美しい罠
運命の別れ道
恒大に首をしめられ、槐の意識が薄れたとき、恒大が心臓の発作に襲われる。濡れ衣を着せられた槐は、類子を疑う。類子はお互いに愛を感じたいつかの夜の話をして、槐が自首するなら自分も一緒に行く、と祈る想いで語りかけるが…。その夜、槐は澪に自分の部屋へはもう来ないよう頼む。世界中の人を敵に回しても、槐と一緒なら怖くない、と槐の胸に飛び込む澪。槐も澪を抱きしめる。翌朝、類子は岩田に見られているのを承知で、いつもより多く液体をジュースに入れて、わざとそれをこぼす。類子は新しいジュースを槐に恒大の部屋まで運ばせる。そして、もう一つの小瓶を取り出すと…。