2024年12月6日更新
SDGs
フジテレビを含む民放5局とNHKは、国連×「SDGメディア・コンパクト」加盟メディアによる気候キャンペーン「1.5℃の約束~いますぐ動こう、気温上昇を止めるために」に2024年も参加しました。
3年目となる今回は、8月1日~9月30日の期間中、「#何もしないともっと暑くなる」 「#1.5℃の約束」をつけて誰もができる気候変動対策をX、 Facebook、 Instagram、YouTube、 TikTokなどのSNSに投稿するムーブメントを実施。フジテレビではアナウンサーが計10本の動画をアップした他、「楽しくアクション!SDGs」のXでは、国連が推奨する10の行動を紹介するなど、暑さが厳しい夏場からキャンペーンを盛り上げました。
今年も各局のアナウンサーが出演する共通ステートメント動画と特別番組を収録・公開しました。フジテレビからは、倉田大誠アナウンサーが参加。共通動画では、洪水や熱波など世界で異常気象が続く中、気候危機は「みんなの危機」であることを伝え、一人ひとりが暮らしや行動を変える必要性を訴えています。
▼ステートメント動画はこちらからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=rVNk1CyQX28
9月29日(日)にNHK総合で放送された6局連動の特別番組(10:05~11:00)は、気候変動と“食”がテーマ。世界的に観測史上最高の暑さとなったこの夏、コメ不足や野菜・魚介類の異変・コーヒーの値上がりなど、温暖化の影響が暮らしを直撃しています。2100年には消えてしまうかもしれない食材等を紹介した他、温暖化の現状と解決策を各局のキャスターがプレゼン。倉田アナは、FNSチャリティキャンペーンの取材で目の当たりにしたパキスタンの豪雨被害の現状を伝えました。
普段は一緒に仕事をすることがない各局のキャスター達が一丸となって気候危機を伝えることで、より大きなインパクトをもたらすことができたと思います。
<出演アナウンサー>
今回のスペシャル番組は出演者とスタッフで、あらかじめ「グリーンメモ」と呼ばれるサステナブル・プロダクションへの意識を共有。LEDスタジオで収録、美術セットにリユース・リサイクル素材を取り入れ、番組後も活用できるものを選定し、環境負荷の低減に努めていました。また今回もBBCが開発したCO2カリキュレーター(アルバート)を用いて、番組制作に伴って排出されたCO2の量を測定、番組でも紹介する取り組みを続けています。
9月20日~30日の間、全国約70ヵ所のデジタル屋外ビジョン(DOOH)で、6局のアナウンサーとキャラクターが勢ぞろいした15秒のキャンペーン動画を流しました。
このような取り組みをつうじて一人でも多くの方が気候危機を自分ごととして捉え、解決に向けたアクションを起こすきっかけになれば幸いです。