第5回 2008年5月6日(火)放送 あらすじ

傷ついた彼女

 正午(堺正章)に龍彦(徳井義実)が出て行ったことを話してスッキリしたかえで(夏川結衣)は、龍彦が正午を頼って行っても、会いたくなってしまうから自分には教えないでほしいと告げる。そして自分は失恋すると、新しい恋ではなく仕事で頑張るタイプなのだと笑顔を見せる。
 正午がマンションに帰ってくると、部屋の前にはかえでの予想通り龍彦がいたが、なぜか光代(夏木マリ)と酒盛りをしていた。龍彦を叱ろうとする正午だが、光代に「黙って出て行ったり、謝りもしないのはあなたと似ている」と言われ何も言えなくなってしまう。光代は朝子(小嶋陽菜)のことは伏せ、知り合いがオーディションを受けたら優遇してくれるのかと聞くが、正午はコネは嫌いだと言い切る。結局、正午は龍彦を家に置くことになり、龍彦は自分には小説の才能が無いと結論が出るのが怖くなったと、逃げ出した理由を打ち明ける。
 翌日、正午の会社にドラマのプロデューサーが訪ねてきた。BSのドラマに低予算で出てくれるいい女優はいないかと聞かれた正午は、あることを思いつく。その後、いつものように再現ドラマに出演していたかえでと律子(鈴木砂羽)のもとにオーディションの話が舞い込んだ。真剣な思いでオーディションに臨んだかえでと律子は、2人そろって見事に合格。歓喜の祝杯を挙げながら、かえでは忙しくなると男は邪魔だから、龍彦が出て行ってくれてよかったかもしれないと前向きに話す。
 そんなある日、正午はケンちゃん(ムッシュかまやつ)の店に龍彦を連れて行く。酒を飲んでいるとかえでから電話があり、正午は龍彦には行き先を告げずに1人で店を出る。かえでと律子と合流した正午は、2人が心底楽しそうにドラマの撮影に臨んでいることを知り、嬉しく思う。
 その頃、光代と圭介(尾美としのり)は、朝子が正午に会いたいのではないかと悩んでいた。そんな悩みを断ち切るように、圭介はオーディション対策グッズを買い込んで来るが、オーディションを受けることがばれた朝子は複雑な気持ちになる。
 ドラマの撮影が進み、充実した時を過ごしていたある日、かえではプロデューサーから正午によろしく伝えてほしいと言われる。さらに事務所の社長から、この仕事が正午の推薦で決まったと聞かされたかえでは愕然となる。そしてかえでは、ある決意を持って正午の会社を訪ねていく。

キャスト

立木正午 … 堺 正章
長野かえで … 夏川結衣
東海林龍彦 … 徳井義実(チュートリアル)
門田祥子 … 青木さやか
矢代文平 … 田中 圭
水田一郎 … 福田充徳(チュートリアル)
田代和也 … 永田 彬(RUN&GUN)
姫野まどか … スザンヌ
小川朝子 … 小嶋陽菜
      ●
ケンちゃん … ムッシュかまやつ(友情出演)
      ●
小川圭介 … 尾美としのり
久保律子 … 鈴木砂羽
小川光代 … 夏木マリ

スタッフ

■脚本
 岡田惠和

■演出
 小松隆志

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 浅井千瑞(MMJ)

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