3)
■がんと向き合う②「がん検診の落とし穴」(12/4)
■がんと向き合う③「痛みと向き合う緩和ケア」(12/5)
■医療現場を悩ませる"モンスター患者"の実態(12/7)

■『最先端医療が奇跡を起こす!最強ドクターが救った命と家族の絆スペシャル3』(6/8)
現代ニッポンで最高の技術を持つ医師たちに密着取材。シリーズ第3弾は、クモ膜下出血、心筋梗塞、先天的な疾患を持って生まれた子どもたちを救う小児外科、そして、現代人の誰もが悩んだことがある"痛み"をなくす最先端治療法を取材、様々な医療現場での医師、患者、家族の闘いに迫った。

b)教育プロジェクト
■福岡・いじめ自殺から1年(10/22)
■いま求められる「問題解決力」(10/23)
■新教育大国 フィンランド(10/24)
■親子逆転授業(10/25)
■東京都初の民間人校長・藤原和博対談、教育の責任(11/1)

c)FNSチャリティキャンペーン

■パプアニューギニアエイズが奪う未来(5/28、5/29)
■【佐々木恭子緊急リポート】日本が抱えるエイズ問題(5/31)

ⅲ)『ハピふる!』

■家庭からお弁当作りまで…「食育」って何?(10/26)
■パパ育児急増中!「ワークライフバランス」(11/30)

報道番組

ⅰ)『FNNスピーク』

■気管切開の青木鈴花ちゃん入学式でランドセル姿(4/6)
■プロダクト・レッドに日本企業の視線も熱い!(5/9)
■命のかばんⅣ 心臓移植成功の人が就いた職業は・・・(/)
命のかばんⅤ いよいよドイツで心臓手術決行(5/25)
■入院患者に笑顔を・・・クリニクラウン東京初のオーデション(6/27)
命のかばんⅥ ドイツで待つこと2年心臓移植に成功した男性(10/22)
■回収液体で貧困救済・・・ドイツ空港付牧師の活躍11/26)

ⅱ)『スーパーニュース』

■「救急救命!女性脳外科医に密着」(4/2)
■「ジストニアと闘う少年」(難病の実態を紹介)(5/9)
■「ヤミ金自殺者を防げ!樹海の防止活動」(6/12)
■「山岳レスキュー隊"命の救出"完全密着」(6/29)
■「突然首が震えだす・・謎の病"けい性斜頸"」(7/24)
■「密着!捜索犬が被災地へ」(新潟中越沖地震被災地での災害救助犬の活動を紹介)(7/31)
■「東尋坊・命の番人・・相談所存亡の危機」(ボランティアの自殺防止活動に密着)(8/23)
■「尾道・高齢刑務所」(高齢化する受刑者の実態を紹介)(8/24)
■「大空の奮闘記・・フライトナース"命の看護"」(ヘリ救急搬送のナースに密着)(11/9)
■「現役教師が告白・・モンスターペアレントの実態」(1/10)
■公共工事激減で建設会社の意外な副業・・ピンチを救う"ダチョウ・ビジネス"(1/11)
■独占!息子が決意の言葉・・宮本警部殉職から1年(2/12)
■「突然夫が不調を・・男性更年期障害の実態」(3/4)

