フジテレビは、企業活動を通じた社会への貢献を常に意識し、メディア企業としての特質を生かして様々な分野での社会貢献活動を推進しています。
食育啓発活動食育イベント
FCG総合研究所をはじめとするフジ・メディア・ホールディングス各社が協働で行う「食育プロジェクト」。子どもたちに食と運動、排泄“いいうんち”を出すことの大切さを教えることを目的とし、“いいうんち”「どっこくん。」をメインキャラクターとして活動を展開。2012年度は、被災地(被災3県と茨城県を含むエリア)とそれ以外(群馬県・岐阜県など)合わせて25ヵ所(対象人数2,350人)で実施。
2009年:食育キャンペーンでのオリジナルソング、良いウンチを出すための歌『ハロー!どっこくん。』を作詞・作曲(作詞:鈴木文太郎歌:石本沙織)+DVD化(非売品)。また、『ハロー!どっこくん。』の着うた・着うたフルを携帯音楽配信サイト「フジメロ」にて、2010年9月3日より無料配信継続中。
◆ダウンロード数(2013/4/3現在)
フィーチャーフォン:着うた:1,222 着うたフル:1,966
スマートフォン :着うた:3 シングル:9
映画を専攻している学生たちに「作品発表の場」を提供し、第一線で活躍する映画製作者たちとの交流の場を設け人材育成を通じて日本の映像産業の発展に貢献することが目的のイベント。2012年は日本映画学校、多摩美術大学、東京工芸大学、日本大学、武蔵野美術大学、早稲田大学、立教大学に加え、震災の影響を受けた東北エリアから東北芸術工科大学にも参加。計8校の上映が行われた。この学生映画祭は、2009年に初めて開催され、今回で3回目となる。
フジテレビアナウンサーが、児童養護施設(※)で生活する子どもたちの自立を応援する目的で行われるスピーチコンテスト「カナエール」のための指導を行った。
このコンテストは奨学金を贈るため認定NPO法人「ブリッジフォースマイル」が主催。“夢”をテーマにスピーチを行うもので、出場した9人の若者に対し事前のスピーチ指導を6回行った。18歳で退所を余儀なくされ、人間関係がうまく築けなかったり、進学や就職にも多くの壁がある中、コミュニケーションスキルを磨くことで社会への適応能力を養おうという目的もある。今回、奥寺健、川野良子、森昭一郎、梅津弥英子の4人のアナウンサーが、発声やスピーチの組み立て方などについて個別指導を実施。本番では、250人を超える観客の前で、堂々と将来の夢を語り、同じような境遇に置かれた子どもたちへの理解とサポートの必要性を訴えた。
※全国には約580の児童養護施設があり、2~18歳の子どもたち約31,000人が生活。理由は様々だが、そのうちの8~9割が親の経済的困窮や病気、虐待。コミュニケーション能力の不足が自立を妨げる要因の一つになっている。(2012/5月~7月実施)
「めざましムービー」無料上映会
8/18 福島県東白川郡にて開催「めざましテレビ」とのコラボレーションで行っている「めざましムービー無料上映会」を継続的に開催。本年度は「にゃんこ the Movie5」のDVD発売にともない「めざましテレビ」内で上映先を募集、田代島、石巻市、福島県東白川郡、新潟県十日町市、京都府宇治市の5ヵ所で上映会を開催した。
2006年3月~2009年12月まで配信されていた「フジポッド文庫」のコンテンツ、アナウンサーの朗読CDを社会貢献として役立てる企画。 CSRのホームページで随時申し込みを受付。日本の名作文学のCDを盲人図書館、盲学校、老人福祉施設、小学校、児童館などの団体に寄贈。海外(韓国・フランス・ドイツ)からの寄贈申し込みもある。
40キロ地点で応援する子どもたち心臓病や小児がんなどの難病を抱えた子どもたちが自然の中で思う存分遊べる“医療施設付き自然体験施設”「そらぷちキッズキャンプ」(北海道滝川市)のスタッフが東京マラソンに出場。
その様子を難病の子どもたちが応援できるようにスポーツ局と協力してサポートした。フジテレビは社会貢献の一環としてこれまで朗読会を行うなど「そらぷちキッズキャンプ」の活動を支援している。また、今回は、レース出場と関連して「そらぷちキッズキャンプ」についてCS放送で紹介された。
(2013/2/24参加)
授乳スペース設置
CSR推進会議プロジェクトチームメンバーからの発案で、24階球体内に授乳スペースを設置。来場者サービスの向上を目指す。
「日本点字図書館」において蔵書朗読録音ボランティア活動
2009年秋より「日本点字図書館」にて、アナウンサー有志が蔵書朗読録音ボランティア活動を継続して行っている。点字図書館では、視覚障害者にも読書に親しんでもらうため書籍を音訳し、Recdia(サーバ型の録音システム)で録音し、インターネットによる配信を行っている。フジテレビアナウンサーがこれまでに録音を完了した蔵書は、21冊。
チャリティ活動
海外における恵まれない子どもたちの支援を目的に、フジテレビをはじめとするFNS28局が日本ユニセフ協会と連携して行うチャリティ活動を39年間にわたって実施している。2012年度の支援国は、子どもの死亡率が非常に高く、 5人に1人が5才の誕生日をむかえられない国、中央アフリカの【チャド共和国】。集まった寄付金は、チャド共和国の子どもたちの命を救うほか、保健・衛生・基礎教育の充実のために使われた。
