「にゃんこTHE MOVIE5 無料上映会」を福島県東白川郡塙町で開催
[2012年9月6日更新分]
8月18日、「ずっとおうえん。プロジェクト」活動の一環として、福島県東白川郡塙(はなわ)町を訪れました。
『にゃんこ THE MOVIE5』の無料上映会を開催するためです。
今回の上映会は、DVD『にゃんこ THE MOVIE5』(8月15日発売)の発売を機に『めざましテレビ』で無料上映会の募集をしたところ、それをご覧になった塙町教育委員会の方が「ぜひ塙町で!」とお申し込みいただき、実現の運びとなったものです。
この夏はすでに8月上旬に石巻市で無料上映会を開催していますので、これで『にゃんこ THE MOVIE5』の上映会は3回目となります。 (前回の「にゃんこTHE MOVIE5」無料上映会の模様はこちら)
CSR推進室は、2007年から社会貢献の一環としてめざましムービー無料上映会のお手伝いをしています。
塙町は福島県中通りの南端に位置する人口1万人に満たない町で、久慈川が流れ、緑あふれる自然豊かなところ・・・ダリアの産地としても知られています。
塙町公民館は、東日本大震災に伴う原発事故後、約半月間避難所となり、浜通りから避難してきた方たちを80人ほど受け入れたそうです。
会場となった塙町公民館その公民館で行われた今回の無料上映会。
朝方の雨も午後には上がり、ポスターやチラシで宣伝して下さったおかげで夏休み中の子どもたち、おかあさん、おとうさん、おばあちゃん、おじいちゃん約70人が集まってくれました。
次々とスクリーンに登場する愛らしい「にゃんこ」たちに 時折「かわいい~」などと声を上げながら
みんな暑さを忘れて見入っていました。
司会進行は新人の宮澤 智アナウンサー。
CSR活動は初めてでしたが、子どもたちに大人気で、別れ際には一人一人と握手。
塙町は、原発事故の影響は比較的少ないものの、完全に立ち直っていないのが現状です。子どもたちは震災以来、外で体を動かす機会が極端に減ってしまっていたため、少し運動しただけでもケガをしてしまう子どもが多いということです。
また、「他の地域よりも被害は少ないのだから」という遠慮の思いがあり、我慢をし、ストレスをため込んでいる人たちが数多くいるとか。
今回の上映会が、まだ震災の影響が残る福島県塙町の新しいスタートの一助になれれば嬉しいです。
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フジテレビ 宮澤 智アナウンサーからのメッセージ
宮澤 智アナ8月15日にDVDが発売になったばかりの「めざましテレビ」から生まれた「にゃんこ」が主役の映画、『にゃんこ THE MOVIE5』の上映会を行うため、福島県東白川郡塙町に行って来ました。
新人アナウンサーである私にとって初めてのCSR活動。初めての福島県。
不安とワクワクが入り混じる心境のなか、会場である塙町公民館に向かいました。公民館に着いてまずびっくりしたのが、『にゃんこ THE MOVIE5』の立て看板に、ずらっと並べられたポスター!塙町の職員さんのご厚意に、私も緊張している場合ではない!頑張ろう!というパワーをいただきました。
そして緑に囲まれた自然豊かな町では、子どもたちが元気に走り回っていました。
上映会には小さなお子さんから元気いっぱいの小学生、そしておじいちゃんおばあちゃんまで多くのお客さんが来てくれました。
DVDを上映する前に少しだけ、私の自己紹介を含め皆さんとお話をさせていただいたのですが、みなさん福島テレビで「めざましテレビ」を見て下さっているそうです。
上映中も、登場するにゃんこを見てくすくす笑ったり驚いたり、終始楽しそうな雰囲気の会場。
会場の子どもたちと触れ合う宮澤アナ上映会の後は、「映画はどうだった?」「どんなにゃんこが気になった?」とお客さんに聞いてみたり、なんと、「新人アナウンサーに聞きたいこと」というテーマでQ&Aコーナーもやらせていただいたりしました!
小学生のお子さんからは「緊張しないんですか?」や「どうしたら間違えずに話せますか?」など質問をもらい、私も新人なりに一生懸命考え、答えさせてもらいました。
元気いっぱいでいつもニコニコしている子どもたち、暖かい眼差しで接して下さる皆さんと直接触れ合うことが出来て、とても心がほっこりし、元気ももらえた一日でした。
子どもたちと記念写真そしてこのイベントの成功のために尽力して下さった塙町職員の皆さんにもとても感謝しています。もっと成長した姿で、また塙町のみなさまにお会いしたいなと思いました。
ありがとうございました!
文:宮澤 智(フジテレビ アナウンサー)