ⅲ)『FNNスーパーニュース』

■「"空を飛びたい"8歳の夢・・運命と闘う母子の時間」(難病の子どもの夢を叶える団体を紹介)(4/25)
■心配停止球児"奇跡の生還"証言現場に"救命救急士"とAED(5/2)
■「ふれあい義塾・・"性"に揺れる16歳の約束」(更生・・元暴走族総長の取り組みに密着)(5/22)
「"康ちゃん"18歳の自立」(自閉症児とその自立を図る家族に密着)(5/24)
■「トロンボーンに託す夢・・難病22歳の生きる道」(6/1)
■「パパは専業主夫・・ダウン症児8歳の運動会」(6/26)
■「震える体と命の叫び"どん底詩人"の再出発」(6/28)
■「緊急発進!怒りと不安の総決起!年金突撃バスツアー」(7/10)
■中3死亡でPL学園にも衝撃!検証"心臓震とう"から子どもを守れ!(9/4)
■「全盲夫婦・・命の育児・・夢が奏でる宝物の歌」(9/7)
■「アレルギーの子どもたち。"食"に潜む悪夢との闘い」(小児アレルギーの実態紹介)(9/19)
■「届け!祈りと決意の涙・・未知の病と闘う親子」(10/5)
■「孤独少女に愛のムチ・・ぬくもり寺の熱血和尚」(自宅に問題児を引き取り更生)(11/1)
■「傷ついた脳と生きる。エリート医師再起への道」(高次脳機能障害の実態)(11/22)
■「発達障害と生きる学園・17歳少女の不安と衝動」(12/13)
■飛び込み出産急増・・衝撃の実態産婦人科医会が調査開始4割が踏み倒し(12/18)
■家族悲鳴!泥沼の欠陥マイホーム追跡!消えた10年保証(12/21)
■涙も凍るどん底生活札幌ホームレス冬景色(ホームレス自立支援活動の実態)(2/13)
■さよなら熱血和尚のぬくもり寺孤独少女14歳の巣立ち(問題少女を引き取り更生)(2/14)
■命を刻む少女アシュリー16歳が生きる過酷運命(不治の病と闘う少女の密着)(2/22)
■毎日モーレツ!6男1女と13頭島に生きる闘牛大家族(自然と暮らす島の人々の生活密着)(2/26)
■涙の予感美人ママと四つ子ちゃんときどきパパの波乱新生活(遠隔地に暮らす親子の生活密着)(2/28)
■吹雪に震える"遠い春"北海道ドン底ホームレス(ホームレス自立支援活動)(3/7)
■われら10人家族"酒井組"ド迫力…でも泣き虫パパと7女1男(少子化時代への反証大家族密着)(3/14)

ⅳ)『LIVE2007ニュースJAPAN』

時代のカルテ森進一の肝炎との戦い(5/3)
時代のカルテ命の格差(5/4)
時代のカルテ救急医療の現場から①②③脳低温療法と臓器提供(7/9~11)
■肝炎企画大臣への提言(10/8)
■肝炎企画企業倫理(10/9)
■肝炎企画20年目の真実(10/22)
■肝炎舛添大臣生出演(10/25)
■肝炎企画不作為メモ(11/15)
■裁判員制度遺族と被告の対峙の是非(1/30)
■捨てられるペット消費社会の罪(2/19)
■時代のカルテ消えない地域格差と障害者自立支援法(3/5)
■肝炎企画産学癒着の拡販(3/21)
■企業に広がるCSR(3/30)

ⅴ)『新報道プレミアA』

■漂流する医療廃棄物~日本海の砂浜からの告発(6/17)
■児童虐待~親と子のはざまに苦悩する"児童相談所"職員(7/22)
■親と子の奮戦~"児童メタボ"からの脱出密着取材三ヵ月(8/19)
■きかんしゃトーマスが危ない!~"鉛"に汚染される中国製玩具(8/19)
■"プロフ"~友たちを携帯検索で探す子どもたちの孤独)8/26)
■夏休み宿題代行業者~進学教室に追われ自由課題を"外注"する子どもたち(9/2)
■学歴汚染~大学教授に蔓延するアメリカ"非"大学の"博士号"(1/13)

チャリティ関連番組

6月30日(土)土曜プレミアムで放送された「世界がもし100人の村だったら5」では、これまで放送した4回シリーズ同様、厳しい環境の中で、必死に生きる世界の子どもたちの現実をドキュメントしました。今まで日本人が知らなかった世界の子どもたちの厳しい現実がありました。
番組内での「ユニセフ募金」告知で集まった募金総額は1003万円にのぼり、全国の方々からご協力を頂くことが出来ました。

7月28日(土)~7月29日(日)に放送された番組の中で、視聴者の皆さんから絵本を頂き、世界と日本の子どもたちに送る企画「悟空文庫」を実施しました。番組の呼びかけで集まった23,256冊の絵本を、全国各地、離島の図書館・福祉センター&学校、病院、幼稚園・保育園等へ寄贈。また、国際児童文庫協会を通して中国・ブラジル・インドネシア・オーストラリア・アメリカ・イギリスにも送付しました。また、ふるさとの未来のためになる公約を実現する「TEN竺ボウリング」"なまか公約支援金"を「名古屋城本丸御殿復元計画」支援のために使用しました。