チャリティ活動への取り組み [ FNSチャリティキャンペーン オフィシャルサイト ]
映画興行収入の一部を日本ユニセフへ寄付
映画事業局では毎年継続的にFNSチャリティキャンペーン事務局を通してユニセフに寄付しており、今年も同様に映画3作品より寄付を行った。
「とくダネ!」での放送・告知
「とくダネ!」の菊川玲キャスターが、チャド共和国を訪れ現地取材、番組内で放送した。
チャドの現状を、放送を通じて広く伝えるとともに募金活動に貢献した。(2012/7/5~7/6放送)
「とんねるずのみなさんのおかげでした」ハンマーオークション開催
震災被災者への直接支援を目的とし趣旨に賛同いただいた著名人の私物をオークション形式にて販売し、その売上金をFNSチャリティキャンペーン事務局を通じユニセフに寄付する「ハンマーオークション」を2011年4月~2012年6月まで放送。これまでブラッドピットやジョニーデップをはじめ国内外のVIP12人に出品頂き寄付総額は1,990万円に上った。その企画の最後の放送として北野武さんに出品頂いた「アウトレイジ2で使用したディレクターチェア」を落札者に納品に伺う企画を2012年4月10日に放送した。
ライセンス商品による寄付
「ラフくん・ガチャピン・ムック人形焼」の売り上げの一部をFNSチャリティキャンペーンへ寄付
社内各所にFNSチャリティキャンペーンの募金箱を設置
各局各室にFNSチャリティキャンペーンの募金箱を設置して、募金を募った。
放送番組における社会貢献への取り組み
報道番組
報道の各番組内で教育・少子高齢化・社会福祉などのテーマで企画特集した。
情報番組
ドラマ番組
バラエティ番組
ドキュメンタリー番組における取り組み
イベント事業における取り組み
ダイハツ KOOZA(クーザ)
シルク・ドゥ・ソレイユによるパフォーマンス「KOOZA」を東京他全国4ヵ所にて公演。文化芸術を通して国際交流に貢献した。(※地震により東京公演一部中止。仙台公演中止。)会場では、ハートビル法に準じたバリアフリー措置(各階段、手すり、スロープなど)を講ずるなど、安全・衛生に配慮し誰もが安心して楽しめる会場づくりを行った。
(2011/2/2~2012/4/1開催)
VOCA PEOPLE
オフ・ブロードウェイにて大ヒット中のパフォーマンスの招聘公演。文化芸術を通じての国際交流に貢献。
(2012/2/26~3/13開催)
第20回 靖国神社「奉納夜桜能」
東京最古の木造能楽堂で、重要無形文化財保持者が集う日本の古典芸能の最高峰のイベント。日本の伝統文芸の普及と継承を引き続き支援。 (2012/4/2~4/3開催)
blast!2012
マーチングバンドやドラム・コーのエンターテインメント性を高めた、視覚と聴覚を刺激する迫力のステージを展開。文化芸術を通じての国際交流に貢献。 (2012/6/29~10/7開催)
マウリッツハイス美術館展
フェルメールやレンブラントなど17世紀オランダ・フランドル絵画の黄金時代の傑作を数多く所蔵するマウリッツハイス王立美術館から選りすぐりの名品50点を公開。文化芸術を通じての国際交流に貢献。
(2012/6/30~9/17開催)
お台場合衆国2012~ここから始まる!NIPPON応援団!~
毎年実施している夏の社屋イベント。番組コンテンツを中心とした来場者参加型テーマパークとして、お台場地区の活性化に貢献。徹底した節電対策も実施した。 (2012/7/14~9/2開催)
→詳しくはこちら
ドラムストラック2012
マーチング音楽の他、アフリカンドラム、モータウン、ゴスペル、スウィングジャズなどブラックミュージックの歴史を魅せる今回が3回目となる2時間ノンストップのパフォーマンス公演。文化芸術を通しての国際交流に貢献。 (2012/7/28~8/26開催)
平成中村座2011
テントを建て江戸の芝居小屋を再現する平成中村座の東京では5回目となる公演。日本の伝統文芸の普及と継承を引き続き支援する。年度をまたぎ公演を行った。2011/11/1~2012/5/31開催)
中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演2012
中村勘太郎・七之助兄弟による歌舞伎、三味線、和太鼓のコラボ公演。日本の伝統文芸の普及と継承を引き続き支援する。 (2012/11/12~11/15開催)
志の輔壱話
前半を日本舞踊とタップダンスのコラボを上演。後半を志の輔師匠による落語の公演として、日本の伝統芸能の普及と継承を支援。 (2012/11/16開催)
RAIN~ビートルズに捧ぐ
ブロードウェイでのロングランをはじめ、全米で絶賛されたトリビュートライブの初来日公演。文化芸術を通じての国際交流に貢献。 (2012/11/16~2012/11/28開催)
ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実~
エジプト考古学博物館所蔵の日本未公開の物品を含む展示品約122点を一挙に公開。大阪・東京の2地区にて開催。歴史的な展示品を通じてエジプトとの文化交流、国際親善に寄与。 (2012/3/17~2013/1/20開催)
東芝グランドコンサート2013
ヤニック・ネゼ=セガン指揮
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団来日
オランダの名門、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演。文化芸術を通じての国際交流に貢献。 (2013/1/31~2/10開催)
シルク・エロワーズ 「iD」 日本公演
カナダ・モントリオールに本拠地を置くシルク・エロワーズによるダンスと器械体操を融合したサーカス。東京、名古屋、大阪、福岡にて公演し、文化芸術を通じての国際交流に貢献。 (2013/2/14~3/31開催)
日本大相撲トーナメント第37回大会
同部屋同士の対決や、相撲普及講座の開催など本場所とは異なる相撲の楽しみ方を提供。国技である大相撲のさらなる普及・発展に貢献。 (2013/2/10開催)
グレートジャーニー 人類の旅~この星に、生き残るための物語~
ドキュメンタリー「グレートジャーニー」をベースに人類拡散の歴史と各地でたくましく暮らす人間の姿、そこから考えるこれからの人々の暮らしを史学・民俗学・人類学などの学問の境界線を越えた多角的な内容で展開し、科学的啓発に貢献。 (2013/3/16~6/9開催)
第4回パナソニックキッズスクールCUP ロープジャンプ 小学生大なわとび No.1決定戦
未来を担う子どもたちの健やかな発育及び体力向上に貢献するべく「大なわとび」という競技を学校で出来る遊びの一つとして、より広く普及させることを目的としたイベントの運営。「こどもがかがやけば、未来がかがやく」という理念のもと、全国の小学生による大縄跳びの大会の企画・運営実施。 (2012/9/1~2013/3/24開催)
TDKオーケストラコンサート2012 バイエルン放送交響楽団来日公演
TDK特別協賛のオーケストラコンサートシリーズ。オーケストラの来日中に、近隣の中学・高校に団員を派遣し、学生の音楽指導にあたる「アウトリーチ」と、音楽を学ぶ学生を招待する「公開リハーサル」を実施。中学~大学生にいたる音楽教育支援を行った。 (2012/11/26~12/1開催)
全日本リトルリーグ野球協会への協賛・支援
今年度もサンケイスポーツ、産経新聞と共にリトルリーグ委員会を応援した。同委員会は、野球という種目を通じて男女問わず子どもたちのスポーツ環境を整備する事、スポーツを通じ子どもたちの健全なコミュニティー作りを支援する事、そして海外チームとの試合を通じて国際的友好の輪を広げる事、という理念の下に運営されており、40年以上にわたって支援を続けている。
日本サッカー協会「こころのプロジェクト」支援
サッカー日本代表選手や現役のJリーガー、なでしこリーグの選手や競技の垣根を越えた他競技のトップアスリートたちが、「夢先生」として学校の授業を受け持ち、夢や目標を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力することの大切さ、フェアプレーや助け合いの精神を、子どもたちと語り合い、触れ合いながら伝えていく活動、JFA「こころのプロジェクト」活動に協賛し支援した。 (2012/4/1~2013/3/31開催)
第22回かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会
茨城県土浦市で20年以上開催されている国内有数の大会のイベント制作協力をした。(今年度の参加者は、27,353名)本大会は「体験する福祉」「ノーマライゼイションの実践」をテーマに掲げ、視覚障がい者・車イスのレースも行われた。制作協力やPR活動を通じ、参加型スポーツにおける社会福祉の重要性をアピールした。
(2012/4/15開催)
スワローズ キッズアカデミー
毎週日曜日朝5:40から放送している「スワローズ キッズアカデミー」で、野球界そしてプロ野球に憧れる少年たちをサポートした。スワローズの選手たちが野球技術のワンポイントレッスンなど講師役を務めたり、トレーニング方法や食生活も指導したりしながら、野球少年たちの健やかな成長に貢献した。(通年)
お台場EKIDENフェスティバル2012
「オリンピックで日本に元気を!」をコンセプトにオリンピックメダリストをはじめ、幅広い競技の日本を代表するアスリートが、現役選手、OB・OG問わずゲストランナーとして多数参加し、市民のみなさんと肩を並べて走り、ともに汗を流し、交流を深め、2020年オリンピック・パラリンピック大会の東京への招致にかける思いを分かち合った。
「カレッジ すぽると!」
