離婚弁護士
#4 16才と18才の離婚
貴子(天海祐希)に半人前扱いされ、カフェでふてくされていた大介(玉山鉄二)は、その店で亜希子(キムラ緑子)という女性と知り合う。亜希子は、18歳になる息子・雅人(斉藤祥太)のことで悩んでいるのだという。夫を早くに亡くした亜希子は、女手ひとつでひとり息子の雅人を育てていた。が、その雅人は高校も中退してしまった上、アルバイト先で知り合った16歳の少女・夏樹(邑野未亜)と結婚すると言いだしたのだという。
調子よく亜希子の相談に乗ってしまった大介は、柳田(佐々木蔵之介)から「未成年者の結婚には親の同意が必要」という情報を仕入れると、それをそのまま亜希子に伝え、彼女を安心させた。
同じころ、雅人と夏樹は、役所に婚姻届を出していた。雅人は、亜希子に内緒で婚姻届に同意の署名と捺印をしていたのだ。雅人から結婚の報告を受けた亜希子は、慌てて大介に連絡を取った。事情を知った大介は、偽造した書類は無効だと自信満々で答える。が、柳田によれば、本人たちに結婚の意思があれば、一度受理された婚姻届は有効なのだという。必要な手続きをふんでいる以上、受理した役所側に過失があるわけでもないため、もしこの結婚を白紙に戻したいのなら、離婚届を出すしかなかった。
そんな中、またもや大介を窮地に追い込む事件が起きた。結婚のことで亜希子に責められ、家を飛び出した雅人が、不動産屋に勧められるままに、格安マンションの購入を決めてしまったのだ。最初、夏樹は、亜希子に結婚を反対されたこともあってこの話には慎重だった。不動産屋の原田(相島一之)に警戒心を抱いたのもその一因だった。しかし雅人は、夏樹の言葉に耳を貸さず、強引に話を進めてしまったのだ。
亜希子からその知らせを受けた大介は、またもや柳田から情報を得ようとした。すると、未成年者の場合は、不動産契約のような法律行為は出来ないという。それを聞いてホッと胸をなで下ろした大介は、すぐさま亜希子に連絡を取った。
ところが、出来ないはずの契約が成立し、雅人は引っ越しをしてしまう。亜希子の怒りを買った大介は、責任を持って契約を取り消してくる、と原田のもとに向かうが…。
調子よく亜希子の相談に乗ってしまった大介は、柳田(佐々木蔵之介)から「未成年者の結婚には親の同意が必要」という情報を仕入れると、それをそのまま亜希子に伝え、彼女を安心させた。
同じころ、雅人と夏樹は、役所に婚姻届を出していた。雅人は、亜希子に内緒で婚姻届に同意の署名と捺印をしていたのだ。雅人から結婚の報告を受けた亜希子は、慌てて大介に連絡を取った。事情を知った大介は、偽造した書類は無効だと自信満々で答える。が、柳田によれば、本人たちに結婚の意思があれば、一度受理された婚姻届は有効なのだという。必要な手続きをふんでいる以上、受理した役所側に過失があるわけでもないため、もしこの結婚を白紙に戻したいのなら、離婚届を出すしかなかった。
そんな中、またもや大介を窮地に追い込む事件が起きた。結婚のことで亜希子に責められ、家を飛び出した雅人が、不動産屋に勧められるままに、格安マンションの購入を決めてしまったのだ。最初、夏樹は、亜希子に結婚を反対されたこともあってこの話には慎重だった。不動産屋の原田(相島一之)に警戒心を抱いたのもその一因だった。しかし雅人は、夏樹の言葉に耳を貸さず、強引に話を進めてしまったのだ。
亜希子からその知らせを受けた大介は、またもや柳田から情報を得ようとした。すると、未成年者の場合は、不動産契約のような法律行為は出来ないという。それを聞いてホッと胸をなで下ろした大介は、すぐさま亜希子に連絡を取った。
ところが、出来ないはずの契約が成立し、雅人は引っ越しをしてしまう。亜希子の怒りを買った大介は、責任を持って契約を取り消してくる、と原田のもとに向かうが…。