2024年12月17日更新
デジタル紙芝居「朗読講座」
先生:奥寺健アナ/大川立樹アナ
学校の国語の授業で音読する「やまなし」を音楽・効果音・映像付きの「デジタル紙芝居」に合わせて自由に読んでもらいました。
他の人の読み方を聞いて、読み始めるタイミングや、登場人物の思いの解釈に工夫が加わり、どんどん読み方が変わっていくのを、わくわくしながら聴かせていただきました。
「やまなし」は、市内の小学校の6年生の教科書に載っている作品です。
参加してくれた6年生にとっては、一度授業で読んだものを、デジタル紙芝居の演出の中で、再体験してもらいました。
自分の新たな表現に気づいてもらえたと思います。
また、4・5年生は、今後6年生になり、授業で音読するときに、この日の感覚を思い出しながら自由に表現してもらえたらと思います。
デジタル紙芝居は、YouTubeでいつでも見ることができるので、保護者の方にも是非体験していただきたいです。
「やまなし」は2つの演出があり、音楽や効果音やそのタイミングなどが違っています。
原文は同じでも、まったく違う作品に聞こえます。
演出によって、読み方が自然に変わるのをご家庭で体験していただけたら作品の楽しみがより深まるのではないかと思いますし、家庭内コミュニケーションのきっかけの一つにしていただければなお幸いです。
「ここやりたい!ここ担当したい!」と、積極的に手を挙げて参加してくれた14人のみなさん。
自宅で予習をして当日を迎えましたと、やる気満々の目の輝きは、とても素晴らしかったです。
マイクの前に立ち、映像に合わせながら、割り振られた箇所を、丁寧に、思いのままに読む。
はじめは苦戦しながらも、仲間の様子を見ながら学んで、回数を重ねるたびに、個性溢れる朗読になりました。
不安な表情も途中から薄れ、工夫してより良いものにしようという姿に、心を打たれました。
みなさん、ありがとうございました!