第11回 2009年6月23日(火)放送 あらすじ

家族という宝物

 千里(堀北真希)は、国土(つるの剛士)の協力を得て、トリックハート城に戻った。トリックハート城では、城に立てこもった風(要潤)、猛(岡田義徳)、翔(向井理)、優(山本裕典)、智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)の大蔵家六兄弟と、彼らを強制的に立ち退かせようとする時田(山本耕史)たちの間でにらみ合いが続いていた。
 時田は、平次(永山絢斗)や千里親衛隊のメンバーを全員『ミラクル』に入社させると、千里の借金を帳消しにするからと言って、彼らを強制立ち退きに協力させていた。千里を城の中に入れるために自ら犠牲になって捕まった国土は、時田は嘘をついている、と平次たちに訴えた。平次たちは動揺を隠せなかった。
 するとそのとき、城から夜空に向かって光が放たれ、巨大な新造(草刈正雄)の映像が浮かび上がった。その映像は、新造が作ったロボット『みらくるん』から発信されていた。『みらくるん』を操作していたのは、メイドの井上さん(江口のりこ)だった。
 新造は、このときを予測していたかのように、城を破壊したら望むものは永遠に手に入らなくなる、と時田に警告した。時田がその本当の目的を果たすためには、7人の勇者が必要だというのだ。続けて新造は、千里と兄弟たちの名前を呼び、信じてきたことをやり遂げればやがて1冊の本に出会う、と告げる。その本には、大切なものを守る方法が記されているらしい。だが、その本は、千里の契約満了日と同時に消滅してしまうのだという。千里の契約満了日は2日後だった。新造の映像は、最後に何かを言い残したまま、途中で切れた。それを見た時田は、新造の言葉を無視して、城に突入するよう指示するが…。

キャスト

堀北真希

向井 理
山本裕典
瀬戸康史

つるの剛士
岡田義徳
永山絢斗
岡山智樹

要 潤

山本耕史
草刈正雄(特別出演)

高島礼子
ほか

スタッフ

■脚本
 武藤将吾

■演出
 松田秀知

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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