テレビ界初の“大学スポーツ専門番組”として、メジャースポーツ、マイナースポーツに関わらず、学業と両立し精一杯競技に取り組む大学生アスリートを応援した。また同世代の共感を創出することで次世代を担う青少年のスポーツを通じた健やかな成長に寄与した。 (2012/11/17~2013/3/23開催)
春の高校バレー
「第65回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(フジサンケイグループ主催)として行われたこの大会を、 日本バレーボール協会、 全国高等学校体育連盟と共に主催し、全試合をテレビ中継し全国に向けて放送した。これにより、国内におけるバレーボールの普及発展に大きな影響を与えると共に、全国の高校生バレーボーラー及び関係者はもとより、スポーツファンに大きな夢と感動を提供。また、バレーボールの普及を通じて全国の青少年の健康増進と情操教育に大きく貢献した。
日本香堂主催 『ふるさとのお盆の思い出絵画コンクール入賞作品展覧会 子ども絵画館 in お台場』
子ども達のふるさとのお盆の思い出を大事に育成しようとする日本香堂主催イベントの企画、運営実施。シアターモールで開催。初日は、小学生低学年、高学年、中学生のそれぞれ入賞者が来場して表彰式が行われた。 (2013/3/20~4/7開催)
お台場サイクルフェスティバル
「お台場合衆国」のサテライト企画として去年に引き続き開催、2日間で約3万人の来場者を集めた。国内トップクラスのプロによる自転車レース「湾岸クリテリウム」や、国内外の最新自転車の無料試乗のほか、社会問題となっている自転車の交通事故やマナーの問題にも取り組んだ。東京湾岸警察署の協力を得て、「自転車安全五則」などの交通ルールを学ぶステージイベントを開催したり、自転車メーカーとともに子どもを対象とした「自転車の正しい乗り方教室」を開催して来場者から好評を得た。 (2012/8/18~19開催)
ワークショップコレクション9への参加
慶應義塾大学日吉キャンパスで開かれた「ワークショップコレクション2013」に参加。「少年タケシ」で活躍するコミック作家たちが、小学生にアニメ制作を直接教え、作品を発表・評価した。今年もパラパラマンガを作るワークショップを行い、子どもたちに自分たちで動きを考えて絵を描く喜びを伝え、リテラシー向上にも貢献した。今年は10万人の親子が参加し、70以上のワークショップの中でも来場者投票賞を受賞した。
(2013/3/9・10開催)
デザインフェスティバルを開催することで、美術部門を東京キー局の中で唯一社内に持つフジテレビのデザインという仕事を一般の方に知ってもらうとともに、アイドリング!!!の新セットのデザインを公募することで社外の才能を発掘することを目指した。さらには韓国のMBCにも出品を依頼し、両国間の交流を深めた。
(2013/2/15~22開催)
児童向け食育・知育啓発イベントの実施
フジテレビキッズカフェ「ママトコ」において児童及びファミリー向けイベントを実施し、子どもたちに食育・知育の啓発活動を行った。
放送技術における取り組み
高いクオリティのコンテンツ制作を実現するための機器を開発改良し、放送文化の発展に貢献。
テレビ放送における音声信号レベル運用基準
民間放送連盟にはたらきかけ、音量感が統一した視聴者に優しい放送を届けるため、「テレビ放送における音声レベル運用基準(NAB技術基準T032)」を制定。2012年10月1日の適用が始まった。その後、民放だけでなく、NHKも含めたラウドネス運用規定(ARIBTR-B32)も策定し、2013年4月よりNHKも運用開始。更に、衛星放送やケーブルテレビなど全ての放送の音量感統一を目指し、引き続き各所と調整を行う。
新回線センター設備の構築
ファイルと映像信号を同時に扱う最新技術に挑戦する事により、最新鋭の回線設備を構築し、効率化、省スペース、省資源化を実現。また、放送・通信業界に、このコンセプトの普及を図り、伝送技術の進歩に貢献した。本年度ITU(国際電気通信連合)においても本技術を紹介、世界的にも評価を得た。
系列局への番組のファイル伝送技術(FileX)
従来系列局への番組販売は、VTRテープで行っていたが、ファイル化、オンライン化して送ることにより、テープ資源の削減、及び、運搬時のCO2削減に貢献するとともに、技術の進歩に貢献。また、新たにファイルのままラウドネス調整機能を付与し、社会貢献を行った。
VHFのデジタル化(スカイツリー)
業務用の連絡無線であるVHFのデジタル化を進めている。本年度はスカイツリーマイクロ受信基地のVHFデジタル化が完了した。狭帯域化により周波数資源の有効利用を図っている。
700MHz帯FPU、RMの周波数移行
ワイヤレスブロードバンド実現のための周波数再編に向け、FPUならびにラジオマイクの周波数移行を検討し、周波数資源の有効利用を図っている。
番組制作の照明技法
