偽りの花園
理由なき破談
顕彦はとき子との結婚を取り止めようとするが、納得のいかないとき子は、絶対に別れない、と拒絶する。顕彦の突然の心変わりの理由を知るため、とき子はひかるを追及する。ひかるが逃げ出したので、追いかけて、美禰子の家まで行くとき子。とき子は結婚が中止になったことを美禰子に告げ、顕彦との間に何があったのか、問いただす。その夜、とき子は芝居の稽古に全く集中できず、役を降ろさせてほしい、とヒステリックになる。顕彦が美禰子に会いにくる。ひかるから5年前の事件のことを打ち明けられたことを語る。