「投票率を上げる」ための報道にもっと力を入れてもよかったと感じます。
改憲勢力と一括りにする報道はミスリードだった。
とりわけ情報系番組での参院選の取り上げ方が少なく、そのためもあり、争点が明確化できずに低投票率の一因となった可能性が高い。
そもそも放送の最大の役割は、人々に考える材料を提供することである。
若者をバカにしてはいけない。
速報はネットで流し、それ以外の取材コストのかかるものをテレビ電波で流す、ということに集約していくべきと思う。
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倉田真由美
漫画家
1972年生まれ。福岡県出身。一橋大学商学部卒。漫画家として、さまざまな難点のある男性との交際を重ねる女性を題材にした漫画を発表。男女関係、恋愛、コミュニケーションについてのコメンテーターとして活躍。日本放送協会経営委員会委員のメンバーのひとりでもある。著書『だめんず・うぉ〜か〜』ほか多数
少年Aによる『絶歌』出版とテレビ報道
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