今週、妻が浮気します
浮気男と正面対決
ハジメ(ユースケ・サンタマリア)は、陶子(石田ゆり子)の浮気相手・春木(藤井フミヤ)と1対1で話し合おうと決意する。ハジメは、今回の一件についていろいろと相談してきたQ&Aサイトに「浮気男と対決します」と書き込んで気持ちを奮い立たせると、春木が勤める会社・羽住商事へと向かった。
羽住商事に着いたハジメは、陶子が勤めているアパレルメーカー『シャレーヌ』が、羽住商事のグループ会社であることを知る。羽住商事は、アパレル関係だけでなく、宇宙開発、金属、化学、食品など、幅広い事業を手がける大企業だった。
ハジメは、春木の所属する繊維事業部の応接室に案内される。が、なんとそこには玉子(ともさかりえ)と馬場(和田正人)の姿があった。玉子たちは、『現代公論』の特集「スケールの大きな男」第2弾のために春木に取材を申し込んでおり、その打ち合わせで羽住商事にきていたのだ。ハジメも、特集の会議のときにその候補者リストを渡されていたが、そこにあった春木の名前を見落としていたらしい。
ほどなく会議室にやってきた春木は、ハジメの姿を見て驚く。が、ハジメも春木も、その場では初対面を装って挨拶を交わした。ハジメは、玉子や馬場の会話から、春木がファッション業界で注目されているプロデューサーであることを知り、驚きを隠せなかった。
編集部に戻ったハジメは、雑誌のイメージに合わない、などと難癖をつけて、春木ではなく他の候補者を取材するよう主張する。しかし、編集長の小町(江波杏子)は、羽住商事が現代公論社の株主でもあることから、春木を大きく取り扱うようハジメに命じた。事情を知る轟(沢村一樹)は、上層部同士で話がまとまる前に手を打った方がいい、とハジメに助言する。ハジメも、春木に連絡して、彼のほうから断らせるつもりでいた。
ところが、ハジメが春木に連絡を取ろうとしていると、ちょうどそこに至宝(西村雅彦)の妻・君子(広田レオナ)がやってくる。君子は、至宝の浮気相手がわかった、というと、いまからその相手のところに乗り込むから付き合え、と無理矢理ハジメを引っ張っていく。小町らと会議中の至宝の元に向かった君子は、そこにいた菜月(吉田智美)をいきなりビンタする。さらに君子は、調査会社からの報告書や証拠写真を突きつけ、至宝と菜月を問い詰めた。至宝は、菜月と浮気していたのはハジメだ、などと言ってその場を切り抜けようとしたが無駄だった。
君子は、浮気された人間の気持ちがわかるのか、と菜月に迫った。立会人にされてしまったハジメは、君子の気持ちが理解出来るだけに複雑な心境だった。すると菜月は、若い方がいいからじゃないか、などと言い放つ。さらに、浮気されるのは、君子にも欠けているものがあるからだ、と平然と言ってのける菜月。その言葉に傷ついた君子は、泣きながら部屋を飛び出してしまう。
帰宅したハジメは、Q&Aサイトを訪れる。すると、「浮気男と対決します」というハジメの書き込みに対し、多くの回答が寄せられていた。その多くは「慰謝料をがっぽりとって報復しろ」「会社の上司にバラして社会的制裁を与えてください」「間男の奥さんにもバラして家庭を崩壊させろ」という意見だった。が、ただひとり、プリンというハンドルネームの意見は、「復讐は臆病者のすること。いまあなたがすべきことは奥様と向き合うことだ」とハジメを諭す。
羽住商事に着いたハジメは、陶子が勤めているアパレルメーカー『シャレーヌ』が、羽住商事のグループ会社であることを知る。羽住商事は、アパレル関係だけでなく、宇宙開発、金属、化学、食品など、幅広い事業を手がける大企業だった。
ハジメは、春木の所属する繊維事業部の応接室に案内される。が、なんとそこには玉子(ともさかりえ)と馬場(和田正人)の姿があった。玉子たちは、『現代公論』の特集「スケールの大きな男」第2弾のために春木に取材を申し込んでおり、その打ち合わせで羽住商事にきていたのだ。ハジメも、特集の会議のときにその候補者リストを渡されていたが、そこにあった春木の名前を見落としていたらしい。
ほどなく会議室にやってきた春木は、ハジメの姿を見て驚く。が、ハジメも春木も、その場では初対面を装って挨拶を交わした。ハジメは、玉子や馬場の会話から、春木がファッション業界で注目されているプロデューサーであることを知り、驚きを隠せなかった。
編集部に戻ったハジメは、雑誌のイメージに合わない、などと難癖をつけて、春木ではなく他の候補者を取材するよう主張する。しかし、編集長の小町(江波杏子)は、羽住商事が現代公論社の株主でもあることから、春木を大きく取り扱うようハジメに命じた。事情を知る轟(沢村一樹)は、上層部同士で話がまとまる前に手を打った方がいい、とハジメに助言する。ハジメも、春木に連絡して、彼のほうから断らせるつもりでいた。
ところが、ハジメが春木に連絡を取ろうとしていると、ちょうどそこに至宝(西村雅彦)の妻・君子(広田レオナ)がやってくる。君子は、至宝の浮気相手がわかった、というと、いまからその相手のところに乗り込むから付き合え、と無理矢理ハジメを引っ張っていく。小町らと会議中の至宝の元に向かった君子は、そこにいた菜月(吉田智美)をいきなりビンタする。さらに君子は、調査会社からの報告書や証拠写真を突きつけ、至宝と菜月を問い詰めた。至宝は、菜月と浮気していたのはハジメだ、などと言ってその場を切り抜けようとしたが無駄だった。
君子は、浮気された人間の気持ちがわかるのか、と菜月に迫った。立会人にされてしまったハジメは、君子の気持ちが理解出来るだけに複雑な心境だった。すると菜月は、若い方がいいからじゃないか、などと言い放つ。さらに、浮気されるのは、君子にも欠けているものがあるからだ、と平然と言ってのける菜月。その言葉に傷ついた君子は、泣きながら部屋を飛び出してしまう。
帰宅したハジメは、Q&Aサイトを訪れる。すると、「浮気男と対決します」というハジメの書き込みに対し、多くの回答が寄せられていた。その多くは「慰謝料をがっぽりとって報復しろ」「会社の上司にバラして社会的制裁を与えてください」「間男の奥さんにもバラして家庭を崩壊させろ」という意見だった。が、ただひとり、プリンというハンドルネームの意見は、「復讐は臆病者のすること。いまあなたがすべきことは奥様と向き合うことだ」とハジメを諭す。