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2012年度 社会貢献トピックス

第24回高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式・レセプション 今年も華やかに開催

[2012年11月2日更新分]


世界的に優れた芸術家を顕彰する第24回高松宮殿下記念世界文化賞(主催:公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の授賞式典が、10月23日東京・元赤坂の明治記念館で行われました。

今回は、中国とデンマークが初めて受賞。これで世界24か国、124人の芸術家が世界文化賞の栄誉に輝いたことになります。
若手芸術家奨励制度も16回目を数え、この賞の国際的評価はますます高まってきています。


挨拶する日枝会長
式典の冒頭あいさつに立った日本美術協会・日枝久会長は、
「この世界文化賞の選考作業では、一つの目的にむかって国際間で共同作業をします。そこには対立も抗争も存在しません。人類の共通の言語である文化・芸術が持つ力の偉大さを信じ合っているようにも思われました。世界文化賞は、来年四半世紀、25回の節目を迎えます。国際顧問をはじめとするすべての皆様に感謝するとともに、この賞が世界の人々の相互理解に貢献し、平和をもたらす礎になることを願っています。」と述べました。

今年の受賞者は以下の5人です。

(左から)ヘニング・ラーセンさんの代理トロールズ・トロールゼンさん、森下洋子さん、 フィリップ・グラスさん、
チェッコ・ボナノッテさん、蔡國強さん
 

授賞式典では、常陸宮殿下から受賞者5人に顕彰メダルが授与されました。


音楽部門の受賞者
フィリップ・グラスさん
常陸宮殿下のお言葉の後、受賞者を代表して作曲家のフィリップ・グラスさんが「本当に圧倒されるような光栄を感じております」と感謝の言葉を述べた上で、前日の明治神宮での歓迎夕食会について「まるで過去と未来の遭遇」と語り、「日本に来るたびに素晴らしい驚き、本当に特別なことが起こる」と熱く話していました。


蔡國強さんと北野武さん
式典のあとのカクテルレセプションでは、各界の著名人や文化人、これまでの受賞者などが華やかに集い、受賞者を祝福しました。

そこには絵画部門の受賞者 蔡國強さんの友人である北野武さんの姿も・・・。
現代アーティストの顔も持つ北野さんは、昨春放送のテレビ番組の収録でニューヨークの蔡さんのスタジオを訪れ、火薬の爆発で描く絵画を共同制作して以来の友人だそうです。

日本人バレエダンサーとして初めての受賞、今も第一線で活躍を続けている森下洋子さんも、招待者からお祝いの言葉をかけられ、明るい笑顔で応えていました。

前日の個別記者会見で、「今回の受賞は思ってもみなかったこと。3歳からバレエを始めて61年に及ぶバレエ人生・・・これまでずっとバレエを続けてこられたのは、たくさんの人々が支えてくれたおかげ。感謝の一言です。」と話した森下さん。
「今回の受賞で私は“大きな鏡”をいただいたと思っています。心の中からなにからすべてを映し出す鏡。これに自分を映してもう一度初心にかえって精進したい。私の仕事は夢や希望、ロマンをみなさんに与えること。世界平和のためにこれからも続けていきたいです。」と今後の芸術活動にますます意欲をみせていました。

続いて開かれた祝宴では、文化人、政財界人、各国大使ら約320人が出席し、受賞者の偉大な業績をたたえました。

フジテレビは、フジサンケイグループの一員として、グループとともに世界文化賞創設当時から協力を続けています。

世界文化賞

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