偽りの花園
凄まじい争奪戦
偽の両親まで連れてきてユリエを演じる美琶子に、美禰子も闘争心をかきたてられる。決着をつけるため、美禰子は単身、ユリエの店に乗り込む。美禰子はそこで、決定的な証拠を発見する。娼婦の朱実が指にはめていたルビーの指輪…。ユリエから貰ったというその指輪は、羽生の祖父の指輪に相違なかった。美禰子はその指輪を朱実から奪おうとする。朱実は抵抗し、そこへユリエが加わって、三人で激しい指輪の争奪戦が始まる。美禰子がついに指輪を手に入れる。果たして、指輪には証拠のイニシャルが彫ってあった。ユリエは号泣し、自分が美琶子だと認める。