人間の証明
#4 霧積温泉の変死者
棟居弘一良(竹野内豊)は、ジョニー・ヘイワード(池内博之)の遺品『西条八十詩集』に収録された「麦わら帽子」という詩に注目した。ジョニーの謎の言葉“ストーハ”と“キスミー”は、詩に詠われている“ストローハット(麦わら帽子)”と“霧積”ではないかと推測。専門家に検証させることになった。さらに棟居は、ジョニーは殺される前に霧積に行ったのではないかと推理。さらに那須英三郎(緒形拳)は、詩集はジョニーの父ウィルシャーがベトナム戦争時、兵隊として、日本に立ち寄り、そのときに入手したのではないか言い出した。これもICPOに調査依頼することになった。
そのころ本宮桐子(夏川結衣)は、郡恭子(松坂慶子)と夫・陽平(鹿内孝)を取材していた。仲睦まじい二人の夫婦姿は、まるで予定通り演じられる芝居のよう。桐子は、うんざりしていた。
小山田武夫(國村隼)と新見隆(風間杜夫)は、文枝(横川めぐみ)の足取りを探すため、チラシを作ることにした。だが、小山田は自身の不甲斐なさに、我が身をのろい新見を憎む。
郡翔平(高岡蒼佑)と朝枝路子(松下奈緒)が翔平のマンションに帰ると、仲間がマリファナパーティーの真っ最中。苛立つ翔平は、仲間を追い返し、路子とともに「安全なところへ行こう」と提案する。翔平の言う“安全な場所”は、母・恭子の近くだった。後援会事務所に行き、恭子に手伝いを申し出る翔平。その態度に佐伯友也(田辺誠一)は、何か裏があると感じる。そして、翔平の車から熊のぬいぐるみが消えていることに気が付いた。
捜査会議で“ストローハット”と“霧積”説が言語学者によって裏付けられた。棟居は霧積に行かせてくれるよう申し出て、横渡篤(大杉漣)と向かった。
二人が向かった先は、霧積の古い旅館『金湯館』。しかし、そんな二人を迎えたのは、第二の殺人事件だった。
恭子の取材をすすめていた桐子は、田口編集長に恭子の生地・富山に出張させて欲しいと申し出る。話が出来過ぎで面白くないので、過去を語りたがらない恭子の真実を暴きたい、というのだが、田口は相手にしない。
そのころ本宮桐子(夏川結衣)は、郡恭子(松坂慶子)と夫・陽平(鹿内孝)を取材していた。仲睦まじい二人の夫婦姿は、まるで予定通り演じられる芝居のよう。桐子は、うんざりしていた。
小山田武夫(國村隼)と新見隆(風間杜夫)は、文枝(横川めぐみ)の足取りを探すため、チラシを作ることにした。だが、小山田は自身の不甲斐なさに、我が身をのろい新見を憎む。
郡翔平(高岡蒼佑)と朝枝路子(松下奈緒)が翔平のマンションに帰ると、仲間がマリファナパーティーの真っ最中。苛立つ翔平は、仲間を追い返し、路子とともに「安全なところへ行こう」と提案する。翔平の言う“安全な場所”は、母・恭子の近くだった。後援会事務所に行き、恭子に手伝いを申し出る翔平。その態度に佐伯友也(田辺誠一)は、何か裏があると感じる。そして、翔平の車から熊のぬいぐるみが消えていることに気が付いた。
捜査会議で“ストローハット”と“霧積”説が言語学者によって裏付けられた。棟居は霧積に行かせてくれるよう申し出て、横渡篤(大杉漣)と向かった。
二人が向かった先は、霧積の古い旅館『金湯館』。しかし、そんな二人を迎えたのは、第二の殺人事件だった。
恭子の取材をすすめていた桐子は、田口編集長に恭子の生地・富山に出張させて欲しいと申し出る。話が出来過ぎで面白くないので、過去を語りたがらない恭子の真実を暴きたい、というのだが、田口は相手にしない。