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2025年3月13日更新

あなせん

1月25日 「アビコでなんでも学び隊」で出前授業『あなせん』特別編を実施

対象:3~6年生「音読講座」 
先生:奥寺健アナ/酒主義久アナ/黒瀬翔生アナ

千葉県我孫子市の公民館事業である「アビコでなんでも学び隊」で『あなせん』特別編の「音読講座」を実施しました。今年で14年目と伝統ある今回の「アビコでなんでも学び隊」には、我孫子市内の小学校に通う27人の子どもたちが参加し、音読のコツについて学んでもらいました。

手元のニュース原稿の内容を、映像と聞き手を意識して伝える練習をしました。応募の上、市内13の小学校から集まった子どもたちは、積極的でとても優秀でした。読みもとても上手だったので、普段と違うことをやってみました。
“間違えた時の訂正の練習”をしたのです。
天気原稿で、「最高気温は18℃の予想です」というべきところ、一度「20℃の予想です」と間違え、その後「失礼しました」と一言挟み、「18℃の予想です」と言い直す。これを練習しました。普通に正しく読むより、ずっと面白いと思いました。

後半の発表の時も、間違いと訂正をやってもらっていたところ、ある子どもが、別の部分を本当に間違えてしまいました。あっと思った瞬間、その子はすかさず「失礼しました」と一言。正しい内容を冷静に言い直してくれたのです。プロ脱帽の見事な訂正でした。思わず拍手!!でした。
その日の夕方、私はニュースに出演しましたが、間違えてちゃんと訂正できなければ、子どもたちに申し訳ないと思い、普段より緊張の本番でした。

文:奥寺健(フジテレビ アナウンサー)

今回の『あなせん』で主に担当したのはプロ野球の実況練習でした。あらかじめ原稿はありましたが、どのようにしゃべったら興奮や臨場感を伝えられるかアドバイスし、みなさんに練習してもらいました。
嬉しかったのは、意欲的にたくさん練習してくれた事です。最初は恥ずかしがって小さな声しか出せていませんでしたが、練習を重ねるごとにどんどん自信を持って大きな声でしゃべれるようになりました。さらに「お手本聞かせてください!」、「ここはどう読んだらいいですか?」など、私たちに聞いてくれるようになっていきました。 みんなの前での発表も、堂々としていました。表現方法など自分なりの工夫も見え、聞いていて感動しました。
今回を機に「アナウンサーになりたい!」と思ってくれる方がいたらうれしいです。貴重な機会をありがとうございました。

文:酒主義久(フジテレビ アナウンサー)

我孫子市の様々な小学校に通う子どもたちと共に、今回は「音読講座」の授業を行いました。その前に、伝わる声で音読をするための「姿勢・発声・滑舌」の練習をしました。会場に着いたばかりの時は緊張していた子どもたちも、最初から大きな声を出して発声練習をしてくれました。難しい滑舌練習も、子どもたちから「この滑舌練習やってみたい」と積極的に練習をしれくれる姿に感動しました。
音読については、プロ野球の実況を酒主アナと一緒に担当し、実際の中継映像を見せて実況とはどんなものなのかをイメージしてもらってから練習するようにしたところ、子どもたちそれぞれのイメージを持って練習に取り組んでくれました。

発表の時にも積極的に手を挙げてみんなの前で音読を披露してくれる子たちが多くいました。子どもたちが感じ取った感覚で「大きく読む」「ゆっくり読む」「テンポを早くして読む」といったスポーツ実況の読み方を工夫してくれる子が多くて、その感性や技術の高さに驚きました。
最後には、私がみんなの前でスポーツ実況を披露した時に子どもたちが盛り上がってくれて嬉しかったです。

文:黒瀬翔生(フジテレビ アナウンサー)

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