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2024年3月1日更新

ずっとおうえんプロジェクト

フジ・メディア・ホールディングスの有志で福島に桜を植樹

2024年2月3日、フジ・メディア・ホールディングス各社の有志が集い、福島県広野町で桜の植樹活動を行いました。地震や津波、さらに放射能の影響を受けた福島県で「30年後に子どもたちが誇れる桜並木を作りたい」との思いからスタートした「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」。フジ・メディア・ホールディングスはその趣旨に賛同し、2013年度から協賛していて今回で11回目となり、今年度は46本寄贈しました。

フジテレビの佐々木恭子アナウンサーなど8社から37名が参加。
広野町さくら公園に46本のソメイヨシノの苗木を手際よく植えていました。

これまでに寄贈した桜は1,496本。この桜がすくすくと成長し、満開になるのを楽しみに、
これからも「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」の支援を続けていきます。


3・11の震災後、福島を訪れるのは4度目になる。これまでは『あなせん』やキャリア教育で、そして今回は桜の植樹へ。

道中、福島の明と暗を見た。あの日から手つかずのまま時が止まった帰還困難区域の家々、学校、老人ホーム。復興事業によって先祖代々の土地を離れざるを得なかった家族。しかし、地域に新しく建てられた学校のコンセプトが地域コミュニティーを再生させる礎となりつつある。「大熊町にできた学校だからこそ、目の前の課題を乗り越えるためにとにかく粘り強く、考え、周りを巻き込める、そんな力がつく教育を」。

(※大熊町の画像は許可を得て掲載しています)

過去を忘れず、未来が希望で溢れるように、今を生きる人たちの行動でつなげていく。

植樹をしながら、福島の未来と接点ができたことが嬉しかった。
浜通りに2万本の桜を植え、震災から30年後には満開のハッピーロードになることを目指すプロジェクト。その頃に一緒に植樹をした仲間と再訪して、満開の下歩き、眼で味わい、おしゃべりしたい。
1年先の自分さえかわからない…それが口癖の私にも、長い先の夢ができた。

文:佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

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