山おんな壁おんな
結婚して下さい!?
夜、青柳恵美(伊東美咲)がマンションに帰ると階段に人影が…。恵美に気付いて真剣な表情で近づく男は井口昌平(西島秀俊)。ちょっとドキドキする恵美に、井口はバラの花束を差し出した。もしかして…嬉しくなる恵美の顔に、花束から大量のワインが放たれる。それは、先日恵美に泥をかけられた井口の仕返し。成功した井口は大喜び。
翌日、出勤した恵美はバッグに付いていたバラの花びらを毬谷まりえ(深田恭子)に発見される。恋でもしているのかと問うまりえに、恵美は慌てて否定。その日の1階フロアには、変化が起きていた。田村剛彦部長(谷原章介)が上海支店に赴任したため、葛沼忠(温水洋一)が部長代理に棚ぼた昇進で浮かれ、ヴェントの売り場には大山遥(小池栄子)の姿がない。大山は、海外ブランド、ベルガリに引き抜かれてヴェント販売員を辞めていた。
そんな午後、恵美たちがランチから売り場に戻ると、ものすごい暑さ。葛沼によるとエアコンの故障で、復旧に時間がかかるらしい。客たちも不満を訴え始める中、恵美と葛沼は対策を相談。葛沼は思いつきで、大きな氷を発注。氷に扇風機の風をあて、フロアに流し始める。恵美は葛沼を褒め、さらに氷を利用したアイデアを提案。氷を運んだ業者に頼み、かち割を作って居合わせた客に配った。まりえも、扇子とうちわを売ることを提案して、一同力を合わせて危機を乗り切った…はずなのだが…。事情を知らない奥園雅之(及川光博)は全てを葛沼のセンスと褒める。葛沼も否定することなく雅之の称賛に大興奮。
しばらくするとエアコンが復旧。恵美たちが協力してくれた氷業者に礼を言う。すると、業者も祭りのようで楽しかったと笑顔で応じ、恵美たちに縁日のチケットをプレゼントしてくれた。まりえは、恵美を縁日に誘ってOKしてもらい、翌日が楽しみに。
さて、雅之に称えられてご機嫌な葛沼は、新たな手柄を求めてフロアを徘徊。バッグ売り場で怪しげな動きをする客を発見。売り場から離れようとする客に声をかけ、万引きを疑う葛沼だが、これがとんでもない勘違い。松永翔子(唐沢美帆)というその客は、数日前に同バッグ売り場で買ったバッグを持っていて、色違いのものを見ていただけだった。恵美たちが飛んできて翔子に謝るのだが、激昂して帰ってしまう。原因を作った葛沼は、事の重大さに気付いていない。改めて恵美に接客態度を咎められると、ただオロオロするばかりの葛沼。
"2度と来ない!"と客、翔子を怒らせたままでは丸越デパートの信用にかかわる。恵美は翔子が買い物をした時のカードから住所をたどり、葛沼と謝罪に向かう。しかし、翔子はインターフォン越しに恵美たちを門前払い。
その頃、大山はベルガリで初出勤。だが、その表情は曇っている。引き抜き時の話では、銀座店店長ということだったが、実際は別の支店に回された。しかも、販売員ではなく、ドアガールをやらされていたのだ。豊かな胸に惹かれた客を店内に誘うだけの惨めな仕事だった。そんな扱いに我慢できる大山のはずがない。すぐさま本社に赴いて…。
翌日、出勤した恵美はバッグに付いていたバラの花びらを毬谷まりえ(深田恭子)に発見される。恋でもしているのかと問うまりえに、恵美は慌てて否定。その日の1階フロアには、変化が起きていた。田村剛彦部長(谷原章介)が上海支店に赴任したため、葛沼忠(温水洋一)が部長代理に棚ぼた昇進で浮かれ、ヴェントの売り場には大山遥(小池栄子)の姿がない。大山は、海外ブランド、ベルガリに引き抜かれてヴェント販売員を辞めていた。
そんな午後、恵美たちがランチから売り場に戻ると、ものすごい暑さ。葛沼によるとエアコンの故障で、復旧に時間がかかるらしい。客たちも不満を訴え始める中、恵美と葛沼は対策を相談。葛沼は思いつきで、大きな氷を発注。氷に扇風機の風をあて、フロアに流し始める。恵美は葛沼を褒め、さらに氷を利用したアイデアを提案。氷を運んだ業者に頼み、かち割を作って居合わせた客に配った。まりえも、扇子とうちわを売ることを提案して、一同力を合わせて危機を乗り切った…はずなのだが…。事情を知らない奥園雅之(及川光博)は全てを葛沼のセンスと褒める。葛沼も否定することなく雅之の称賛に大興奮。
しばらくするとエアコンが復旧。恵美たちが協力してくれた氷業者に礼を言う。すると、業者も祭りのようで楽しかったと笑顔で応じ、恵美たちに縁日のチケットをプレゼントしてくれた。まりえは、恵美を縁日に誘ってOKしてもらい、翌日が楽しみに。
さて、雅之に称えられてご機嫌な葛沼は、新たな手柄を求めてフロアを徘徊。バッグ売り場で怪しげな動きをする客を発見。売り場から離れようとする客に声をかけ、万引きを疑う葛沼だが、これがとんでもない勘違い。松永翔子(唐沢美帆)というその客は、数日前に同バッグ売り場で買ったバッグを持っていて、色違いのものを見ていただけだった。恵美たちが飛んできて翔子に謝るのだが、激昂して帰ってしまう。原因を作った葛沼は、事の重大さに気付いていない。改めて恵美に接客態度を咎められると、ただオロオロするばかりの葛沼。
"2度と来ない!"と客、翔子を怒らせたままでは丸越デパートの信用にかかわる。恵美は翔子が買い物をした時のカードから住所をたどり、葛沼と謝罪に向かう。しかし、翔子はインターフォン越しに恵美たちを門前払い。
その頃、大山はベルガリで初出勤。だが、その表情は曇っている。引き抜き時の話では、銀座店店長ということだったが、実際は別の支店に回された。しかも、販売員ではなく、ドアガールをやらされていたのだ。豊かな胸に惹かれた客を店内に誘うだけの惨めな仕事だった。そんな扱いに我慢できる大山のはずがない。すぐさま本社に赴いて…。