第6回 2007年5月19日(土)放送 あらすじ

 “ライアーゲーム”の敗者復活戦に参加することになった神崎直(戸田恵梨香)。ゲームは参加者9人の中から1人の敗者を投票で決める“リストラゲーム”だ。投票用紙に自分以外の5名の名前を記入していき、1時間毎に行われる10回の投票で最も票が少なかったプレイヤー1人が1億円の借金を背負って敗退となり、優勝者には賞金1億円と3回戦の棄権する権利が与えられる。また参加者には1億円分の“Mチケット”が配られ、その金額内であればプレイヤー同士で物が売買できるというルールだ。
 ゲームが始まり、情報を得るために他のプレイヤーを探ろうとする直だが場が和やかな雰囲気であることに気づく。不審に感じる直にエトウコウイチ(和田聰宏)らが「リストラするヤツはもう決まってる」と言い切った。それは2回戦で全員を騙したフクナガユウジ(鈴木浩介)だ。そんな中、フクナガが近づいてきて自分がリストラされるのは承知したうえで、メンバー同士でゲームにかける思いをアピールしようと言い出した。数々の理由が告げられていき、最後に直の番になった。するとフクナガは直に今までのゲームによる負債額を聞いてきた。直が正直に無いと答えた瞬間、場の空気が変わった。多額の借金を背負っているプレイヤーたちは直に怒りの目を向け、フクナガの思惑通りあっという間にリストラ候補となってしまった直。慌てて秋山深一(松田翔太)を助けるための参加だと説明しようとする直だが誰も聞いてくれない。そして、すっかり孤立してしまった直の元にフクナガがやってきて自分と直が勝ち残れる必勝法があるから手を組まないかと持ちかける。負けた人のことを考え戸惑い決断を下せない直にフクナガは秋山のことを持ち出し、「全員が幸せになる方法なんてない」と説得する。そして直は…。
 一方、秋山の前へ谷村光男(渡辺いっけい)が現れた。谷村はライアーゲーム主催者からのメッセージだと「3年前のお礼は必ずさせてもらう」と言い、続けて秋山が3年前に潰したマルチの代表者はダミーだと告げて去って行く。怒りと驚きでその場に立ち尽くす秋山。そんな折、秋山の携帯電話に非通知の着信が入り…。

キャスト

戸田恵梨香
松田翔太

渡辺いっけい

吉瀬美智子

坂本 真
森下能幸
鈴木浩介
大高洋夫
中込佐知子
泉 政行
和田聰宏
畠山明子

スタッフ

■原作
 甲斐谷 忍

■脚本
 古家和尚

■プロデュース
 志牟田 徹

■演出
 松山博昭

■音楽
 中田ヤスタカ(capsule)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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