美しい罠
愛のゲーム
槐の胸に顔をうずめる澪を見て、敬吾が逆上。槐をクビにしようとする。槐に澪との関係を否定させるために賛成する類子。槐は憮然として、澪の目の前で澪への想いをきっぱりと否定する。槐は類子の勝手な行動に、不信感を募らせる。裏切るようなことがあれば、自分は敬吾と組む、と警告する槐。だが類子も槐の澪への想いを疑い、澪をこっそり呼び出すと、槐を愛する覚悟があるかと優しく尋ねる。翌日、東京の類子のマンションへ敬吾が来て、結婚は財産目当てだろう、と脅迫する。槐の指示どおり、類子は遺産相続を放棄する誓約書を書く。ところが、類子はそのマンションに、槐に内緒で澪を呼んでいた。澪は敬吾の浅ましい姿を盗み聞きして…。