第12回 2006年4月18日(火)放送 あらすじ

涙の身の上話

 昭和六年五月、美禰子が新橋に来て、一年が過ぎた。ある日、お使いの帰りに美禰子が喫茶店で休んでいると、見知らぬ若い男が親しげに話しかけてきた。橋川と名乗るその男は、特高刑事に追われており、カムフラージュのために、美禰子と知り合いのようなふりをする。特高の手を逃れた橋川は慌しく去っていく。美禰子は知る由もなかったが、橋川は実は、早瀬川熙道伯爵の息子・顕彦だった。華族を嫌い、左翼運動に関わっている顕彦は、プロレタリア作家・石母田を自宅に匿う。その石母田を権蔵が追っていた。数日後、美禰子は喫茶店で顕彦と再会する。意気投合した二人は…。

キャスト

矢作美禰子 … 遠山景織子
早瀬川顕彦 … 松田賢二
糸川 丹 … 今 陽子
早瀬川 茜 … 山口いづみ
早瀬川栄子 … 鮎 ゆうき
糸川権蔵 … 山田辰夫
糸川直雄 … 平松 豊
早瀬川熙道 … 佐藤仁哉

ほか

スタッフ

■原作・脚本
 中島丈博

■プロデューサー
 服部宣之(東海テレビ)
 塚田泰浩(東宝)
 今村眞治(東宝)

■演出
 村松弘之

■音楽
 村松崇継

■制作
 東海テレビ放送
 東宝

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