第7回 2005年11月28日(月)放送 あらすじ

敏腕社長の甘~い誘惑!!

 『ブルーベルベット』で働く皆川寛子(伊東美咲)のもとに、望月大地(鶴見辰吾)という男が現れた。望月は、寛子が抱えている借金の返済を申し出る。そして寛子の夢、焼酎『みながわ』の復活を共同で成し遂げようと持ちかけた。即答を避けた寛子は、望月の車で勇太郎(森山未來)のアパートへ送ってもらう。そんな寛子を、武田育夫(高嶋政伸)が見ていた。
 次の日、医局で武田は勇太郎に最近の寛子の様子を尋ねる。武田は、望月と寛子の交際を疑っていたのだ。そして夜、武田が『ブルーベルベット』に行くと、寛子は望月を接客中だった。小春(濱田マリ)にあおられ、最大のライバル登場と焦る武田。だが、望月は『みながわ』復活を寛子に必死に説いているだけであった。寛子は、勇太郎に相談してから答えると約束した。
 アパートに戻った寛子は、早速、勇太郎に相談を持ちかける。勇太郎も小春同様、望月の話の上手さに騙されているのではないかと疑問を持つ。その時、寛子がテレビのニュース映像に望月を発見した。話を持ちかけたのが、その人だと名刺まで見せる寛子に勇太郎は呆然。望月は、テレビに出るほどの有名な青年実業家だったのだ。
 翌日、寛子と勇太郎は望月のマンションへ。小春から話を聞いた武田は、寛子の一大事と駆けつけ、望月のマンションを監視。望月は、やって来た姉弟を高級料理でもてなし、『みながわ』復活に対する熱意を語る。借金返済と寛子の夢である『みながわ』復活が実現するのであればと、勇太郎は望月の腕に賭けることに決めた。
 『みながわ』復活へのプロセスは、順調に進み始める。寛子は田中(荒川良々)と市橋(おかやまはじめ)に借金を返し、『ブルーベルベット』も辞めた。そして、宮崎に電話をかけて、元従業員を集めはじめた。
 望月の指導のもと、寛子は『みながわ』復活スケジュールに沿った仕事を始めるが、寛子の仕事とは写真を撮られたり、インタビュー取材に応えたりすることだった。小春と武田は、そんな仕事に疑問を唱え、望月のやり方に疑念を抱く。
 寛子の写真を使った広告が完成し、新しいラベルをまとった『みながわ』のサンプルも出来上がった。そして寛子は宮崎に帰って工場の準備をしたいと望月に話す。すると、望月は新たな『みながわ』は、東京の工場で作ると言い出した。
 そして寛子は、源太郎(宇津井健)の遺影の前で望月のもとで作られた新しい『みながわ』と以前の『みながわ』を見比べてひとつの答えを出す。望月のオフィスを訪ねた寛子は、共同での復活を辞めると断ってしまう。
 その話を知った勇太郎は寛子の考えが全くわからない。だが、武田からは一度『みながわ』を飲んでみたら良いと勧められる。また、『みながわ』復活を知った田村伸一教授(児玉清)からも、源太郎の味を守るのは並大抵のことではないと言われ…。
 そんな頃、とある施設で若き日の源太郎と子供2人が映った写真を見つめる人物がいることを、寛子たち姉弟は知る由もなかった。

キャスト

皆川寛子(28) … 伊東美咲
皆川勇太郎(25) … 森山未來
北村さおり(27) … 釈 由美子
田村 愛(18) … 榮倉奈々
中村拓未(24) … 平岡祐太
野口小春(33) … 濱田マリ
矢沢俊也(21) … 金井勇太
斑目 潤(37) … 佐藤二朗
小宮美耶子(?) … 清水ミチコ
鎌田鉄男(33) … 鈴木浩介
里見亮輔(25) … 城咲 仁
望月大地 … 鶴見辰吾
根本俊哉(26) … 岡田浩暉
田村伸一(62) … 児玉 清
武田育夫(39) … 高嶋政伸

ほか

スタッフ

■脚本
 金子茂樹

■プロデュース
 後藤博幸

■演出
 松山博昭

■音楽
 河野 伸

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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