第6回 2006年8月15日(火)放送 あらすじ

双葉の失恋と5人の誓い

 さつき高校チアダンス同好会の要(榮倉奈々)、双葉(加藤ローサ)、さやか(西原亜希)、まゆ実(森田彩華)、教子(悠城早矢)は、本格的にチアダンスの練習を開始する。教則ビデオで振り付けを確認しながらの練習に限界を感じた要は、城東学園チアダンス部『キティタイフーン』のキャプテン・麗夏(金子さやか)にコーチ役を頼もうとする。するとさやかは、本気でレベルアップを目指すのなら、城東学園OGでプロのダンスインストラクターをしている早苗(伊藤裕子)に指導を頼んでみてはどうか、と要たちに提案する。
 要たちの熱意をくみとった顧問の渡(国分太一)は、早苗に正式にコーチを依頼した。早苗は、夏休み初日から3日間なら大丈夫だという。しかし、早苗の要望で、練習には板張りの場所を用意しなければならなかった。
 普段からさりげなくチアダンス同好会のサポートをしてきた校務員の田中(坂本あきら)は、学校の体育館を借りることが出来ずに落ち込んでいた要を、学校の古い倉庫に案内する。その倉庫は、ガラクタが放置されていたが、床は板張りだった。要たちは、野球部を引退した三郎太(増田貴久)や吾郎(篠山輝信)にも協力してもらい、倉庫を片付けてスタジオ作りを始める。そのとき渡は、小魚たちが渓流を泳ぐ姿を描いた、1枚の絵を発見していた。
 そんな折、双葉は、幼馴染でもある大学生・良平(細山田隆人)に会う。双葉は、密かに良平に思いを寄せていたが、その気持ちをまだ彼に伝えられずにいた。そのとき、良平の大学の先輩がやってきた。すると良平は、双葉のことを妹のような存在だ、と紹介する。双葉は、良平のことを要に相談したいと思っていたが、同好会のことに一生懸命取り組む彼女の姿を見ていると、言い出せなかった。
 夏休み初日、要たちは、早苗を迎えて練習を始める。が、その厳しい指導に、たちまち息が上がり、倒れこんでしまう5人。おまけに、ささくれだった床のせいで、皆、膝などをケガしていた。早苗は、そんな要たちの現時点での実力をAからEの五段階で評価したシートを手渡した。要はランクD、さやか、まゆ実、教子はランクE、そして双葉は、評価外のランクGだった。早苗によれば、城東学園ではランクC以下の者は試合にも出られないのだという。
 練習2日目、空手部員でもある教子は、部の緊急ミーティングに出なければならず、同好会の練習に遅れてしまう。ミーティングを終えた教子が練習場に駆けつけると、今度はまゆ実が、塾のために帰らなければならないと言い出す。すると早苗は、練習を中止し、チームの方針を皆で話し合うよう指示した。
 要は、手作りの練習計画表をメンバーに配った。しかし、それを見たさやかや教子は、計画表通りには出来ない、などと言い出す。双葉は、口論を始めた要とさやかを制し、みんな上手くなりたいという気持ちはあるのだから、頭を冷やして話し合おう、と提案するが…。

キャスト

相川 要 … 榮倉奈々
末吉双葉 … 加藤ローサ
池田まゆ実 … 森田彩華
花上さやか … 西原亜希
浜田教子 … 悠城早矢
鈴木カルロス三郎太 … 増田貴久
       ・
相川ふさ江 … 戸田恵子
石橋 渡 … 国分太一

スタッフ

■原案
 長谷川晶一
 「ダンス・ラブ★グランプリ~県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録」
 (主婦の友社)

■脚本
 横内謙介
 半澤律子

■演出
 小林義則(共同テレビ)
 石川淳一(共同テレビ)

■音楽
 住友紀人

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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