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2013年度 社会貢献トピックス

25周年を迎えた高松宮殿下記念世界文化賞~受賞式典とレセプションが華やかに開催~

[2013年11月5日更新分]

世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞(主催:公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第25回受賞式典が、10月16日東京・元赤坂の明治記念館で行われました。

また、今回は25周年ということで、同日午前には、天皇皇后両陛下をお迎えして、世界文化賞の25周年記念レセプションが開かれました。

25周年を迎えた今年の世界文化賞の受賞者は以下の5人です。

第25回 高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者
【絵画部門】
ミケランジェロ・
ピストレット
(イタリア)
【彫刻部門】
アントニー・ゴームリー
(イギリス)
【建築部門】
デイヴィッド・
チッパーフィールド
(イギリス)
【音楽部門】
プラシド・ドミンゴ
(スペイン)
【演劇・映像部門】
フランシス・フォード・
コッポラ

25年間で世界24か国、129人の芸術家が世界文化賞の栄誉に輝いたことになります。


挨拶する日枝会長
式典の冒頭、日本美術協会・日枝久会長は、
「ローマ法王とお会いした際、法王は《芸術によって作り出された優れた作品は狭いところにとどまる必要はない。その意味で世界文化賞の理想は素晴らしい。》とおしゃった。芸術は人類共通の宝である。これからも芸術・文化の発展に貢献し、世界の平和と繁栄に寄与したい。」と述べました。

受賞式典では、功績たたえる顕彰メダルが常陸宮殿下からそれぞれの受賞者に授与。常陸宮殿下のお言葉の後、受賞者を代表してミケランジェロ・ピストレット氏が「私どもの芸術活動が芸術に与えられる世界最高峰の賞である世界文化賞に値すると認められたことを大変嬉しく、光栄に思っております」と謝辞を述べました。

2013年の受賞者は前日の記者会見で次のように語っています。


記者会見の模様
(パバロッティ氏は公演のため欠席)
絵画部門の受賞者 ミケランジェロ・ピストレット氏は「芸術家は素晴らしい未来への橋渡しをする責任がある」と述べ、彫刻部門のアントニー・ゴームリー氏は「日本は私にとって魂の宿る特別な場所。今回の受賞に勝る光栄はありません」と述べた上で、「作り出したものは共有されて初めて意味がある」と語り、世界文化賞の意義を強調しました。

また建築部門の受賞者 デイヴィッド・チッパーフィールド氏は、「日本に住む人は気付いていないかもしれないが、日本は伝統の中にモダニティがある。日本の建築家は世界に多大なるインスピレーションを与えてきている」と称賛。
さらに演劇・映像部門のフランシス・フォード・コッポラ氏は「映画の歴史はまだ100年短い。これからどんどん進化していく」と話しました。

式典のあとのカクテルレセプションでは、各界の著名人や文化人、これまでの受賞者などが集い、受賞者を祝福。今年は25周年を記念して過去の受賞者も駆けつけ、例年以上に華やかな祝宴となりました。

続いて開かれた祝宴では、安倍総理大臣をはじめ、政財界人、文化人、各国大使ら約300人が出席し、受賞者の偉大な功績をたたえました。


フジテレビは、フジサンケイグループの一員としてグループとともに世界文化賞の趣旨に賛同し、賞の創設以来、協力をしています。

世界文化賞

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