これまでの照明仕込みでは、照明器具を吊り、実際に点灯をした上でしかコンピュータ制御のムービングライトの照明効果を確認できず、調整に時間、電力、労力を要したが、CGを使ったオフラインプログラム(事前データ入力)と、カメラリハーサルや本番中のリアルタイムのプログラム修正等のコントロールを導入したことで、時間、電力、労力を節約するとともに、安全性の向上や統一感のある照明効果を実現。フジテレビの照明技術では、考えうる最先端の技術の積極的導入を行っている。
スマートTV開発・ World Wide Web Consortium
スマートTVなどIP技術と放送が連携した安全で利便性の高い次世代放送システムを開発した。
番組制作機器・放送機器の開発
より高いクオリティのコンテンツ制作と上質で安定した放送を実現する機器を開発し、放送文化の発展に貢献。
デジタル放送の普及・促進
全国地上デジタル放送推進協議会、IPTVフォーラム、デジタル放送推進協会、デジタル放送普及及び活動班に参加してデジタル放送の普及活動を行った。
マルチメディア放送
日本おけるデジタル放送の発展のため、新しいマルチメディア放送・サービスの研究、開発を推進した。またマルチメディア放送の方式提案者として南米、東南アジア、アフリカ等における国際普及活動に対応した。
放送技術標準化活動への参加
電波産業会(ARIB)、デジタル放送推進協会(Dpa)、日本ITU協会、AES日本支部賛助会、日本民間放送連盟、IPTVフォーラムなど国内外の機関に参加し、放送技術の国際化に貢献。
放送告知システム
報道関連・気象関連等の情報(緊急地震速報など)を安定して放送できるよう必要な設備の導入を行い、災害発生や被害の軽減を図る。
FNS系列の技術水準向上のため、「あんたが大賞」を選定し顕彰を実施。
技術セミナーなどでの講演活動
新規技術の研究開発や具体的な取り組みなどを紹介し、放送技術の発展に貢献するために、各種セミナー、セッションに講師やパネリストとして参加。
障がい者への配慮
字幕放送
聴覚障がい者や高齢者に向け、テレビの音声を文字にして表示。テレビ視聴以外にも、ワンセグ受信機能付きの携帯電話でも字幕放送を見ることが可能なため、利用者が増加した。また、7時~24時のVTR番組とストレートニュースのほぼ全ての番組に字幕を付与。主なスポーツ番組の生放送にも、リアルタイム字幕を付与。
2012年4月より生放送帯の情報番組「知りたがり!」にもリアルタイム字幕を付与するという初の試みを行った。また、2012年10月よりCM字幕付与に向けた取り組みを民放局としていち早く開始した。(毎週日曜夜9時<ドラマチックサンデー>枠)
解説放送
視覚障がい者向けに副音声を使って場面の解説を放送している。
2012年度は「金曜プレステージ」の2時間ドラマ17本、「土曜プレミアム」1本、「ライオンのごきげんよう」(水)(木)(金)放送のすべてに解説放送を付与した。
手話放送
「テレビ寺子屋」(毎週日曜05:10~05:40放送)にて手話放送を実施。
字幕放送推進
字幕放送をリアルタイムでフジテレビHP上に表示させるシステムを開発。2012年4月1日からホームページトップのリニューアルのタイミングでテスト運用をはじめ、7月1日から本格運用を開始した。
映像コンテンツにおける字幕対応
ドラマDVDに関しては聴覚障がい者向けに字幕対応を行っている。
CM字幕送出対応
CM字幕送出対応に関して、トライアルの実行、搬入基準の策定を行った。
津波警報などの色弱者対策を実施
地域との連携
JR東日本との地域活性化への取組み
千葉県・館山市の地域活性化に貢献すべくJR東日本からの依頼を受け、7月8日の「館山わかしおトライアスロン」、1月27日の「館山若潮マラソン」の大会のブームアップ、PR、イベント運営協力を行った。また大会事前のトライアスロン・マラソン合宿を同地で行うなど、地域活性化に大いに貢献した。今年度はATSCトライアスロンアジア選手権も館山で開催され、さらなる活性化に協力することができた。
3月30日、開署5周年を迎えた東京湾岸警察署の一日署長に、柳葉敏郎さんが就任。
柳葉さんは、映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で警察庁長官官房審議官・室井慎次役を演じた。制服姿の柳葉さんは、東京湾岸警察署の署長から一日署長の委嘱状と感謝状を受け取り、春の全国交通安全運動の事前イベントとして行われた交通安全パレードに参加、“交通安全”の重要性を訴えた。
自衛消防隊の技術審査会参加
消防署の自衛消防技術審査会(防火管理と災害時の活動能力向上を目的として開催)への参加。
勤務地消防団への参加
社員3人を港区芝消防団員として派遣。日中、管内地域を職場として働いている勤務者を対象とした制度で、消防団の活動計画により訓練・イベント等の警戒に参加。火災・大規模災害時には、地域住民の生命や財産を守るために活動した。
湾岸スタジオ診療所の地域医療への貢献
近隣企業の昼休み時間中などにも診療を受けられるように、診療時間を12:00~19:30とすることで、地域医療の向上に貢献する。
講義・授業/その他による社会貢献
あなせんプロジェクト [ オフィシャルサイト ]
