3月31日(日)、開署5周年を迎えた東京湾岸警察署の一日署長に、「湾岸署」にゆかりのある柳葉敏郎さんが就任しました。
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で警察庁長官官房審議官・室井慎次役を演じた柳葉さん。
東京湾岸警察署の署長から一日署長の委嘱状と感謝状を受け取り、4月6日から始まる春の全国交通安全運動の事前イベントとして行われた交通安全パレードに参加しました。制服姿で登場した柳葉さんは、沿道に集まったファンや観光客から「柳葉さん！」「室井さん！」と大きな声援を受けると、敬礼をしてご挨拶。

当日柳葉さんが着用していた制服は、警察官の礼服だそうで、「踊る大捜査線のドラマの中で、警察官の制服を着たことは何度かありましたが、こうした礼服を着るのは初めてで、少し緊張しています。」と15年間続けた『踊る大捜査線』を振り返る様子も印象的でした。
「暖かくなって気持ちが軽くなりがちだけど、交通安全をしっかり守って楽しい毎日を送って欲しい」と沿道に集まったファンに呼びかけました。

パレードに続き、お台場フジテレビ前で開催されたトークイベントでは、柳葉さん自身が、自動車を運転する際に気を付けているエピソードを披露。
「車間距離はしっかり取っています。以前、自分の前を走る大型車の荷台から脚立が降ってきたことがあって、その時も車間距離を取っていたので難を逃れました。」さらに、自転車での交通事故が増えていることに関して、「今、秋田に住んでいますが、都内は心無い自転車の運転をしてる人が気になります。」と実体験を踏まえ、集まったファンや観光客に改めて“交通安全”の意識を持つよう喚起されている姿は、まさに“署長”そのものでした。

文：西原 恵（フジテレビ 映画事業局）