第3回 2009年4月28日(火)放送 あらすじ

男子、恋にタメ息

 千里(堀北真希)のもとに警察から連絡が入った。大蔵家四男の優(山本裕典)が窃盗の容疑で逮捕されたというのだ。千里は、次男の猛(岡田義徳)に命じられて、渋々警察署へと向かった。
 署に着いた千里は、優が誤認逮捕されたことを知る。近くで現金50万円が盗まれる事件があり、職務質問を受けた優がたまたま50万円を持っていたせいだった。が、優が何のためのお金かすぐに説明しなかったために騒動が大きくなったらしい。実は優は、極度の女性恐怖症を克服するために、カウンセリングを受けようとしていた。50万円はその入会金だった。警察に行った際、優の所持品の中からそのパンフレットを見つけた千里は、猛や三男の翔(向井理)、五男の智(瀬戸康史)、六男の明(岡山智樹)に報告した。千里たちは、優のためを思って、この話題には触れないことにしようとする。ところが猛は、やってきた優に向かって、いきなり「お前の女性恐怖症を治してやる!」と言い放つ。
 猛は、優に目隠しをさせて椅子に座らせると、マネキンに女性用の下着をつけたり、智に女装をさせたりして、女性恐怖症克服のための作戦準備をする。千里も、セーラー服を着て協力することになっていた。するとそこに、智の担任だという若い高校教師・吉田真央(小野真弓)が訪ねてくる。真央は、登校拒否を続けている智のことを心配して家庭訪問に来たのだ。慌てて真央を迎える千里たち。その際、彼女の顔を見た優は、驚きを隠せなかった。実は真央は、優を女性恐怖症にさせた張本人なのだ。
 優は、小学生のとき、中学生だった真央に告白してOKの返事をもらった。だが、喜びも束の間、真央が、優のことを、年下だからからかっただけでキモい、と友人に話しているのを偶然聞いてしまったのだ。優は、それ以来、女性を見ると「あいつ、キモい」という声が聞こえるようになってしまったのだという。
 一方、久しぶりにアパートに戻った長男の風(要潤)は、郵便の中に、新造(草刈正雄)からの手紙が混じっていることに気づく。同じころ、翔は、『ミラクル』の顧問弁護士・響子(高島礼子)から、トリックハート城の96番の部屋に宝が隠されている、と教えられる。
 そんな中、国土(つるの剛士)が働くネットカフェを訪れた千里は、親衛隊の西郷(なすび)たちから、智が巻き込まれたある事件に関する情報を入手する。

キャスト

堀北真希

向井 理
山本裕典
瀬戸康史

つるの剛士
岡田義徳
永山絢斗
岡山智樹
  ・
要 潤
  ・
山本耕史
草刈正雄(特別出演)
  ・
高島礼子

ほか

スタッフ

■脚本
 武藤将吾

■演出
 佐藤源太

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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