第36回支援プロジェクト シエラレオネ
 
ユニセフ・シエラレオネ事務所 教員教育プロジェクト ユニセフ、シエラレオネ事務所からの報告
 
保健分野での支援プロジェクトの概要が決定 シエラレオネの概要
 
シエラレオネ共和国を訪問して シエラレオネ共和国 現地取材に同行して
 
シエラレオネ 表と裏の落差 「貧困」を取材する難しさ
 
フォトギャラリー 最終報告書
 
最終報告書  
 
 西アフリカのシエラレオネ共和国は1961年にイギリスの植民地から独立を果たしました。しかし、その後政府内の腐敗や経済の破綻、部族間の争いやクーデターなどにより、政情は不安定で治安が悪化しました。1991年から10年以上にわたり悲惨な内戦が続き、7万5千人が死亡、36万人の難民が発生し周囲の国に逃げ込んだといわれます。
 この内戦で経済や社会的インフラが完全に破壊され、国として機能できなくなりました。その結果、国内の衛生状態が一気に悪くなり、「5歳未満児死亡率」「妊産婦死亡率」が世界最悪、「平均寿命」「乳児死亡率」は少し持ち直しましたが世界ワースト2位という今の状態につながってしまったのです(ユニセフ「世界子ども白書2009」より)。
 2009年度のFNSチャリティキャンペーンの支援国は、このシエラレオネ共和国です。この国では本来ならば失われずにすむ多くの子どもの命が、今この瞬間にも失われつつあるのです。
 皆様の温かい支援を、これまでと変わりませず、この国の子どもたちのためにお寄せいただけるようお願いいたします。