2005年9月からスタートしたプロジェクト。アナウンサーが、東京・港区・品川区・目黒区の公立の小学校に出向いて、児童を対象とした話し方授業を行う。「言葉で自己表現することの楽しさ」を子どもたちに伝えている。
【2012年度実施校】
・2012年7月6日 品川区立城南小学校 45人
・2012年10月5日 品川区立中延小学校 21人
・2012年12月20日 品川区立城南小学校 47人
・2013年2月28日 品川区立大間窪小学校 69人
※参考:2005年から2012年3月までの約6年半の間に、延べ9,200人の児童を対象に実施。
慶應義塾大学フジテレビ寄附講座 特殊研究Ⅰ「テレビ・ジャーナリズム」春学期・秋学期
慶應大学メディア・コミュニケーション研究所で学ぶメディア志望の研究生に向け、テレビ報道の現場について実践的な講義をフジテレビからの寄付講座の形で実施してきたもの。2007年度から始まり2012年度まで行われた。
「BSフジLIVEプライムニュース」出前講座上智大学連続講座『新しい政治報道のあり方』
番組審議委員の要請等により、取材センターBS担当の社員が上智大学の連続講座内で番組をモチーフに「新しい政治報道のあり方」を講義。
青山学院大学 総合文化政策学部「メディア文化論特別講義」
情報制作局員が番組制作で培ったノウハウをもとに、文化をマネジメントしプロデュースする人材の育成を目指し、青山学院大学で週1回の授業を担当。9月から3月まで計14回実施した。映像メディア分野を“目玉”と位置付ける大学が増える中、映像作品の制作やカリキュラム、教材開発に取り組み新たな“社会的コミュニケーション”の場を作ることで社会貢献をした。 (2012/9/1~2013/3/3開催)
海外へ向けた取り組み
「あいのり」ベトナムへのフォーマット販売を通じた番組連動チャリティ活動支援
ベトナムの制作会社へバラエティ番組「あいのり」のフォーマットを販売したが、単純な番組企画提供にとどまらず、日本版オリジナル「あいのり」で行っていた「教育困難地域への学校建設」等の番組連動チャリティ活動の主旨・意義も啓発した。その結果、現地放送局HTVを通じて、日本同様かそれ以上のチャリティ活動が現地で実現した。視聴者やスポンサーからの募金で新規学校建設や学校施設改修、世界遺産の保護活動、緑地化の為の植樹、山村への井戸や水道建設、経済困窮地での健康診断の実施や上映会開催などを実現した。
「アイアンシェフ」によるインドネシアにおける日本食のイメージアップ
経済産業省の「クール・ジャパン戦略推進事業プロジェクト」の一環でインドネシアにDapur Iron Chefというフードコートを2/9オープン。インドネシアのトップ地上波局の一つTrans TVにて「アイアンシェフ」を放送することによって、日本食のイメージアップ、ブランディングを行っている。 (2013/2/9オープン)
海外賞出品
国際エミー賞やピーボディ賞など、世界で実施されている海外賞にフジテレビの番組を積極的に出品し、テレビ業界の活性化に貢献。2012年、テレビ業界において最も権威あるピーボディ賞で震災ドキュメント「わ・す・れ・な・い 東日本大震災155日の記録」が受賞、US国際フィルム&ビデオ賞でも震災ドキュメント「ガレキの開拓者たち」が最優秀賞を受賞、その他多数の評価を得た。ニューヨーク・フェスティバル、モンテカルロTV祭、アジアン・テレビジョン・アワードでも多数の番組が受賞、入賞している。
日本語放送
「日本の情報が得られない」という海外在留邦人の強い要望を受け、1982年に社会貢献を目的としスタート。「めざましテレビ」「FNNスピーク」「スーパーニュース」「新報道2001」をもとにニューヨークのスタジオで独自の情報番組を制作し、最新の日本の情報を伝えている。在留邦人のみならず、ハワイでは日本に戻れない日系高齢者の心の拠り所でもあり高い評価を得ている。フジテレビが大半の運営費用を負担し、ほぼ無償に近い状態でコンテンツを提供する社会貢献事業。NHKに先駆け民放では唯一の実施事業社。
コンテンツ発信
世界約130の国や地域で約1億5644万世帯が視聴できる日本国際放送JIBTVを通じて、3本のドキュメンタリー番組( JIBTV「津波で母を失くした大家族」「名もなきプロフェッショナル」「我らが愛しき学舎」)を制作し、世界に発信した。
海外広報
フジテレビの英語・仏語・中国語の公式HPにて、企業活動や番組、映画、イベントなどのコンテンツ、さらに日本文化の最新情報を随時発信。
お台場観光誘致
お台場観光誘致を目的とした夏の社屋イベント「お台場合衆国」の最新情報をフジテレビの英語・中国語の公式HPにて発信し、地域活性化に貢献。
Asian Side of the DOC(ASD) 2013 -Kuala Lumpur-
昨年、東京で開催されたASD2012では、世界各国の番組投資・購入担当者をフジテレビ本社におけるレセプションに招き、制作番組などを紹介した。今年は、マレーシアで開催されるイベントにブースを設け、積極的な国際ドキュメンタリー番組共同制作等へのアプローチを通じて震災後の日本を広く世界に知ってもらうよう努めた。テレビ業界の活性化及び国際交流に寄与。 (2013/3/19~3/22開催)
