第9回 2006年9月5日(火)放送 あらすじ

18人目のチアリーダー

 さつき高校チアダンス同好会『MAYFISH』は、チアダンス大会への出場こそ果たせなかったものの、キャプテンの要(榮倉奈々)を中心にいまも練習を続けていた。そんな要たちの姿を見ていた万里(田野アサミ)、香織(徳永えり)、麻紀(神原麻由)、翔子(福島彩子)のストリートダンス4人組は、大会に出場できなくてもいいから一緒に踊りたい、と申し出る。4人の参加を許可した要たちは、さつき高校の文化祭でチアダンスを披露しようと決意し、さっそく練習に取り組む。
 同じころ、渡(国分太一)、三郎太(増田貴久)、吾郎(篠山輝信)は、図書準備室でチアダンスに使用するポンポン作りに励んでいた。家族がブラジルに里帰りしているため三郎太が慣れないひとり暮らしをしていることを知った渡は、食事だけでもうちにこないか、と三郎太を誘った。そこに、渡の親友・マコト(大倉孝二)から緊急の電話が入った。渡の部屋に、元婚約者の深雪(菅野美穂)が訪ねてきたのだという。
 慌てて帰宅した渡は、深雪から上京の理由を聞いた。渡の父で、日本舞踊・鷺村流家元でもある誠三(夏八木勲)が後継者を指名しないことに業を煮やした弟子のひとりが、自分こそ後継者だと勝手に名乗りを上げて、他の弟子を連れて出てしまったのだという。渡は、病に倒れて体が不自由になった誠三のことを心配し、とりあえず金沢にある実家を訪れることにする。
 そんな折、要たちは、あるチアリーダーのホームページから、毎年9月に行われているチアダンス大会の開催が危ぶまれているらしいことを知る。要や双葉(加藤ローサ)たちは、城東学園チアダンス部『キティタイフーン』の主将・麗夏(金子さやか)に会いに行った。すると、このニュースを聞いた『キティタイフーン』のメンバーも、落ち込んでいるようすだという。要たちは、今回のことにショックを受けている全国のチアダンスチームを励ますために交流会を開こうと思いつき、ホームページの掲示板を使って呼びかけた。
 要たちの呼びかけは、予想以上に大きな反響を呼び、多くの高校から交流会への参加希望が寄せられる。すると、こうした動きを知った新聞記者が、要たちの取材にやってくる。ところが、あくる日の記事には、「全国のチアリーダー、連盟と決別」「スポンサー降板劇で大会中止」など、要たちが知らなかったことまで書かれていた。

キャスト

相川 要 … 榮倉奈々
末吉双葉 … 加藤ローサ
池田まゆ実 … 森田彩華
花上さやか … 西原亜希
浜田教子 … 悠城早矢
鈴木カルロス三郎太 … 増田貴久
      ・
相川ふさ江 … 戸田恵子
石橋 渡 … 国分太一

スタッフ

■原案
 長谷川晶一
 「ダンス・ラブ★グランプリ~県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録」
 (主婦の友社)

■脚本
 横内謙介
 半澤律子

■演出
 小林義則(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)

■音楽
 住友紀人

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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