笑顔ひろがる社会のために

2021年12月10日更新

あなせん

10月29日 埼玉県羽生市立川俣小学校で出前授業『あなせん』を実施

5年生 「インタビュー講座」 
先生:小澤陽子アナ/山本賢太アナ

向かった先は、川を越えたらすぐ群馬県という場所にある埼玉県羽生市立川俣小学校。
広大な敷地に、全校生徒100人程という、とてものびのびとした環境で育つみなさんが、とっても可愛い笑顔と、元気な挨拶で出迎えてくれたおかげで、一気に緊張がほぐれました。

今回の授業は「インタビュー講座」。まずは「聞く」ということは、どれだけ大切なことなのか?なんで素晴らしいことなのか?ということについて、私の経験談を話しました。
それから、では「どう」聞くのがいいのか?悪い例を交えて伝えると、みんな何となく分かっているので、笑いが生まれ、楽しく「相手が主役」ということを理解してもらえました。

その後、チームに分かれて質問タイム!私への質問の内容も、小学生ってこんなにレベルが高いのかと思い知らされるほどの、質の高い質問が来て、答える私自身もあたふた(笑)。驚きました。
そして更に驚いたのが、発表です。質問から出た様々な情報を精査した上で、自分の意見を加えたり、各々工夫をしながら、綺麗に文章にまとめて伝えているのを見て、なんだか感動してしまいました。驚きと同時に、嬉しかったです。
初めは緊張気味だったみんなが、とても意欲的な姿勢に、そして挨拶の声も大きくなっていたのも印象的。

今回の授業を機に、「コミュニケーションって楽しい!」「もっと人との会話を大切にしよう」なんて思うきっかけになってくれたら…なんて願っています。
みなさんと実際に会って、教えることの楽しさや大切さを知ると同時に、テレビという向こう側にいる人の反応が見えない中で仕事をしている私にとって、とても心の動かされる、素敵な経験となりました。
みなさん、ありがとうございました!

文:小澤陽子(フジテレビ アナウンサー)

今回の『あなせん』では「伝える」、「伝わる」を深く考えさせられました。 子どもたちに分かりやすく言葉を噛み砕き、伝えることに少し苦労しましたが、丁寧にコミュニケーションをとったことで「伝わった!」と感じることができました。

テレビの向こう側にいる視聴者の方々に「伝わっているかな?」と考え、言葉を選ぶことがアナウンサーだと改めて気付かされました。
『あなせん』の授業で伝えたことに対し子どもたちが興味を示してくれて、この数時間で急成長したことを実感できた時は、「嬉しい、楽しい!」と思いました。

このようなお互いが勉強になる「半学半教」の精神で取り組める『あなせん』にまた参加したいです。

文:山本賢太(フジテレビ アナウンサー)

カテゴリー別記事一覧へ

活動カテゴリー

活動リポート一覧

笑顔ひろがる社会のために

地球環境のために

番組・コンテンツをつうじて

働きやすさ・マネジメント