その他の番組

アメリカを中心に、海外在留邦人向けの福利厚生を目的にした日本語テレビ放送を1982年から実施中。バラエティからドラマまで娯楽番組を幅広く提供している他、ほぼリアルタイムで日本のニュースを伝送し、海外版の報道番組として平日は毎日提供。

放送告知システム

報道関連・気象関連等の情報を安定して配信(放送)できるように設備構築を行い、運用しています。今期は強い揺れが来る前に地震を知らせる「緊急地震速報」を10月1日より運用を開始しました。


【参考

<放送文化への貢献に対して受賞した番組>
■「Dr.コトー診療所」シリーズ(フジテレビジョン)制作チーム
放送批評懇談会第44回ギャラクシー賞 特別賞
■「のだめカンタービレ」
平成19年日本民間放送連盟賞 "NAB Awards 2007"テレビドラマ部門 優秀賞
ソウルドラマアワーズ2007「ミニシリーズ部門 最優秀賞」「音楽/演出 最優秀賞」「監督賞 最優秀賞」
■『泣きながら生きて』に至る「中国シリーズ」をはじめとした優れたドキュメンタリー番組の制作と演出(横山 隆晴 フジテレビ ゼネラルプロデューサー・ディレター)
財団法人 放送文化基金賞 放送文化 個人グループ部門
■「西遊記」(鈴木吉弘プロデューサー)
エランドール賞 プロデューサー奨励賞 
■「はだしのゲン」
特別推薦文化財の中から特に優れたものに対して贈られる児童福祉文化賞を受賞

(6)スポーツ分野での社会貢献活動

日本大相撲トーナメント

例年恒例の「日本大相撲トーナメント」のプログラムとして、ちびっ子相撲指導を実施しています。現役役力士等が、ちびっ子力士を直接指導して、国技相撲の普及を支援しています。

毎年3月に行われる「春の高校バレー・全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」への出場をめざして頑張っている高校生バレーボーラー達を応援するため、2001年からスタートしたプロジェクト。まずFNS系列各局+山梨放送の29局が地元の高校から1校を選出し、フジテレビはその高校に元全日本のバレーボール選手達を臨時コーチとして派遣、約半年間のコーチングを実施。そしてその模様を各局が取材し、最終的にドキュメンタリー番組として放送するというもの。
バレーボール人気の活性化を図る目的で始めたこのプロジェクトは、年を追うごとに各地区で盛り上がりを見せており、高校バレーの強化・普及の両方の意味を含んだ「広報PR活動」として、日本バレーボール協会や全国高校体育連盟からも高く評価されています。その結果として、今年で設立60周年を迎える高校体育連盟バレーボール専門部の記念式典において、毎年中継をしている「春の高校バレー」と、この"コーチングキャラバン"が、その貢献を認められ、表彰を受けました。

NPO法人柔道教育ソリダリティーへの支援

日本の心「柔道」を通し、世界との異文化交流・異文化理解を行うNPO活動を支援。

全日本リトル野球協会の支援

サンケイスポーツと共に、子どもたちの健全なスポーツ環境の整備に協力。ニュースでも報道しました。

(7)映画事業における社会貢献活動

事故や脳血管疾患で脳にダメージを受けたことによって、記憶、思考、注意力、言語といった知的な機能(高次脳機能)に支障をきたす障害は、まだ社会的な認知も低く、正確な数字の把握すら出来ていないのが現状。映画『ガチ☆ボーイ』は、事故でこの「高次脳機能障害」を負い、絶望して生きる望みを失いかけていた主人公の大学生が、学生プロレスと出会い、生きる喜びを取り戻していくというストーリーで、高次脳機能障害を真正面から取り上げながら、人生の応援歌としました。

