アットホーム・ダッド

第3回 2004年4月27日(火)放送 あらすじ

#3 主夫の心妻知らず

 和之(阿部 寛)の家事はいっこうに上達しない。皿洗いをすればズボンがびしょぬれ。おまけに不精ひげが伸び放題。「誰に会うわけじゃないだろ」「それにしたって…」。美紀(篠原涼子)は納得いかない様子。
 かたや杉尾家では、優介(宮迫博之)が笙子(中島知子)の遅い晩ごはんにつきあっていた。「お隣りの奥さん、大丈夫かな?」。美紀のようなタイプが職場復帰すれば、誘惑の危険がいっぱいあると笙子は言う。「でも良かったね、主夫友達できて。うれしそうだよ、優介」。「…何も出来ないから見てられないだけだよ」。
 場所は変わって、ここは冴子(滝沢沙織)のマンション。「まいったよ」と冷や汗をぬぐいながら入ってきたのは健児(永井大)だ。あやうく近所の奥さんに見つかりかけた。「バレたら別れるから」。ウワサになればとても幼稚園の先生なんかやってられない。「それって、俺より仕事が大事ってこと?」。健児は落ち込んだ。
 スポーツクラブの親子スイミング教室で和之は優介に出会い、「明日のスイーツクラブ忘れちゃだめですよ」と念を押されたが、和之は真理江(川島なお美)がどうも苦手だ。が、親の付合いが子供に影響すると聞かされては欠席するわけにはいかない。
 「お隣りさんは、よくやるよ」。その夜、和之がボヤいていると、美紀が今度の日曜日、もんじゃ焼きを食べに行こうと提案した。「毎日献立考えるの大変でしょ、たまには楽して」。

 美紀は、職場で精力的に仕事をこなしていた。編集長の上田(中村繁之)も信頼して仕事を任せてくれる。その上田が車で自宅前まで送ってくれた。「ありがとうございます」。何もやましいことはなかったが、たまたま通りかかった真理江の目には、車内の2人がキスしているように見えてしまった。
 なんとなく心はずむ思いの美紀だったが、美紀の下着を干そうとしている和之の姿を見るなり気分がブルーになった。「自分でやるからいい!」と、つい声を荒らげてしまった。美紀はその苛立ちを笙子にこぼした。「男には、男らしくいてほしいんでしょ?」。笙子にも覚えのある感情だった。「でもね、なんの屈託もなく私のパンツを干している優介をスゴイと思えるようになったの」。
 「おたくの奥さん、イライラしない?」。昨夜の美紀の様子がひっかかっていた和之は優介にたずねてみた。「おいしいものでも作ったら? 女はうまいものに弱いから」「そうか」。さすが主夫の先輩だけある。だが、いつもは特売品の優介が、今日は高価なワインを買ったものだから驚いた。「笙子のヤツ、感激して泣くかも。思い出のワインなんだ、これ」。結婚記念日だから特別なのだと言う。
 和之は、辞めた会社の元部下から、知り合いの広告会社で即戦力の人材をさがしていると聞き、すぐさま面接に出かけた。面接の感触は上々だった。和之はうれしくて美紀の会社まで出かけて伝えた。「俺の仕事が決まったら、すぐ交代できるようにしとけよ」。始めたばかりの仕事を辞めろというのか。美紀が沈んだ気持ちで編集部に戻ると上田から厳しい声が飛んできた。打ち合わせの電話をかけ忘れ、取材相手が断ってきたのだ。代わりのアポを取ろうとするが、どこも引き受けてくれない。夜遅くになってやっと代わりの取材相手が決まった。「よく頑張った。うまいもんでもご馳走するよ」「はい」。美紀は家のことが頭をよぎったが、断るわけにはいかなかった。
 その頃、和之は腕によりをかけて美紀の好物のビーフシチューを作って、帰りを待っていた。そして、お隣りの杉尾家でも、結婚記念日を祝う豪華な料理をテーブルに並べた優介が笙子の帰りを待ちわびていた。「お帰り、ハニー」。ワクワク気分でドアを開けた優介だったが、次の瞬間、あ然となってしまった—。
 一方、山村家でもやっとチャイムが響いた。ところが和之がドアを開けると、立っていたのは美紀ではなく真理江。
 「夕べ、おたくの奥さんが男の人とキスしてるの見ちゃったの—」。

キャスト

山村和之 … 阿部 寛
杉尾優介 … 宮迫博之
山村美紀 … 篠原涼子
杉尾笙子 … 中島知子
大沢健児 … 永井 大
倉本冴子 … 滝沢沙織
上田 聡 … 中村繁之
岩崎真理江 … 川島なお美

スタッフ

■脚本
  尾崎将也
  旺季志ずか
■プロデューサー
  安藤和久(関西テレビ)
  東城祐司(MMJ)
  伊藤達哉(MMJ)
■演出
  塚本連平(MMJ)
  二宮浩行(MMJ)
  三宅喜重(関西テレビ)
■音楽
  仲西 匡
■制作
  関西テレビ
  MMJ

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