東京TVフォーラム(TTVF)
ドキュメンタリーの国際共同制作を支援する国際イベントに参加。日本で開催したピッチングセッション(企画の提案会議)に積極的に参加し、日本の文化・芸術等をテーマにした番組企画を各国のドキュメンタリー制作者にプレゼンした。テレビ業界の活性化及び国際交流に寄与。 (2012/12/10~12/12参加)
その他の取り組み
未来のドラマクリエーターの育成を目指した講義・実習を行った。 (2012/12~2013/1開催)
シナリオライターの発掘と育成を目指して主催。12月23日深夜に放送されたドラマ「Dearママ」は、第24回フジテレビヤングシナリオ大賞の大賞作品を映像化したもの。大賞1人と佳作3人の受賞者は、今後もドラマ制作センターとして、テレビ文化を制作・放送する責務の一環で、次代のクリエーターとして支援していきたい。 (2012/2/29~12/23開催)
「SMAP×SMAP」中国のテレビ局の研修を無償受け入れ
2012年4月、中国・湖南テレビの研修団(制作・技術計21人)を無償受入れし、社内各局の協力を仰ぎながら収録・編集の見学、講義などを実施。 (2012/4/09~4/28実施)
「SMAP×SMAP」テレビ業界志望の学生の職場体験
2013年1月7日(月)生放送のドミノ倒し企画「ドリームドミノワンダーランド」にて、テレビ業界を志望する東放学園の学生80人をスタッフとして招き、テレビの仕事の実際を体感して頂いた。 (2012/12/29~1/7実施)
放送ライブラリ事業への番組提供
公益財団法人放送番組センターが来館者に対して無償で放送番組を視聴公開する放送ライブラリ事業に番組を提供。こうした協力を通して、放送文化の発展に貢献している。
多メディア・多様化するテレビ視聴の把握
ビデオリサーチや在京キー局、大手広告代理店との共同会議で、多メディア・多様化するテレビ視聴について議論。視聴者の意識、実態を把握することに努めた。
各種番組調査
各種番組調査を行い、視聴者がテレビ番組に求めることの把握に努めた。
番組制作疑似体験をするイベント「フジテレビのお仕事」を一般向けに実施。スタジオで使用しなくなった映像、音声機材を再利用して活用するとともに、技術面での操作方法等の教育、保守を担当し、放送文化の普及に貢献した。
台場エリアにおけるワンセグ放送の開局
「お台場合衆国 presents キラキラWINTER LAND」の開幕にあわせ本社屋周辺を受信エリアとするワンセグ放送を新たに開局。来場客に向けて台場エリアをより楽しむためのオリジナル番組を提供した。
(2012/12/15~2013/3/31実施)
スタートアップ企業を支援するコーポレートベンチャーキャピタルを設立
コンテンツ、メディア関連分野の有望なスタートアップ企業を対象にベンチャー投資を行うファンドを、フジ・メディア・ホールディングスの下に創設した。次の時代を担う新進気鋭の企業の成長を強力に支援するとともに、フジテレビおよびフジ・メディア・ホールディングス各社における新規事業の創出・拡大を図る。
(2013/1/24~3/31開催)
ワッチミー!TVによる「中学校・高校 軽音楽系クラブコンテスト」の支援
“軽音楽クラブの甲子園”を目指して教育的な活動を続けている同コンテストを支援するため、「ワッチミー!TV」の協力を得て映像を配信したほか、BSフジの番組「ワッチミー!TV×TV」で放送を行った。
(2012/12/1~3/31開催)
水陸両用バス社会実験への参加
日本水陸両用車協会に協力して、「お台場合衆国」開催期間中に水陸両用バスを使用した社会実験を実施し好評を博した。東京湾の水辺活性化による将来的な観光立国の実現や、世界に誇る「東京」のブランド価値向上のための基盤作りに寄与した。
番組審議会の実施
番組審議会において、外部有識者の番組や放送についての意見や提案を聴き、社会的に有用かつ適正な放送ができるように努めた。
社外モニターの実施
一般視聴者で構成される社外モニターを運営。視聴者の意見や要望を、制作現場に直接提示し、視聴者のニーズに応える番組作りの参考になるよう努めた。
年金運用でSRIに投資
フジ厚生年金基金で「SRI(社会的責任投資)ファンド」での運用を実施。
フジ厚生年金基金のPRIへの参加
フジ厚生年金基金では、国連環境計画・金融イニシアチブが提唱する「責任投資原(PRI)」に2008年に署名し、投資活動を通じて地球環境や社会によりよい影響を及ぼすことで持続可能な社会の実現に貢献していく。
がん検診受診率アップ企業アクションプラン
「がん検診受診率50%を3年以内に目指す」という厚生労働省の委託事業である国家プロジェクトに参加。早期発見・早期治療による人材損失の回避と、経営基盤の強化を目指し、推進パートナーとして検診受診を促進することで社会貢献に寄与している。
就職支援活動への協力
学生職業総合支援センター等が行っている就職支援活動(講演、指導、育成等)に協力。