(8)学術・技術研究分野における社会貢献活動

無線技術の研究開発への参加

120GHzミリ波無線の共同研究に参加し、電波資源の有効利用に向けて開発を行っています。

放送技術標準化活動への参加

電波産業会(ARIB)、日本ITU協会、AES日本支部賛助会など国内外の機関に参加し、放送技術の標準化活動を行っています。
■平成19年度日本ITU協会賞国際協力奨励賞
情報通信・放送の分野における国際協力活動に従事しその功績が著しく、今後もその発展に貢献することが期待されるとして、フジテレビ技術局の社員が受賞しました。
■第18回電波功績賞電波産業会会長賞
電波の有効かつ適正な利用に特別の功績を挙げたとして、フジテレビが三菱電機株式会社と共同で受賞しました。
■WRC(世界無線通信会議)07に民放連代表として参加しました。

デジタル放送の普及・促進

■デジタル放送のデモ
各種イベントにおいて、地上デジタル放送・ワンセグのデモを実施。デジタル放送の普及活動を行っています。
■マルチメディア放送企画 LLC合同会社
日本におけるデジタル放送の発展を目的とし、新しいマルチメディア・サービスを研究、企画、推進するため、フジテレビが中心となって活動しています。
■国際普及活動
ISDB-Tの国際普及活動を推進し、ブラジルの日本方式採用に貢献しました。また、デジタル放送方式を検討中のベネズエラ、ペルー、アルゼンチン、コロンビアなど南米各国において、研究会の講師やデモなどを行いました。電波産業会(ARIB)内に組織されたデジタル放送普及活動作業班(DiBEG)のもと、活動しています。
■FNS設備検討会
全国デジタル放送開始、放送の安定送出に向け系列の設備構築に協力しました。デジタル放送普及対応。

(9)イベントにおける社会貢献活動

『ドラリオン』仙台公演(5月23日~7月8日)では、スペシャルサポーターの荒川静香さんが、地元・仙台のスポーツ振興に役立ててもらうため、チャリティとして売上の一部を「仙台市」に寄付しました。また、同じく『ドラリオン』仙台公演では"荒川静香シート"を設け、募集した作文の優秀者25名とその保護者25名を招待しました。

子ども絵画館 in お台場

3/20~4/6の春休み期間中、1Fシアターモールにて、子どもたちの描いた絵画を展示しました。文部科学省「子どもの居場所づくり」キャンペーン参加事業『ふるさとのお盆の思い出』絵画コンクール入賞作品展覧会(主催:日本香堂 協力:フジテレビジョン)です。2007年で8回目を迎えた「ふるさとのお盆の思い出絵画コンクール」から、5万点以上の応募の中から選ばれた、入賞作品の展示を行ったほか、初日の20日には、小学生低学年、高学年、中学生の部の3部門の最優秀賞の授賞式も行われました。

技術展示活動

フジテレビが技術開発した製品の紹介を積極的に行い、放送業界の発展に貢献しています。
■4月 NAB出展
ラスベガスで開催された世界最大規模の全米放送事業者協会(NAB)国際放送機器展にフジテレビ単独で出展
■6月 CINE GEAR EXPO出展
■8月 BIRTV2007出展
北京で開催された国際ラジオ映画放送機器展示会にNTTと共同で出展。120GHzミリ波無線の研究に対し、2007BIRTVアワード受賞。
■10月 諏訪圏工業メッセ2007出展
■11月 InterBee出展

中高年の皆さんへの社会貢献を目的とした新しい試みです。

(10)販売グッズ・映像ソフト事業における社会貢献活動

商品化

商品化において、色弱者にも認識しやすい色使いに配慮した商品化を行いました。

映像ソフト

ドラマDVDに関して、聴覚障害者向けに字幕対応を行いました。

(11)デザイン事業による社会貢献活動

(12)健康・安全活動

AED(自動体外式除細動器)の設置及び講習

フジテレビ見学者等の救急対応のため、本社内8ヵ所にAED(自動体外式除細動器)を設置。取扱い講習会(施設運営関係者:警備、設備、見学者運営スタッフ)を実施して、案内スタッフほぼ全員が使用方法の講習を受講しています。

 

(注)AED(自動体外式除細動器)は、突然心停止した人に電気ショックを与えることで心臓のけいれんを取り除き患者の命を救う医療機器。医師や専門家のみが取り扱うことが出来たが、2004年7月から一般市民も使うことができるようになった。

フジテレビ本社屋以外でも、『ドラリオン』会場内各所にAEDを設置、係員の取り扱いについて教育徹底をしました。

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