第2回 2006年7月18日(火)放送 あらすじ

いつまでも友達

 要(榮倉奈々)や双葉(加藤ローサ)が通う市立さつき高校では、新年度に際してクラス替えが行われる。要は、落ちこぼれの吹き溜まりとも言われる3年H組。野球部の三郎太(増田貴久)や放送部の乙女(ゆってん)、ストリートダンスチームの香織(徳永えり)、麻紀(神原麻由)らと同じクラスだった。担任は、生徒たちから『うらなり』というあだ名で呼ばれている数学教師の渡(国分太一)だ。
 バスケットボール部の試合を応援して以来、すっかりチアダンスの虜になってしまった要は、一緒に踊った双葉、まゆ実(森田彩華)、さやか(西原亜希)、教子(悠城早矢)に声をかけ、このまま5人でダンスを続けようと持ちかけた。とはいえ、チアリーディングとチアダンスの違いすらわかっていない要たちは、とりあえず練習方法などを学ぶために、バスケットボール部の試合の相手校だった城東学園に向かった。試合で華麗なパフォーマンスを見せていた同校のチアダンス部『キティタイフーン』の練習をこっそりのぞきに行ったのだ。そんな要たちの存在に気づいたキティタイフーンのキャプテン・麗夏(金子さやか)は、要たちの見学を許可し、チアダンス初心者のための新人大会に出てみてはどうか、と薦める。
 城東学園を後にした要たちは、行きつけの駄菓子店に向かった。そこで要は、麗夏が言っていた新人戦に出ようと言い出す。が、アルバイトをしたいというさやかと、空手部に所属する教子は、出来ないと言ってその場を立ち去ってしまう。
 残った要、双葉、まゆ実の3人は、さっそく行動を開始した。大会の参加資格は、学校公認の部もしくは同好会で、メンバーは5人以上という規定があった。しかし、大会まであと10日ほどしかなかった。要たちは、部活動に理解がある英語教師・智子(山口香緒里)のもとを訪れ、同好会の顧問を依頼する。智子は、そんな要たちの熱意を歓迎しながらも、男女バスケットボール部と演劇部の顧問を掛け持ちしているため、これ以上は引き受けられない、と断る。
 一方、智子から同好会の件を聞かされた渡は、要から事情を聞く。渡は、要が受験に専念するものとばかり思っていたからだった。そのとき要は、母親のふさ江(戸田恵子)も同好会の活動を応援してくれている、と渡に嘘をつく。
 顧問の件を保留にしたまま、要たちはメンバー探しを続けた。要と双葉が、万里(田野アサミ)たちストリートダンスチームを口説いていると、そこにまゆ実とその母親・好美(朝加真由美)が通りかかった。が、まゆ実は、何故か要たちを無視して行ってしまう。実はまゆ実は、中学・高校と受験に失敗しており、教育熱心な好美の期待に今度こそ応えようと、必死に勉強をしていたのだ。同好会のことも、もちろん好美には言っていなかった。
 あくる日、要と双葉の元にやってきたまゆ実は、ふたりに事情を話し、新人戦には参加できない、と伝える。このまゆ実のことがきっかけで、要と双葉も口論になってしまい…。

キャスト

相川 要 … 榮倉奈々
末吉双葉 … 加藤ローサ
池田まゆ実 … 森田彩華
花上さやか … 西原亜希
浜田教子 … 悠城早矢
鈴木カルロス三郎太 … 増田貴久
      ・
高宮深雪 … 菅野美穂(特別出演)

相川ふさ江 … 戸田恵子

石橋 渡 … 国分太一

スタッフ

■原案
 長谷川晶一
 「ダンス・ラブ★グランプリ~県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録」
 (主婦の友社)

■脚本
 横内謙介
 半澤律子

■演出
 小林義則(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)

■音楽
 住友紀人

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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