第8回 2007年3月6日(火)放送 あらすじ

妻が罰せられる時

 ハジメ(ユースケ・サンタマリア)との別居を決意した陶子(石田ゆり子)は、ひとり息子の力(加藤翼)を連れて家を出る。そのときのハジメと陶子のやりとりを偶然目撃した近所の主婦たちは、興味津々で見つめていた。
 ハジメから別居の報告を受けた轟(沢村一樹)は、いますぐにでも力を取り返しに行くべきだ、と助言した。すると、横でふたりの会話を聞いていた至宝(西村雅彦)が、母親の暴力や育児放棄といった正当な理由がない限り親権は母親に行く可能性が高い、とハジメに告げる。すっかり落ち込んでしまったハジメに、轟は、『現代公論』の特集で妻たちの実態を暴いてリベンジしよう、などと言うと、さっそく部員たちに特集の準備をするよう指示する。馬場(和田正人)や蟻田(宅間孝行)は、ハジメが相談を持ちかけていたQ&Aサイトを紹介して、妻に浮気された相談者の男にもインタビューしよう、などと大張り切りだ。
 その夜、ハジメの家に、酒や食材を抱えた轟がやってくる。ハジメを元気付けようと思って訪ねてきたのだ。ほどなく至宝も現われ、酒宴を始めたハジメたちは、その勢いで繁華街に繰り出す。するとそこに、ホストたちに囲まれて繁華街を練り歩いている至宝の妻・君子(広田レオナ)の姿があった。至宝に傷つけられたことへの仕返しで男遊びをしている、と平然と言ってのける君子。ショックを受けた至宝は、ハジメが相談しているQ&Aサイトに「妻に浮気返しされました。どうしたらいいでしょう?」と書き込む。
 同じころ、陶子は、力を連れて実家に身を寄せる。が、別居の理由が陶子の浮気だと知った父親から勘当を言い渡されてしまう。困り果てた陶子は、不動産屋を訪れて会社近くの部屋を探そうとするが、すぐには適当な物件を見つけることができず、とりあえずウィークリーマンションの契約をする。そのとき陶子は、後輩のミキ(河本麻希)が店の外で物件の張り紙を見ていたことには気付いていなかった。
 一方、Q&Aサイトを見て陶子が家を出たことを知った玉子(ともさかりえ)は、陶子の気持ちがわかる、とハジメに告げる。仕事で認められるよう頑張りながら家事も育児もこなしていた陶子は、ずっと無理をしてきたはずだ、というのだ。ハジメは、自分も家事を手伝った、と反論しようとした。すると玉子は、支えを必要としていた陶子に優しい言葉をかけてあげるだけでも彼女はもっと頑張れたはずだ、とハジメに告げる。
 そんな折、陶子は、『現代公論』最新号で妻の浮気について特集していることを知る。その記事を読み、ハジメが相談していたQ&Aサイトの存在も知った陶子は、自分のことをネットにさらした上に仕事のネタにするとはどういうつもりなのか、とハジメに怒りをぶつけるが…。

キャスト

堂々ハジメ(35) … ユースケ・サンタマリア
三枝陶子(35) … 石田ゆり子
泉 玉子(32) … ともさかりえ
轟 真一郎(36) … 沢村一樹
   ・
春木耀司(42) … 藤井フミヤ
   ・
河野恵介(32) … 鈴木浩介
馬場 敦(23) … 和田正人
堂々 力(6) … 加藤 翼
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至宝君子(43) … 広田レオナ
小町ゆかり(50) … 江波杏子
   ・
至宝 勝(43) … 西村雅彦

スタッフ

■原案
 今週、妻が浮気します
  GoAhead&Co.著

■脚本
 吉田智子

■企画
 中島久美子(フジテレビ)

■プロデュース
 小椋久雄(共同テレビ)

■演出
 城宝秀則(共同テレビ)

■音楽
 佐藤直紀

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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