美しい罠
向けられた銃口
類子と槐は不破に猟銃を突きつけられ、二人の関係を追及される。とっさに、槐にプロポーズされた、と答える類子。それに対して、高慢な類子をからかっただけだ、と応じる槐。怒った類子は槐の頬を思いっきり引っぱたく。不破は面白がり、息の合った芝居で、二人は窮地を乗り切る。そんなとき、槐はレイから、自分と手を組んで、不破の鼻を明かしてやる気はないか、と誘われ、生臭い計画を打明けられる。翌日、類子は槐に、屋敷の裏手に案内される。地下へ続く階段を下りていくと、そこには怪しげな秘密の小部屋があった。