第8回 2008年6月28日(土)放送 あらすじ

ついに鬼将会へ! イケメン芸術家兄弟の過激世界へようこそ

 菅田健太郎(溝端淳平)は、中静そよ(仲里依紗)と菅田の妹・歩美(大政絢)とともに、月島みさき(木下優樹菜)に連れられ繁華街にある雑居ビルの屋上へやってくる。そこは、かつて菅田が対局中に、賭け将棋の容疑で警察に連行された賭場だった。
 みさきに引き合わされた男に先導され、再び賭場のドアを開けた菅田たちは中の様子を見て驚く。そこは、さまざまな花で色鮮やかに飾られた、華美で幻想的な異世界が広がっていたからだ。そして、そこには2人の男がいた。「ようこそ、鬼将会へ」と菅田たちを迎え入れた春日京介(袴田吉彦)と弟・智也(忍成修吾)だ。兄は陶芸家、弟はフラワーアーティストで、最近、“春日兄弟”として人気を博している芸術家だが、実はその裏で「鬼将会」のメンバーとして活動を続けている真剣師だという。そして、智也の側には口をふさがれて椅子に縛られている六車里花(安田美沙子)の姿もある。
 そんな中、智也が合図を送ると、歩美が護衛の男に羽交い締めにされる。偽物の「鬼将会」の駒を街中にばらまいた罰を受けろといいうのだ。そして、護衛の男が歩美の口を押さえると何かを飲み込ませる。なんと、即効性の猛毒で、解毒剤を飲まない限り2時間で死に至るという。それを聞いた菅田は、解毒剤が入ったビンを奪おうと暴れるが護衛の男に取り押さえられてしまう。すると、京介が真剣で自分たちに勝てば、解毒剤をやると冷たく言い放つ。歩美に毒を飲ませたのは、菅田を対局に向わせる作戦だったのだ。そして、あろうことか、京介、智也も自ら同じ毒を飲み干す。お互いの命を賭けて真剣に臨む—それが、鬼将会の将棋だというのだ。
 歩美の命がかかり、後には引けなくなった菅田は、勢い込んで将棋盤に向かう。すると、その様子を見て菅田が冷静さを失っていると判断したそよは、自分が代わりに指すと言って菅田を退ける。そして、そよと智也との命を賭けた戦いが始まる…。
 同じ頃、菅田のかつての師匠・鈴木歩人八段(小日向文世)の自宅に、「鬼将会」からの封筒が届いていた。鈴木のほか有力なプロ棋士のもとにも届けられているという封筒の中には、彼らの目的とも思われるものが書かれていて…。

キャスト

菅田健太郎 … 溝端淳平

中静そよ … 仲 里依紗

六車里花 … 安田美沙子

角田吾郎 … 伊達みきお
         (サンドウィッチマン)

飛鷹安雄 … 富澤たけし
         (サンドウィッチマン)

月島みさき … 木下優樹菜

菅田歩美 … 大政 絢

春日京介 … 袴田吉彦

春日智也 … 忍成修吾
      ・
鈴木歩人 … 小日向文世

スタッフ

■原作
 『ハチワンダイバー』柴田ヨクサル
 (集英社 ヤングジャンプコミックス刊)

■脚本
 古家和尚

■プロデュース
 東 康之

■演出
 水田成英
 松山博昭

■音楽
 澤野弘之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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