裁判員休暇制度の実施
裁判員として従事する期間中、有給休暇を取得できるものとし、裁判員制度への参加を促した。
社員の個人的な社会貢献を支援
社員が個人的社会貢献を行う際、活動内容を会社に申請することで、活動の為の休暇を取りやすくなるよう支援する。
「ワールドミーティング」などによる国際交流
毎月1回「ワールド・ミーティング」と題した駐日大使館員の講演会を社内で実施した他、昨年4月そして今年3月と年に2回「ワールド・ミーティング・パーティー」を開催し、国際交流に寄与した。また、外国からの来訪者(放送、コンテンツ関係者以外を含む)をアテンドし、文化交流に寄与。
UCLAメディア研修
カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)と提携し、国際的な人材育成を目指したメディア研修を企画・運営。人材育成と国際交流に寄与。
大使館に対し社会見学などを実施
駐日の各大使館などから要望があった際、無償でカレンダーを提供する他、リクエストに応じてスタジオなどの社内案内なども実施。
新型インフルエンザ
AED他、普通救命講習を社員が受講
各局社員が積極的にAED講習を受講。 2012年度は社員だけではなく常駐スタッフにも受講資格を広げた。2012年度末現在、156人の社員・スタッフが、東京消防庁の指導の下、心肺蘇生やAED、異物除去、止血法などを学ぶ「普通救命講習」を受講、東京消防庁消防総監の技能認定証(3年間有効)を取得した。
献血
人事局厚生部が主体となり、血液が不足する冬季に日本赤十字社に協力して、社内で献血活動を実施している。
「8月8日フジテレビの日」フリーマーケット
フジサンケイグループ/フジ・メディア・ホールディングスなどを含む他社・他団体と連動した取り組み
美術館サポート
フジサンケイグループの公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団が運営する「彫刻の森美術館」「美ヶ原高原美術館」、また公益財団法人 日本美術協会が運営する「上野の森美術館」を、グループ各社と連動しわが国の芸術文化活動の普及に寄与すべく様々な支援を開館時より行っている。彫刻の森芸術文化財団は美術館運営のほか、文化の国際支援として、国際的な若手音楽家の育成に協力するロン・ティボー国際コンクールを主催する 「ジャック・ティボー財団」などの支援も実施する。
同賞の趣旨に賛同し、賞の創設以来 社を挙げてサポートをしている。「高松宮殿下記念世界文化賞」は、公益財団法人 日本美術協会(総裁 常陸宮殿下)により1988年に創設された。長きにわたり総裁を務められた高松宮殿下の「世界の文化芸術の普及・向上に広く寄与したい」とのご遺志にもとづいて、協会創立100周年を記念して創設された全世界の芸術家を対象にした顕彰制度。
文化芸術の振興こそが人類の平和と繁栄に資することを確信し、国境や民族の壁を超えて、芸術の発展、普及、向上に顕著な貢献をした個人、団体を顕彰する。賞は絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門、各部門年間1名を原則とし、受賞者には金メダルと賞金を授与する。
また、次世代を担う若手芸術家の活動、行動計画を援助し奨励することを目的に1997年「若手芸術家奨励制度」を創設し、若手芸術家を育成援助している団体、または若手芸術家の団体・個人を対象に奨励金を授与している。
音楽関連支援
開局当時よりゆかりのある、「公益財団法人 新日本フィルハーモニー交響楽団」、「財団法人日本フィルハーモニー交響楽団」、また「公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団」をサポーターとして、音楽を通じて豊かな日本社会の実現に寄与すべく支援を続けている。
フジサンケイグループ広告大賞
「フジサンケイグループ広告大賞」は、日本の広告文化の向上と広告界の発展に 寄与する事 を願い、1971年にフジテレビを中心としてフジサンケイグループ各社と創設された。フジテレビでは、フジサンケイグループ各社と協力して賞の運営を行っている。
第一回 日本医師会 赤ひげ大賞
地域で献身的な医療活動に取り組む医師を顕彰する「日本医師会 赤ひげ大賞」
(主催・日本医師会、産経新聞社)が創設され、皇太子さまご臨席のもと3月22日に表彰式が行われた。フジテレビでは、この顕彰制度の趣旨に賛同し、後援するとともにニュース等で報道し、有意義なこの活動をサポートしている。
ニッポン放送 ラジオチャリティミュージックソンへの協力
CSRプロジェクトチームメンバーと経理局員が毎年電話受付の協力を行っている。2012年は、屋外ステージにて街頭募金の呼びかけも行った。
フジ・メディア・ホールディングス/ディノス・セシールによるチャリティセールを開催
FMH経営企画局と協力し関連会社ディノス、セシールの在庫品をチャリティセールとして、フリマで販売。
(売上全額はFNSチャリティキャンペーン事務局を通じて寄付)