第10回 2007年6月16日(土)放送 あらすじ

 “ライアーゲーム”3回戦、密輸ゲームの9ゲームが終了した。押され気味だった神崎直(戸田恵梨香)や秋山深一(松田翔太)らが属する「水の国」だが、必勝法を見つけたというオオノワタル(坂本真)のおかげもあって「火の国」を追い上げてきた。続けて10ゲーム目も相手の密輸を阻止したオオノは同じチームのメンバーを支配し始めた。自分に従うように命令するオオノにすり寄るフクナガユウジ(鈴木浩介)とアソウヒロミ(中込佐知子)だが直と秋山はそのままの姿勢を貫く。その後も見事に密輸を阻止するオオノだが、「火の国」も透視能力があると宣言したヨコヤノリヒコ(鈴木一真)によって密輸は阻止され2つの国で激しい攻防戦が続く。そんな中、検査官に行く予定だったオオノが腹痛を訴えトイレに駆け込んでしまい、代わりにヒロミが検査官として行くことになるが密輸を成功させてしまう。その様子を黙って見ていた秋山。そしてトイレから戻ってきたオオノは、ヨコヤとの勝負になるヒロミに対して9999万円を密輸するように命令する。怯えるヒロミに秋山が近づき“人を騙すテクニック”を書いたという1枚のメモを渡した。そして、密輸に向かったヒロミだが…。
 13ゲーム目、検査官となって検査ルームに向かう直。「火の国」の密輸人はヨコヤだ。不気味に微笑むヨコヤはおもむろにテーブルの下にあるボタンを押すと、「水の国」にいる秋山に向けて話しだした。その言葉を聞いた秋山は怒りをあらわにすると部屋を飛び出し検査ルームへ走り出すが、その間にヨコヤは直を騙して1億円の密輸を成功させていた。そして検査ルームの外では秋山が事務局員に取り押さえられ、強制的に「水の国」に連れ戻されてしまう。怒りが治まらない秋山は次のゲームから密輸人も検査官もすべて自分1人でやり出すが、怒りのせいか判断はことごとく外れていく。そして持ち金がなくなった秋山はついに直をはじめとする「水の国」全員のカードを奪ってゲームに挑んでいく。それでも負け続けていく秋山。そして20ゲームが終了し、レロニラから中間報告が行われて…。

キャスト

戸田恵梨香
松田翔太

渡辺いっけい

吉瀬美智子

坂本 真
森下能幸
鈴木浩介
大高洋夫
中込佐知子
泉 政行
畠山明子

鈴木一真

スタッフ

■原作
 甲斐谷 忍

■脚本
 古家和尚

■プロデュース
 志牟田 徹

■演出
 大木綾子

■音楽
 中田ヤスタカ(capsule)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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