第9回 2007年6月9日(土)放送 あらすじ

 “ライアーゲーム”敗者復活戦で優勝した神崎直(戸田恵梨香)だが、賞金をすべてプレイヤーに分配したため3回戦に進むことになった。そのまま3回戦会場に連行された直や秋山深一(松田翔太)ら9人のプレイヤーたちは、チームに参加する新たなプレイヤー・ヨコヤノリヒコ(鈴木一真)と合流してゲームの説明を受ける。3回戦は“密輸ゲーム”。10人が5人ずつになり対立する「水の国」と「火の国」に分かれ行う初のチーム戦で、お互い敵国にある自国の財産を相手国の検査官の目をあざむきお金を運んでいくゲームだ。まずは密輸人を直が担当して説明を兼ねたリハーサルを行うことになった。事前に渡された個人カードで、キャッシュディスペンサーからお金をおろそうとするとそこに表示されたのはなんと4億円。この他に最初から自国にある財産として1億円を渡されているので1人あたりの持ち金総額は5億円になることがわかる。大金がかかった勝負だと自覚して呆然とする一同。1回にトランクに入れて運べる現金は0円~1億円で、直は誰にも見られないように現金をおろしてトランクに現金をしまうと一同は検査ルームに移動する。ここは検査官と密輸人が質疑応答をして、会話からお互い相手の出方を探る部屋だ。検査官は会話の中で相手がいくら運んだかを推理していくが、この時にトランクが空だと思えば“パス”、入っていると思えば“ダウト”を宣言し、入っていると思われる金額をコールする。検査官のダウトが金額も含め当たっていた場合とコール金額が密輸額よりも大きい場合は検査官の勝利、密輸を見破れなかった場合とコール金額より密輸額が多い場合は密輸人の勝利となる。リハーサルでは秋山が検査官役になり、検査ルームで向き合う2人。すると秋山は直に質問することなくダウトをかけて100万円をコールした。直がトランクを開くとそこには100万円が。あっさりと敗北する直。これを密輸人と検査官を両国で交代しながら30ゲームを行い、密輸できなかった残金は相手国のものとなったうえで最終的に財産が多いチームが勝利となる。リハーサルが終わった時点の立っていた位置でチーム分けが行われ、直と秋山は「水の国」になった。
 チームごとに分かれ、ゲームがスタートする。最初の密輸人として直が行くことになるが、密輸金額が0円であることをあっさりと見破られお金の変動がないままに終わる。ゲームは続くが、負けることを恐れまったく密輸できない「水の国」のプレイヤーに比べ、「火の国」のプレイヤーは次々と密輸を成功させていく。秋山が検査官を務める番になり、見事に相手のダウトを見破った秋山のおかげでゲームの流れが変わってくる。そして「火の国」から検査官としてヨコヤが登場する。対する密輸人には直が行くことに。そこでフクナガユウジ(鈴木浩介)から直にあるアドバイスが…。

キャスト

戸田恵梨香
松田翔太

渡辺いっけい

吉瀬美智子

早坂美緒
灰谷えみ
内田ゆか

坂本 真
森下能幸
鈴木浩介
大高洋夫
中込佐知子
泉 政行
畠山明子

鈴木一真

スタッフ

■原作
 甲斐谷 忍

■脚本
 古家和尚

■プロデュース
 志牟田 徹

■演出
 松山博昭

■音楽
 中田ヤスタカ(capsule)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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