第4回 2009年5月5日(火)放送 あらすじ

ラブな誘拐大作戦

 千里(堀北真希)は、『ミラクル』の社長秘書・時田(山本耕史)から、借金1億円の返済を迫られる。時田によれば、ミラクル社が計画を進めていた大規模アトラクション事業が、スポンサーの撤退により中止に追い込まれそうなのだという。顧問弁護士の響子(高島礼子)が所持している千里との契約書には、『ミラクルが倒産した場合、1億円はただちに返金すること』と記されていた。さらにそこには、『社長代理としてミラクルに尽力すること』という条件もあった。時田は、その契約をたてに、プロジェクトの存亡をかけて翌日行われる最終プレゼンで、スポンサーに向けたスピーチをしてもらう、と千里に告げた。ミラクル社の命運はそのスピーチにかかっているという時田の言葉が、千里に重くのしかかった。
 そんな折、翔(向井理)の息子・力(丸山歩夢)が行方不明になるという騒動が起きる。翔は、離婚した妻・咲(浅見れいな)が力を連れ去ったのではないかと疑うが、咲は何も知らないという。ほどなく、何者かから力を誘拐した、という電話が入る。しかも誘拐犯は、新造(草刈正雄)が開発したハイパワーボイスを使い、新造の声で電話をしてきていた。新造によれば、ハイパワーボイスは、相手に向けるとその人間の本心がわかる装置ということだったが、実際はただのボイスチェンジャーだった。が、それを知らない猛(岡田義徳)や智(瀬戸康史)は、動揺を隠せなかった。犯人は、身代金を要求せず、翔と咲に、とある広場に行くよう命じた。警察に通報したら力の命はないという。
 千里は、優(山本裕典)が返しにきたハイパワーボイスを明(岡山智樹)が手にしていたことを思い出す。そのことを問い詰められた明は、力が隠れている場所に千里を連れていく。実は今回の騒動は、力が明に協力を求めた偽装誘拐事件だった。力は、翔と咲によりを戻してもらうために、この計画を考えたらしい。千里から事情を聞いた国土(つるの剛士)たちは、千里も力に協力してあげればいいのではないか、と提案する。

キャスト

堀北真希

向井 理
山本裕典
瀬戸康史

つるの剛士
岡田義徳
永山絢斗
岡山智樹
  ・
要 潤
  ・
山本耕史
草刈正雄(特別出演)
  ・
高島礼子

ほか

スタッフ

■脚本
 武藤将吾

■演出
 佐藤源太

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

バックナンバー